ミクオリジナル曲単語

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ミクオリジナルキョク

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ミクオリジナル曲とは、初音ミクを用いた投稿者オリジナル楽曲の動画を収録する登録タグ。

それ以外のVOCALOIDオリジナル曲についてはこちらを参照。

概要

ミクオリジナル曲はクリプトン社製VOCALOID『初音ミク』を用いた、投稿者オリジナルの楽曲を指す。（JASRAC管理曲などの）いわゆる「カバー曲」は一切含まれない。

『初音ミク』の発声言語は日本語であるが、楽曲内の使用言語に関わらず、オリジナル曲であればタグが適用される。

コラボレーション（コラボ）によって制作されたオリジナル楽曲にも適用されるが、その場合コラボ制作であることをアップロード者コメント（主コメ）で告知する事が望ましい。

『ミクオリジナル曲』タグに該当しない案件

以下の場合、「ミクオリジナル曲」とは看做されない。

そもそもオリジナルではない場合
『初音ミク』を一切使用していない場合
ミクではない他の音声合成キャラクターによって歌わせた動画が、ミク動画に先行してアップロードされている場合（ただし、作曲者が「ミクのためのオリジナル曲」であると主張した場合にはタグが適用される）
作曲者、作詞者ら、権利者の同意を得ない無関係な第三者のアップロード
原曲者の同意を得ないリミックス・マッシュアップ（ただし事後承諾であっても、同意が得られた場合は認められる。投稿者は、主コメにて承諾と原曲に関する情報を告知する義務がある。）
『初音ミク』の声の主である藤田咲の歌をアップロードした場合
「ミクオリジナル曲」を人間が「歌ってみた」動画

複数の種類のVOCALOIDが使用されており、タグについて視聴者が判断しかねる場合には、作曲者・アップロード者の順で意見が反映される。

採用の是非が問題となる基準

楽曲が、当該楽曲の本質的部分を発表する以前から、初音ミクにボーカルを担当させる意図をもって制作されており、実際に発表された当該楽曲においても、初音ミクがボーカルを担当していたか否か

たとえば、（初音ミク発売）以前に発表した曲を、初音ミクに歌わせた作品をもって、『ミクオリジナル曲』と称して良いのかは、微妙なところである。この点、かかる文言が、歌い手としての初音ミクにとっても、当該楽曲がオリジナル曲であることを要求する趣旨であると解すれば、上述の作品は、初音ミクにとって既存曲のカバー曲あるいはアレンジ曲ということになる。その帰結として、かかる作品は、本項タグを冠しえないものと考えられる。現在では「VOCALOID→VOCALOIDカバー曲」タグが機能しており、そのような動画はこのタグを以って検索可能である。

もっとも、かかる基準の下で本項タグが運用されるとなると、08/08/11時点で数千作品に及ぶ『ミクオリジナル曲』の中から、本項タグを剥奪される作品が続出する事態も懸念される。ゆえに、上述の基準については、とりわけ慎重公正な議論がなされる必要がある。

ともあれ、議論の成熟を見ない現状では、本項タグ付与の条件として、かかる基準の充足を強いることは尚早である。したがって、本項タグの運用は、冒頭に示された定義に則ることを条件とした上で、なおも制作者ないしユーザー各位に委ねられるべきものといえよう。

ミクオリジナル曲で記録的な数字を持つ作品

先駆者達

▲（確認された中で）最古のミクオリジナル曲。この曲はYouTubeで最古のミクオリジナル曲でもある。（P@r@dox Love）	▲現存する最古のミクオリジナル曲。
▲現在最古の殿堂入りミクオリジナル曲。