マンフレート・マーガスとは、キャプテン翼の登場人物である。
概要
ジュニアユース編
西ドイツ代表選手。
クラブチームではブレーメンに所属。フランツ・シェスターとコンビを組む。
本戦開始前の練習試合で全日本を迎え撃ち、翼・岬・若林・若島津が不在の全日本を圧倒、前半だけで3点のリードを奪い、後半では次の試合に向けて体力温存のためベンチに下がってしまう。この舐めた態度に激昂した全日本は2点をあげて食い下がるが、結局3-2でブレーメンの勝利となってしまった。
本戦に入るとシュナイダーとツートップを組む。長身とジャンプ力を活かした空中戦で持ち味を見せるが、シュナイダーですらなかなか得点できない若林が相手では得点できる機会は無く、次藤ともつれ合ってボールが良く見えなくなった時のシュナイダーの台詞「ダンケシェーン マーガス!」が一番目立った場面だった。若林が西ドイツの選手の長所と弱点を研究したメモに「長身ゆえ足元不安定」とあるのだが、それはサッカー選手としていかがなものだろうか。バスケに行った方が良かったりして……。
ワールドユース編以降
ブレーメンのプロチームに昇格。シェスター、ビクトリーノと共に若林に立ち向かうが、得点はできなかった。
オリンピックでもドイツ代表として出場するが、若林のメモの「長身ゆえ足元不安定」という話がまだ残っていたのか葵にスライディングで股をくぐられるという失態を犯す。今の連載展開では、これがマーガスの最後のプレーになるかも知れない……。
テクモ版
初代から名前付き選手として登場。ヘディングが得意という個性は、ダイビングヘッドを使えるところで表現されている。
『2』では必殺ヘディングの使い手として現実離れした破壊力を見せるサトルステギが登場し、普通のヘディングしか使えないマーガスは「名前付きの凡人」になってしまった。もともとそうではあったが。
さらに西ドイツにはシュナイダーに次ぐ第二の得点源、必殺シュート「サイドワインダー」を使うカペロマンが加入。ますますチーム内で影が薄くなる。
ドイツがラスボスチームとなった『3』では、彼も必殺ヘディング「ブラストヘッド」を習得。
ところがドイツ最大の見せ場であるシュナイダーの大演説で一人だけ忘れられるという謎の不遇を体験。
新必殺技を習得しているのだから、どこかで特訓を重ねていたのは間違いないはずだが、事前に日本の選手と戦わなかったので話題から外されてしまったのだろうか……。
『4』ではプロ入りするが、ドイツチームにはさらにMFながら攻撃力の高い殺人シューター・ポブルセンと雨天時に覚醒するラスボス・フライハイトが加入。さらに影が薄くなる。
『5』ではブラストヘッドを失い、再び凡人に戻った。一応ジャンプとヘッドの能力は高くヘディングは優秀だが、それをやるならシュナイダーにオーバーヘッドキックをやらせた方が強い。
前述のテクモ版加入選手は姿を消したが、今度は控えに様々な必殺シュートを使いこなすベテラン・ミッターマイヤーがおり、どう見てもマーガスより強い。
あと「長身ゆえ足元不安定」のメモがまだ生きていたのかドイツチームで唯一グラウンドの数値が低い。細かい事まで良く覚えてるなテクモのスタッフ……。
関連項目
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