マルタタイガーとは、青いトラである。アモイトラの変種とされているが、詳しいことは分かっていない。
概要
インターネットで画像を検索すると、ものすごく青い色をしたトラの画像が出てくるが、これは白黒の写真に後から色付けをしたものである。基本的に発見され時代にカラーの写真はないので、画像として挙げられているのは全て想像上の配色や色合いである。青にも見える灰色(灰青色)の毛皮と濃いグレーの縞模様を持ったトラだと言われているが、目撃例によれば「濃い青色」をしていたとも伝えられている。発見記録はとても少なく、実在したのかすら疑わしいという意見もある。
およそ100年前の目撃例があるだけで、現在でも確認はされていない。いわば、日本におけるツチノコのように、未確認生物の扱いに近いトラなのである。そもそも、アモイトラ自体絶滅危惧種で、現在ではおよそ100頭近くしか生息していないとされている。
ネコ科動物の体毛の変種、いわゆるブラックジャガーやホワイトライオンなどは、遺伝子に体毛の色の情報があり、それが強く発現した個体で、ホワイトライオンなどの白変種は獲物に発見されやすいために野生下ではとても数が少ない。こうしたことを考えると、仮に昔はいたとしても、現在まで残っているとはかなり考えにくい。仮にアモイトラに青色の体毛を発現する遺伝子があったとしても、それが発現するかどうかは別問題で、現存している個体に残っているかどうかも分からない。そもそも、発現したとしても可能性が低いのであれば、現存するアモイトラの数が圧倒的に少ないため、単純に現存個体にはいないということも可能性としてはある。
なお、黄金の毛を持つゴールデンタビータイガーというトラもいるが、こちらはベンガルトラの変種で、ちゃんと実在している。とはいえ、世界でも数十頭程度しかいない。
実在するかどうか現状では不明なので、この記事ではあくまで未確認生物(UMA)という扱いということにしておく。
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関連項目
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