マルセイバターサンドとは、北海道帯広市に本社・本店を置く六花亭が製造・販売する菓子である。
概要
元々は札幌千秋庵の暖簾分け店として帯広千秋庵を名乗っていた六花亭が、色々あって1977年に千秋庵の暖簾を返上して現在の屋号に変更することになったのだが、その記念として販売を始めたのがこのマルセイバターサンドである。
六花亭特製のビスケット[1]で、ホワイトチョコレート、レーズン、そして北海道生乳100%のバターを合わせたクリームをサンドした菓子である。その人気は六花亭の売上の約4割にも達するほどであり、今や石屋製菓の白い恋人などと並び北海道を代表する銘菓として認知されている。近年同じ十勝の菓子メーカー柳月が製造・販売する三方六がじわじわと知名度と人気を上げており、若干食われ気味ではあるが…
六花亭の店舗はもちろんのこと、新千歳空港内の土産物店などでも購入が可能。それどころか、道外でも百貨店の北海道物産展などで高確率で目にすることができ、いかに北海道銘菓としての認知度が高いかが窺い知れる。
マルセイバターサンドという商品名は、十勝開拓の祖である晩成社が十勝で最初に作ったバター「マルセイバタ」にちなんだもので、パッケージもこれを模したものが使われるなど、今日の十勝の礎を築いた晩成社およびそれを率いた依田勉三へのリスペクトを感じさせるものとなっている。
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関連項目
脚注
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