マーモットとは、げっ歯目リス科マーモット属の動物の総称である。
「あああああああああ!!」と叫んでいる茶色い動物の動画については「絶叫するビーバー」の記事を参照。なお、絶叫しているのはビーバーじゃなくてマーモットである。ややこしいわ
曖昧さ回避
概要
ユーラシア大陸・アメリカ大陸の高原・草原に生息している。アルプス山脈やロッキー山脈、チベット高原などの高地や、シベリアやカナダなどの寒冷地に暮らす種が多い。
巣穴を掘り、複数で集団生活を行う。冬眠をするため、秋には草や昆虫などを食べて脂肪を蓄え、ずんぐりむっくりした感じになる。
鳴き声は「ピー」という高いホイッスルのような声で、大きく口を開けて出す。これは仲間に危険を知らせるためのものである。決して「あああああああああ!!」ではない。ちなみにアルプスマーモットの場合、長いホイッスルはワシなどの空からの危険、短いホイッスルはキツネなどの陸からの危険を示す。
マーモットの脂肪はヨーロッパでは薬や料理に利用される。また、モンゴルマーモットも毛皮として利用されたり、肉として食されたりすることがある。そのため個体数の減少が問題視されているが、場所によっては反対に過繁殖しているところもあり、意図的に猟が行われていることもある。また、中国やモンゴルではマーモットの肉を食べた人間がペストに感染し、死亡する事例も見られる。
日本には野生種は生息していない。そのため、馴染みのない日本人からはよくビーバーやプレーリードッグ、ヌートリア、カピバラなどのほかの動物と勘違いされる。インターネット上では、先述した通称「絶叫するビーバー」のほか、天敵のチベットスナギツネを見て片足立ちで驚くマーモットの写真が知られる。
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https://twitter.com/cnn_co_jp/status/1185043950815584256
飼育されている(いた)日本の動物園
あくまで噂である。
- 上野動物園(モンゴルマーモット、2008年ごろ。現在はおそらくいない)
- 伊豆シャボテン公園(ボバクマーモット)
- 大町山岳博物館(アルプスマーモット、現在はいない)
関連動画(ビーバーじゃない)
関連静画
関連項目
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