もしかして → テレビドラマ「マルモのおきて」の主人公の呼称。
マルモとは、ドラゴンクエストモンスターズ+のラスボス候補兼ヒロイン候補である。
概要
りゅうおうとの戦闘から幾らかの月日が経ち、仲間になったモンスターとの旅を通して、モンスターマスターとして成長したクリオが、とある氷結世界に迷い込んだ際に出会った少女。口癖は「五月蝿い」。
魔導において非常に高い資質を持つ賢者であると同時に、のろいのランプ・ばくだんいわ・メタルドラゴンといったモンスターを餌の提供やバトルを一切行うことなく懐かせるという、モンスターマスターとして破格の才能も併せ持つ、末恐ろしい娘である。
しかし、幼い頃から開花していた魔導の才能を、人前で隠さないまま過ごしたため、それを恐れた育ての親から酷な言葉を浴びせられ、そのことがきっかけで心を閉ざしたまま成長してしまう。
もっとも、理解者や友人に恵まれなかった訳ではなく、自分の境遇や内面などを理由に酷な言動をとるでもなく、才能に対して僻むでもなく、あくまで教え子や修行仲間として接した者もいた。マルモも、その者たちと過ごしてからは表情こそあまり変わらなかったが、心を開きかけた事もあった。だが、ある出来事の際、自身の才能のせいで仲間の心を傷つけたと思ってしまい、自ら師と修行仲間のもとをはなれ、心を再び閉ざしたまま人間と関わるのを避けるようになってしまった。
そのため、基本的に無表情で、自分の傍らにいるモンスターを名前で呼ぶことすらない。他のモンスターマスターとの交戦や接触の機会もなかったのか、モンスターマスターとしての基本的な知識はなく、自身が前線に出て戦うことも厭わない。
子供とはいえ、男に裸を見られても微塵も動揺する気配を見せないほどの無表情ぶりだが、まったく感情がないという訳でもないらしく、クリオとの交戦前に一度、可愛らしい笑顔を見せたほか、クリオのバカっぽい発言にペースを乱された時などには、口をぎゅっと結んで怒りの表情を見せている。
↓ネタバレ注意
ハーゴン、シドー亡き後の世界の主としてハーゴンの神殿を根城にし、周囲を吹雪の絶えない場所にしてしまったうえで、静かにくすぶっていた所をクリオたちや謎の剣士と遭遇。 野心家なひとつめピエロ・ピューロの邪配合によって復活したバズズと共に交戦することになるが、マルモを守っていたモンスターたちは"マルモを救ってほしい"と言う一心からクリオたちに牙をむかず、協力する。
一方、クリオと直接交戦せず、剣士の方と戦っていたバズズは敵側の増援によって多大なダメージを受け、暴走。自身の回復と強化を図るため、マルモを吸収しようとするが、そこでマルモのモンスターたちがマルモを護るべく立ち上がる。呪文による強化を行ったうえで邪配合モンスターと激しい戦闘を行ったマルモのモンスターたちは、マルモをクリオに託して邪配合モンスターと自爆。
クリオの提案で、一度タイジュを訪れてモンスターを生き返らせようとするも、モンスターたちに名前をつけていなかったために、タイジュの人たちでも生き返らせることができないことが判明。
自身が心を閉ざし、名前で呼ぼうとしなかった過ちを悔い、悲しみに暮れていたが、同時に新たなるタマゴとの出会い・クリオやタイジュの人物たちの言葉を機に立ち直ることになる。 そして、タマゴに自分を救ってくれた恩人の名前である「クリオ」と名付け再び旅だっていった。
旅立った後の動向を主人公は手紙などで伝えられてないらしく、気がかりにしていたようだったが、本編の終盤ではタマゴの姿のままついてくる仲間に素敵な表情を見せながら、元気に旅を続ける様子が見られる。
連れている仲間
- のろいのランプ
かつて古くなって持ち主に捨てられたランプ。一見ニタニタと笑みを浮かべているようだが、マスター同様表情の変化が少ないだけで、クリオが仲間と漫才のようなやりとりをしていたときは、笑みのように見える表情のまま、戸惑いの汗を流していた。 - ばくだんいわ
とても小さい体の頃、雨ざらしになっていたところを拾われる。むやみに爆発しない、おとなしいやつ。 - メタルドラゴン
無愛想で職人気質の男が丹精を込めて作成した機械仕掛けのドラゴン。町を魔物の襲撃からまもるため作られ、名前こそ与えられなかったものの、不器用ながら良い父親から深い愛情を注がれた模様。
その後、ライオネックをはじめとする魔物を睨み殺しで追い返す形で、町の平穏をひたすら守っていた。
だが、その成果は町の人に知られず、いつしか町の遺品のように忘れ去られたため、マルモに呼び掛けられるまで、じっとしていた。 - 謎のタマゴ/クリオ
タイジュで出会った、新たな仲間。ワンダーエッグのようなモンスターの可能性もあるが、詳細は不明。
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関連項目
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