マーシャル諸島共和国(Republic of the Marshall Islands)、通称マーシャル諸島とはマーシャル諸島全域を領土とする太平洋上の島国である。
基礎データ
概要
1528年、スペイン人により発見され、スペインによる領土宣言がなされるも実質的な統治は行われなかった。1885年にドイツの保護領となり、第一次大戦におけるドイツの敗戦により日本領になるも第二次世界大戦終結とともにアメリカが統治。その後、アメリカの核実験が67回繰り返された。1986年に独立。1991年、国連に加盟。
日付変更線のすぐ西側の広大な海域に5つの主だった島と小さな島が連なる29の岩礁があり、合わせて1200以上もの島が存在する。ビキニ岩礁やエヌタック岩礁は核実験が行われた場所として有名。
美しく輪を描く岩礁郡から“太平洋の真珠の首飾り”の異名を持つ。
第一次世界大戦後から第二次世界大戦終結まで日本が統治していた影響で日本語由来の言葉が多く残っている。
かつて乳児の死亡率が極めて高かったため、1歳の誕生日を盛大に祝う風習がある。
気候変動によって運命を左右されており、地球温暖化による海面上昇が進行すれば沈んで無くなると言われている。
特にキリ島は2015年に以来、浸水が進み、22世紀には人が居住不可能になると見られている。このためどんどん人口が減少し、空き家だらけになっている。
関連動画
関連静画
関連項目
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