ミクロディクティオンとは、カンブリア紀中期に生息していた海生生物の一種。澄江動物群のひとつである。
概要
分類はおそらく有爪動物あるいは葉足動物でハルキゲニアに近い種類に属すると考えられている。
全長は2.5cm程で、8〜10対の脚があり、それぞれの脚の付根の上に脊椎動物の骨と同じアパタイト(リン酸カルシウム)の肩パットのような硬い骨片がある。実はミクロディクティオンとは元々この骨片だけにつけられた名前で、軟体部が見つからなかったため初めは微小硬骨格化石群(SSF)という分類に入れられていて、後に澄江から全体化石が発見されたという経緯をたどっている。
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関連項目
- 澄江動物群
- カンブリアモンスター
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