「オマハ級のマーブルヘッドですよー。かの大戦でまあ、あっちこっち行ったりしたんですよー。まあ、お互い気楽にやりましょうよー。」
マーブルヘッド(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第二次世界大戦時のアメリカ海軍に所属したオマハ級軽巡洋艦9番艦CL-12〈USS Marblehead〉をモチーフにしたキャラクター(KAN-SEN)である。
ちょりーす。マーブルヘッドですよー。あなたが指揮官ですか?あは☆イケてる感じです。いひひ、仲良くやりましょー
KAN-SEN名 | |
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マーブルヘッド USS Marblehead CL-12 |
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基本情報 | |
所属 | ユニオン |
艦種 | 軽巡洋艦 |
レアリティ | R |
CV | 武田羅梨沙多胡 |
イラスト | 銀SilveRoid |
艦歴 | |
国籍 | アメリカ |
出身地 | ペンシルベニア州 フィラデルフィア市 |
造船所 | ウィリアム・クランプ・アンド・サンズ造船所 |
艦級 | オマハ級軽巡洋艦9番艦 |
進水日 | 1923年10月9日 |
就役 | 1924年-1945年(アメリカ軍) |
最期 | 1946年2月27日(解体) |
備考 | |
ユニオン所属、オマハ級の一隻。 派手な外見とちょいと能天気な言動とは裏腹に、地頭が良く努力を怠らない。 「能あるギャルは地味さを隠す」なりの、彼女の世界観(?)が理由かもしれない。
アズールレーンの世界におけるアメリカに当たるユニオン所属。レアリティはR。イラストは銀SilveRoid。CVは武田羅梨沙多胡。
2020年3月26日開始のイベント『闇靄払う銀翼』にて先行実装された。獲得方法としては期間限定建造であり、レアリティRなので5%と比較的高めの確率で出現してくれるが、それでも出ない指揮官にはとことん出ない現象が起こる。決してムキにならず、資金とキューブの残量を考えながら狙うべし、である。
上官と部下だなんてマジメすぎてつまんなくありません?えへへ、仲良くやりましょうよー
金髪碧眼のパリピで派手なギャル少女。その言動はお気楽極楽というか、一見あまり深く考えずに生きているかのようだ。
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しかし、付き合ってみるとまあびっくり、実に真面目な性根の娘なのである。要するにJKデビューにあたってイメチェンをしたというところか。でも、過去の地味な自分が嫌いなわけではなく、その姿の写真をいつもぶら下げていたりする。この地味っ子からギャルへの転身は、下記の史実での「大きな損傷の後、大規模修繕を受けて復帰した」という経歴からきたもののようだ。
公式絵師のツイートにより、コスチュームデザインが公開されているが、地味スタイル時代のラフもしっかりあったりする。
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実装と同時にスポーツ着せ替え「ボクシングギャル」が販売されている。
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他の娘が野球とかテニスに走る中、ボクシングにあえて取り組むあたり、このマーブルヘッドの真面目さがにじみ出ている。この引き締まったボディに魅せられた指揮官はショップにいらっしゃいにゃ。
余談ながら、2020年4月1日のエイプリルフールに際しては、マーブルヘッドの地味スタイルによるウェデイングドレス姿が公式絵師によってアップされた。残念ながらあくまでもこれはエイプリルフール企画。将来的にケッコン衣装として実装される見込みはないとのことである。
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てきとーにやりますよー
快速装填
20秒毎30.0%(最大レベルで60.0%)で発動。10秒間自身の装填が20.0%(最大レベルで40.0%)アップ
能力的には、レアリティR。しかも、主砲+魚雷という構成のオマハ級軽巡洋艦だけに特筆すべきものはない。砲撃力よりは魚雷のほうが主力のダメージソースとなるが、駆逐艦ほど機動力がないのが泣き所。
スキルも汎用的な「快速装填」となっている。これは、リッチモンドを除くオマハ級の共通仕様だ。
高難度海域で力を発揮させるには、装備を充実させた上で指揮官自ら手動戦闘してあげたいところ。
ぶら下がってるこの写真のこと?あ、この地味っ子があたしですよーそんなことよりぃ、遊びに行きましょうよ~
オマハ級軽巡洋艦9番艦「マーブルヘッド」はマサチューセッツ州マーブルヘッド市にちなんで命名された。この名前の艦としては3代目にあたる。
1920年8月4日起工、1923年10月9日進水、1924年9月8日就役した。
就役した頃はいわゆる2つの世界大戦を挟む戦間期。目まぐるしく動く社会情勢の中、本来は偵察任務などを主目的とする艦であるオマハ級軽巡洋艦は、世界中で砲艦外交の切り札として駆け回ることになる。
「マーブルヘッド」も、ニカラグアの政治的統一を図る活動の支援を行ったり、中国での国民党と共産党のいわゆる中共内戦において、アメリカなどの諸外国の租界(外国人居留地)における権益保護の示威行動をおこなったりした。
1938年になると、日米間の緊張が高まり、「マーブルヘッド」はアジア艦隊に配備されてフィリピンを本拠とし、極東の各地を警戒して回ることになる。
1941年12月、いよいよ太平洋戦争が開戦。インドネシアのタラカン島にいた「マーブルヘッド」は数少ない連合軍の対日戦闘に即応できる戦力として、日本軍の輸送船団を攻撃する体勢を取ることになった。
年が明けてボルネオ島のパリクパパンを攻略しようとした日本軍に対し、連合軍はブルックリン級軽巡洋艦「ボイシ」と共に駆逐艦を率いて急行したが、「ボイシ」は座礁事故を起こし、「マーブルヘッド」も深刻な機関不調によって戦闘に参加できなかった。ちなみに、残った駆逐艦たちだけで日本軍の船団に大打撃を与える戦果を上げて海戦そのものは連合軍の大勝利に終わったのであるが。
その後、「マーブルヘッド」は新たな日本船団を攻撃すべくマカッサル海峡に向かう。だが、この時日本軍側の索敵機に発見されてしまい、陸上攻撃機による爆撃を受けることになる。これがジャワ沖海戦である。
「マーブルヘッド」は3機の陸攻によって2発の命中弾と4発の至近弾をくらってしまい、特に艦尾に受けた直撃弾が深刻なダメージをもたらした。操舵室が破壊されてしまい、舵が動かなくなってしまったのだ。
どうにか舵を固定してスクリューの加減で操縦できるようにはなったものの、とても最大戦力を発揮することはできないため、「マーブルヘッド」は工廠設備で本格修理を受ける必要があった。ところが手近に設備がなかったため、なんとスリランカのトリンコマリーを経由しての南アフリカで大規模修繕し、さらに米本土のニューヨーク市ブルックリン海軍工廠まで向かうという1万4000キロにも及ぶ長旅をしなければならなくなった。
なお、この時の戦訓と、真珠湾攻撃時の姉妹艦「ローリー」が受けた被害などから、米海軍はオマハ級は最前線での戦闘に耐えられないと判断され、これ以降はもっぱら後方での哨戒、船団護衛や上陸作戦時の支援任務に回されることになる。これが幸いだったのか、オマハ級は一隻も欠けることなく終戦を迎えている。
戦線に復帰した「マーブルヘッド」は南大西洋、北大西洋、地中海を転戦し、船団護衛や上陸支援に従事することになる。そのまま1945年に戦争は終わり、本国に戻った彼女は秋には退役、翌年にはスクラップとして売却されて姿を消した。
余談であるが、「マーブルヘッド」が戦線を離脱して長旅をしていた頃、日本海軍の重巡洋艦「高雄」と「愛宕」が「マーブルヘッド」を撃沈したとという報告がされた。だが、これは誤認であり、実際に撃沈されたのはクレムソン級駆逐艦「ピルスバリ―」であった。同艦はオマハ級軽巡洋艦と同じ4本煙突のシルエットであり、日本軍側が見間違えたものである。
新しい関連動画でしょうか…あ、見なかったことにしましょうー
はい!指揮官、笑って笑って~記念に関連静画撮るっすよ~
関連項目の分析、し、しっかりやりませんと……な、なんでもないっすよ!
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