ミドリカワ書房とは、日本のミュージシャンである。緑川伸一(1978年12月6日生まれ、北海道出身)のアーティストネーム。略称は「ミドシン」。
概要
ストーリー性のあるブラックな歌詞と、児玉裕一が手掛けるショートフィルムのようなユニークなPVが特長。
歌詞の内容は、認知症、ストーカー、リストラ、離婚、万引き、いじめ、死体遺棄、死刑などかなりきわどいものばかり。
アルバムのタイトルとジャケットのほのぼのした雰囲気にひかれてCDを買うとビックリするから気を付けてね。
また、1つの曲に対して、歌詞が続編ストーリーとなっている曲を作成することもある。
「ごめんな」→「転校生
」のようにしみじみさせられる続編もあるが、「顔
」→「心
」や「リンゴガール
」→「彼は昔の彼ならず
」のようにビックリするような変化のある続編もあるので、心の準備をしてから聞いた方がいいだろう。
略歴
1998年より音楽活動開始。
2005年に『みんなのうた+α』でSony Music Recordsからメジャーデビュー。
また、この頃にスペースシャワーTV「熱血!スペシャ中学」にレギュラー出演していた。
2006年に発表された「母さん」は歌詞の内容が、死刑執行直前にもかかわらず罪の意識の無い死刑囚が母親に手紙を送る話で、曲のリリースをめぐって所属するSony Music Recordsとの間でひと悶着あった模様。
その為、ミニアルバム『家族ゲーム』では歌無しバージョンで収録されている。
結局、2008年3月15日をもって、Sony Music Recordsから契約解除が発表された。
同日に「ミドリカワ書房緊急記者会見」と題された動画がオフィシャルサイトにアップされたので、詳しくはそちらを見てください。
2010年1月1日には、本名・緑川伸一名義で書き下ろし小説『馬鹿姉妹』を発表し、作家デビューを果たした。
なお、同日に発売されたアルバム『みんなのうた4”ever”』には、小説と同名の「馬鹿姉妹」という曲が収録されており、詞の世界観などが小説と連動している。
約3年のインディーズ・レーベルでの活動を経て、2011年3月25日より「徳間ジャパンコミュニケーションズ」にてメジャー復帰を果たした。
ミドフェス
ミドリカワ書房が主催するロックイベント。2009年から始まり、3回まで開催されている。彼と親交の深いアーティストが多数出演してる。
第1回目は「ミドフェス2009~ミドシンだらけの梅雨フェス!!~」と題し、代官山UNITにて行われた。主演アーティストはMIDORI CRUSADERS、MIDOSICS、浜田伸吾、みどまさし、東京ミドパラダイスオーケストラ、ミドリカワ書房の6組。またレジデントDJとしてCDにも出ている茂木淳一が参加した。
第2回目はタイトルが「MIDOFES 2010」に代わり、SHIBUYA-AXにて行われた。主演アーティストは9min Midorikawa Bullet、浜田伸吾、LUNA SHIN、ミ・ドンシン、緑上陽水、MidXILE、ミドリカワ書房の7組。また前説にはガリガリガリクソンが、ゲストとしてキャプテンストライダムの永友聖也が参加。
第3回目は「MIDOFES 2011 EAST and WEST」と題し、東京SHIBUYA-AX・大阪umeda AKASOの2会場で行われた。主演アーティストは谷村伸一(東京公演のみ)、緑原敬之(大阪公演のみ)、伸として梅雨、YO-SING(緑心ブラザーズ)、Mid Children、ミ・ドリフターズ、浜田伸吾、ミドリカワ書房の8組。また前説には諸見里大介(東京公演)とガリガリガリクソン(大阪公演)が参加した。
なお彼は過去にテクノポップアーティスト・電気書房と対バンライブを行うなど似たようなことをやっている。
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関連項目
関連リンク
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