マーベラスとは、
- 株式会社マーベラス (Marvelous Inc.) …音楽・映像・ゲームソフトの企画・制作・販売、および劇場演芸の興行等を行う企業。本記事で記載。
- 漫画「キン肉マン」に登場するキャラクター → マーベラス(キン肉マン)
- もしかして → マーヴェラス
概要
元はセガの関連会社であったが、色々あった末に経営陣を総替えして独立した。会社名は2011年9月30日までは「マーベラスエンターテイメント」だったが、同年10月1日にAQインタラクティブとライブウェアを吸収して「マーベラスAQL」に変更、2014年には「マーベラス」になっている。
主に既存の作品のゲーム化やアニメ化に際しての発売元となることが多く、またこれらを自社で企画し、外部で開発させた作品も多い。また前述のように劇場演芸の興行等も行っており、テニミュを主催したのもマーベラスAQL(とネルケプランニング)である。
ゲーム会社としては、マーベラス社はあくまでも「販売元」であり、なんとかPortable(笑)やカルドセプトサーガなどの責はほとんど開発元(ロケットスタジオ)にあるのだが、ルーンファクトリー2等のゲームを期日やコスト削減を理由に強行発売した結果、バグが多発したというマーベラス側に責任が帰する販売形態も多かった(ルーンファクトリーの開発元ネバーランドカンパニーは真っ当な会社である)。
そのせいか、2010年での業績予想で20億円ほどの下方修正を行い、取締役が自ら開発に参加したゲーム「王様物語」について「買ってくれ」「まだ死にたくない」と本人がblogでつぶやく事態になっている。また、その企業態度が災いして、文化放送・A&G GAMEMASTER GT-Rにて、パーソナリティの小野坂昌也に「なんとかエンタテイメント」呼ばわりされることとなった。なんとかPortable(笑)の流行を逆手に取った発言である。
これだけ読むと地雷の塊のような企業に思えるが、2008年後半頃から納期最優先の方針を脱した様で、ルーンファクトリー3はシリーズ最高傑作とも言われるようになったり、バグが常連であった牧場物語シリーズの致命的なバグも大幅に減少して喜ばしい限りである。
2012年度では、ニンテンドー3DSで発売した「閃乱カグラ」が新規タイトルとしては予想外のヒットを記録し、「牧場物語はじまりの大地」はシリーズ最高の初動、「ルーンファクトリー4」も初動が前作の3を大きく超えるなど、大健闘をした。さらに続編である「閃乱カグラBurst」も受注状況だけで当初の計画を大きく上回るペースで推移していることから、今後の業績予報を上方修正するに至った。
他にも「勇者30」「朧村正」「NO MORE HEROES」「牧場物語」など、プレイした人からの評価が非常に高いゲームも出している。先ほど述べた「王様物語」も、販売背景はさておき、立派に評価が高いゲームの一つである(海外レビューハイスコア 『Little King's Story』(王様物語))。
主な作品
アニメソフト
- おジャ魔女どれみシリーズ
- スクールランブル
- 遊☆戯☆王シリーズ(DM以降)
- テニスの王子様
- ネギま!?
- はぴねす!
- プリキュアシリーズ
- ゴーストハント
- 明日のナージャ
- 家庭教師ヒットマンREBORN!
- GUNSLINGER GIRL
- HUNTER×HUNTER
- School Days
- Strawberry Panic
ゲームソフト
- 牧場物語シリーズ
- ルーンファクトリーシリーズ
- ルミナスアークシリーズ
- アークライズファンタジア
- 王様物語
- 閃乱カグラ −少女達の真影−
- ヴァルキリードライヴ
- 東京魔人學園外法帖血風録
- 天穂のサクナヒメ
関連動画
関連商品
関連チャンネル
関連項目
外部リンク
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