ミスター・VTRとは、漫画『キン肉マン』に登場する超人である。
概要
キン肉星王位争奪編のマリポーサチームの次鋒として登場する。
頭部がビデオカメラ、胸部がスピーカー、腹部がモニター、右手が収録マイク、左手が予備ビデオ入れの機械超人。複数台のビデオカメラに分散することもできる。
能力だけならラスボス級のチート超人。
後述のチート能力の数々でキン肉スグルを苦しめる。
作中での活躍
数台のビデオカメラに変身し、キン肉マンとザ・ホークマンの先鋒戦を撮影し、キン肉マンの戦闘データを分析していた。
ホークマンが敗れた後、飛翔チームの次鋒として登場し、キン肉マンと戦う。アクション・ストップなど、各種の機能技によってキン肉マンを苦しめるが、舐めプ気味に自ら解除してしまうこともあった。シーン・チェンジャーやズームアウトで優位に試合を進めるが、キン肉マンも火事場のビッグウェーブや氷でズームアウトを攻略し、危機を脱出。命を懸けた火山の風景へのシーンチェンジャーも新(ネオ)キン肉バスターによって有効範囲の外へ脱出されたことで破られ、最後は超人絞殺刑によって敗れる。
重傷を負いながらも死んでおらず、続くキン肉マンとミキサー大帝の戦いにも介入。超人墓場に迷い込んだキン肉マンを発見するが、自らのモニターの中から飛び出す形でキン肉マンが脱出。最後は、状況予測装置を使い、キン肉ドライバーによってミキサー大帝が倒されるシーンを削除することで未来を変えてしまい、ミキサー大帝の勝利に貢献したことで心置きなく絶命する。
超人DATA
能力
相手の動きを止めるチート能力。
無抵抗のものをいじめても面白くないとして解除した。
相手の体を小さくするチート能力。
氷を鏡に見立てて反射することで攻略された。
背景をスライドと合成することによって周りの環境を変えるチート能力。
海の渦巻や氷山、火山地帯を作り出してスグルを苦しめたが、写真外には効力が及ばないので新キン肉バスターで攻略され、超人絞殺刑でKOされた。
状況予想装置
あらゆる状況を先に進めて見る事ができる機能。そればかりか編集機能で相手が勝利する未来を起こさせないこともできるチート能力。
ミキサー大帝のアシストで使用し、ミキサー大帝の勝利に貢献したが、ミスター・VTRは力尽きて死亡した。
関連項目
- キン肉マン
- キン肉マンの登場人物一覧
- ビデオカメラ
- 飛翔チーム
- 先鋒・・・ザ・ホークマン
- 次鋒・・・ミスター・VTR (当記事)
- 中堅・・・ミキサー大帝
- 副将・・・キング・ザ・100トン
- 大将・・・キン肉マンマリポーサ
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