「一人で10体ぐらい倒せればいけるか…?」
マルス理論とは、祖国アリティアを解放しアカネイア大陸を戦乱から救った英雄王が、世界の危機を目の当たりにした際に提唱した理論である。
またの名を「マルス算」との呼び名もある。これは同じFEシリーズネタの「シグルド算」に則った表現であり、その由来はシグルドの記事を参照。
一人で概要10行ぐらい書けばいけるか…?
2018年11月1日に配信された「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL Direct」において公開された映像「灯火の星」が初出。
空一面に浮かぶ夥しい数のマスターハンドと相対する総勢70体を超えるファイターたち。
その中で交わされた会話が以下の通り。
マルス「一人で10体ぐらい倒せればいけるか…?」
ゼルダ「ここまで来たら、やるしかないでしょう」
グリリバボイスで言い放たれたあまりにも突拍子もない発言に多くの視聴者が面喰らったが、直後に始まった謎の存在の猛攻により、ファイター達とこの世界は消滅してしまうという更なる衝撃に見舞われる…。
補足
初見では「お前は何を言っているんだ」と言いたくなるが、ファイアーエムブレムにおいて敵軍が自軍より圧倒的多数いるという状況はありふれており(10倍ともなるとかなり限られた状況ではあるが)、そんな中で原則として味方に死者を出さないようにプレイするというゲームである。
一度は祖国を失って落ち延び、後には反逆者の汚名を着せられ、手勢を率いて二度も大帝国と戦ってきた経験を持つマルスもまた同様であり、「自軍の10倍以上の敵と対峙する」というのはゲーム上不可能な話ではない。
FE原作のように誰かが指揮を執っているわけではないので原作のように戦略や地形効果などを生かせるかと問われればやや難しそうではあるが、オグマやナバール、ゴンザレス、聖戦や覚醒の子世代など原作でもそれに近いことが可能なキャラクターはいくらかは存在している。
そして、この場に集ったファイターたちは(一部に一般市民やら村民やら犬と鴨やらが紛れているが)一人一人が歴戦の勇士であり、国や世界、さらには宇宙や別次元の危機を救った者も数多く、そんな彼らの実力をよく知っていればいくら相手がボス敵の群れと言えど「一人で10体は倒せる」という発想に至るのは決しておかしなことでもないだろう。(ゼルダの「ここまで来たら~」の発言から、ファイターたちはこれより以前から戦いを続けており、彼らの間で確固たる信頼が築かれる程度の時間は経過しているものと思われる)。
あるいは単に『ファイアーエムブレム無双』の世界に慣れきってしまった説もある。
それ以前の問題として、最終決戦を行うのが前提となっており(撤退する等のほかの選択肢がない)実際にできるかどうかは問題ではなくやるしかないため、ただ単に冷静に状況を分析しているだけと見ることもできる。
それはそれとしてこのこのぶっとんだ理論(厳密には理論とは違う気がするがこまけぇこたぁいいんだよ!)はスマブラダイレクトの視聴者に大いに受け、「一人で○○すればいけるか…?」というマルス理論を応用する者も現れている。(例:「一日で10ページぐらい描ければいけるか…?」)
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