ミズクラゲとは、クラゲの一種である。
概要
日本では最も馴染みがあり、最も普通に観察できるクラゲ。笠の直径は最大で30cm、体色は無色または乳白色で、円盤状の傘の中央部に、馬の蹄のような生殖腺が4つ見られる。
一般的にクラゲの雌雄を見分けることは困難だが、ミズクラゲの場合は、生殖腺が乳白色の場合はオス、ピンクがかっている場合はメスという風に、ある程度は見分けられる。
北緯70度~南緯40度くらいまでの世界中の海に生息しており、日本でも全域でよく見られる。毒を持ってはいるものの、非常に弱い毒であるため、人間に害をなすことは少ない。しかし、時折大量発生し、発電所の取水口などに詰まって困らせることもある。ただ、弱いといっても一応毒はあるので、できれば触らないほうがいいだろう。
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