ミラーモンスターとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダー龍騎』に登場する怪人達である。
概要
鏡の中の世界「ミラーワールド」に棲息し、現実世界の人間を襲って食料とする。
鏡面であればどこからでも現実世界に侵入することができ、一般の人には感知できない。
対抗することができるのは、神崎士郎が開発したカードデッキにより変身する「仮面ライダー」(とオルタナティブ)のみである。
また、カードデッキの所持者とごく一部の関係者はミラーモンスターの接近を感知可能。
仮面ライダーは、彼らミラーモンスターとカードで契約することで、己の力とすることができる。
その場合、ミラーモンスターはライダーに自身の力を貸し与える代わりに、撃破した他のミラーモンスター、あるいは人間を食料として要求する。
カードデッキのや契約カードの破壊、食料が不十分の場合、契約主であっても襲い掛かることがある。
一部のモンスターは神崎士郎の手駒となっており、彼の意思の元行動する。
その正体
ミラーモンスターは元から存在していたものではなく、神崎兄妹により創造されたものである。両親から無惨な仕打ちを受けていた神崎兄妹は、自分達(とくに優衣)を守ってくれる存在を描き出した。それがミラーモンスターの元となっている。いわば神崎兄妹はミラーモンスターの創造主なのだ。
劇中、神崎優衣を守ろうとするモンスターや彼女に操られるモンスターが登場したのはその為である。
登場したミラーモンスター
ディスパイダー
- 第1話に登場。大きな蜘蛛型のモンスターで、最初に登場したミラーモンスター。
- 後から現れた仮面ライダーナイトの「飛翔斬」により倒されるも、蘇生してディスパイダー・リボーンとなる。
- TVSPに紫色の個体が登場。本編の個体よりも遥かに強力で、仮面ライダーガイを捕食。さらに仮面ライダーファム・リュウガ相手に互角以上に戦った。
ディスパイダー リ・ボーン
ドラグレッダー
- 第1話で初登場。「無双龍」の別名を持つ赤龍型モンスター。最初に龍騎のデッキを所持していた榊原耕一を捕食、その後デッキを手に入れた真司を付けねらうようになる。
しかし、戦う意思を示した真司のかざした「コントラクト-契約-」のカードにより契約、仮面ライダー龍騎を誕生させた。 - ミラーモンスターの中でもかなり強力なモンスターであり、龍騎が戦い抜けたのもこのモンスターの力によるところがある。口からの火炎弾で攻撃する。
- 「サバイブ-烈火-」の効果により、ドラグランザーへとパワーアップする。
ダークウイング
- 第1話で初登場。「闇の翼」の別名を持つ蝙蝠型モンスター。仮面ライダーナイトの契約モンスターである。素早い動きで敵を翻弄し、超音波で攻撃する。
- 秋山蓮のパートナーであるものの、実は蓮がライダーとなるきっかけを作ったモンスターでもある。その「きっかけ」故に蓮からは恨まれてもいる。
- 「サバイブ-疾風-」の効果により、ダークレイダーへとパワーアップする。
ギガゼール
- 声:柴本浩行
- 第3話で初登場。レイヨウ型のモンスター。初登場時はメガゼールと共に行動し、小学校を襲っていた。このときは龍騎とナイトにより撃破されている。
- その後もたびたび登場し、登場するたびに同族が増えていった。
- 通常はオメガゼールをリーダーとしているが、仮面ライダーインペラーと契約した個体は契約外であるはずの他のレイヨウ型モンスターを多数従えることができた。
- 武器はドリル状の二股の槍。そしてレイヨウ型の通り高い跳躍力と機動性を誇る。
メガゼール
- 声:菊池いづみ
- 第3話で初登場。レイヨウ型のモンスター。ギガゼールとは角とカラーリングが異なる。また、武器も二股の剣となっている。
- ギガゼールと異なり、初登場の3・4話にしか登場しなかった。
- スーツはのちにマガゼールに改造されるが、海外で「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」放送時に新規にスーツが作られており、「仮面ライダーディケイド」でも登場することとなる。
ボルキャンサー
- 声:千田義正
- 第5話で初登場。カニ型のモンスター。仮面ライダーシザースの契約モンスターで、契約者自身の意思により人を襲ってパワーアップをはかっていた。
- 高い防御力と強い食欲を持ち、また腕のハサミは鉄骨をも切断する。
- 人を襲撃していたところを真司に察知され、戦闘となる。このときはシザースとナイトの乱入があり決着は着かなかった。
- その後、ナイトと戦うこととなったシザースの「アドベント」で召喚され、「シザースアタック」でナイトを圧倒した。
しかし、直後にシザースのカードデッキが破壊され、契約が切れたことで元・契約者の須藤雅史を捕食。最期は乱入した龍騎により倒される。
ゼブラスカル アイアン
- 声:千田義正
- 第6話で初登場。シマウマ型モンスター。身体をバネのように広げることが出来る。これにより敵の攻撃を受け流すことができる。両腕に内蔵された短刀で獲物をスライスして捕食する。
- 単身仮面ライダーゾルダを襲撃するも返り討ちにあい撤退。その後ショッピングモールの人々を襲っているところで仮面ライダー龍騎と戦闘になる。
- 加勢したゼブラスカルブロンズとともに龍騎を追い詰める。しかし、乱入したゾルダによりブロンズが倒されると再び逃亡、後日龍騎と再戦する。
- 前述の特技を使用して龍騎の「ドラグクローファイヤー」を耐える芸当を見せたが、「ドラゴンライダーキック」には耐え切れず爆死した。
ゼブラスカル ブロンズ
ワイルドボーダー
- 声:千田義正
- 第9話で初登場。イノシシ型モンスター。
- 真司の同僚である島田奈々子が誘拐された際に出現、誘拐犯を捕食する。この時交渉に来た真司は誘拐犯の汚名を被せられ、謀らずも彼を隠れ蓑に人間を捕食しまくっていた。
- 遠近どちらでの戦いにも優れており、龍騎やナイトを圧倒する強さを見せる。しかし彼らと戦闘をしているところに仮面ライダーゾルダの「エンドオブワールド」を喰らい、爆散した。
マグナギガ
- 第10話で初登場。「鋼の巨人」の異名の通り、かなりの巨体を持つバッファロー型モンスター。
- 全身に火器を満載しており、頭部と脚部からエネルギー弾、右腕から破壊弾、胸部と左腕から無数の小型ミサイルを発射出来る。ただし動きは極めて鈍重で、接近されると左腕のギガハンドで戦うことしかできない(もっとも、接近が困難なモンスターだが)。
- ゾルダを戦いだけでなく演出面でもサポートするニクい奴。ちなみに全身のパーツがアドベントカードで武器となる唯一のモンスター。
- 最終決戦で王蛇の「ドゥームズデイ」を喰らい、ジェノサイダーのブラックホールに吸い込まれた。
- 前述のとおりかなりデカいのだが、ちゃんと人が入って操演している。
ゼノバイター
- 声:塩野勝美
- 第11話で初登場。カミキリムシ型のモンスター。
- 同族のテラバイターと同時期に出現し、電車に乗っている人々を一気に捕食した。しかし、すぐに仮面ライダー龍騎と戦闘になり、「ドラゴンライダーキック」を受けて爆死した。
- 後に何度か登場するも、見せ場らしい見せ場はなかった。
- 武器はブーメランで、龍騎のソードベント「ドラグセイバー」の召喚を妨害した。
- 実は頭部の装飾を取っ払っていくと、ウルトラマンに酷似した顔のフォルムになる。これはデザイナーの篠原保氏が、放映年に亡くなられたウルトラマンのデザイナー、成田亨氏に哀悼の意を込めたものだそうな
テラバイター
- 声:高田由美
- 第11話で初登場。カミキリムシ型のモンスターだが、こちらはメス型である。
- 神崎士郎が師事した江島教授を襲撃するも、龍騎とナイトに邪魔されて失敗する。その後二人と戦闘となるも、二人のファイナルベントを一度に喰らい死亡した。
- ゼノバイターに比べかなり強力なモンスターで、二人相手に一歩も引かぬ戦いを繰り広げた。
- なお、神崎の意思を受けて行動をしていたのかは不明。後に少しだけ登場している。
デッドリマー
- 声:塩野勝美
- 第13話で初登場。サル型のモンスター。エレベーターで人が消えるという都市伝説の元となった存在で、高層ビルに巣食って人を捕食していた。
- 素早い動きと尻尾を取り外して使う銃で龍騎を翻弄するも、同じ銃使いであるゾルダの攻撃で撤退する。
その後、龍騎とナイトの二人と戦闘になるが、龍騎に羽交い絞めにされた挙句にナイトの「飛翔斬」で貫かれ死亡した。 - 特徴的な三つ目はレーザーポインターの役割を果たす。
エビルダイバー
- 第13話で初登場。エイ型のモンスター。仮面ライダーライアの契約モンスターで、彼が死亡した後は仮面ライダー王蛇により契約させられてしまう。メタルゲラス同様に内心は服従しておらず、反逆を企てたこともある。
- 陸や空をまるで水中を泳ぐかのごとく高速で移動することができる。尻尾には高圧電流を持つが劇中は未使用。ライダーを乗せて飛行することもできる。
- あまり知られていないがCGだけではなく実写のプロップも存在する。下面に玩具同様車輪がついており、滑るように転がされるシーンがある。
バクラーケン
- 声:千田義正
- 第15話に登場。イカ型のモンスター。ウィスクラーケンと同時に現れたが、互いに協力するでもなかった。頭部の触手を武器とし、両腕の吸盤で壁に吸着できる。
- 仮面ライダーガイの「ヘビープレッシャー」で潰されて死亡した。
- 危険が迫ると身体の各部が発光する。
ウィスクラーケン
- 声:千田義正
- 第15話で初登場。バクラーケンの同族で、頭部の触手の形状が異なる。槍を武器として戦う。
- バクラーケンのやられる様をダディのごとく見守っていたが、直後にナイトとライアに攻撃されて逃亡した。
- その後、真司と手塚海之を襲撃するも、龍騎の「ドラゴンライダーキック」で爆死した。
メタルゲラス
- 第15話で初登場。サイ型モンスター。仮面ライダーガイの契約モンスターだった。
- ガイに対して強い忠誠心を持ち、ガイを殺した王蛇を執拗に狙うも、王蛇の「コントラクト-契約-」のカードにより契約させられてしまう。
以降は王蛇の契約モンスターとして活動するも、内心は服従しておらず、何度か反逆しようとしていた。 - 高い防御力とその重量での突撃を武器としているが、頭は悪い。事実、浅倉を追跡しようとして彼が乗った白い乗用車に似た別の車を破壊してしまっている。
ゲルニュート
- 声:塩野勝美(17話)/檜山修之、鳥海浩輔(超電王&ディケイド)
- 第17話で初登場。イモリ型モンスター。上半身だけを現実世界に出して人間を捕食する習性を持つ。
- 龍騎とライアのダブル「ドラグクローファイヤー」をかわして逃亡するも、その後の戦いで撃破された。
- 後に一度登場した他、「仮面ライダーディケイド」にてゴルドラ・シルバラの部下として複数が登場。今作のものとは異なり言葉を話す。
- 武器は巨大な十字手裏剣。「ディケイド」では刀を使った。
- スーツはのちにブロバジェルへと改造されたが、「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」にて新規に製作される。そして戦闘員的扱いで多数登場することとなった。
ベノスネーカー
- 第19話で初登場。コブラ型モンスター。仮面ライダー王蛇の契約モンスターで、性格は契約者に似て極めて凶暴。浅倉に対してはかなり従順な模様だが、一度だけメタルゲラスとエビルダイバーに抱き込まれたのか反逆を企てたことがある。
- 口から吐く毒液と左右の刃「ベノハーシュ」を武器として猛然と戦う。
ガルドサンダー
- 声:塩野勝美
- 第22話で初登場。鳳凰型モンスター。同族の二体ともども、神崎士郎直属のモンスターである。尾羽を伸ばして現実世界の人間を引きずりこむことができる。
- 手塚の親友である斉藤を殺害した張本人で、怒りに燃える仮面ライダーライアの「ハイドベノン」を喰らい死亡した。後に別個体が登場している。
- スーツはゼブラスカルアイアンの改造。
ネガゼール
- 声:千田義正
- 第24話に登場。レイヨウ型モンスター。リーダーであるオメガゼールや他のレイヨウモンスターと共に出現した。
- 角がW字に湾曲しているのと、白いカラーが特徴。
- 仮面ライダーナイトサバイブの初対戦の相手となってしまい、「疾風断」であえない最期を遂げた。
- スーツはメガゼールの改造。のちにマガゼールに改造されるが、メガゼール同様に「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」にてスーツが新造されている。
オメガゼール
- 声:千田義正(24・25話)/塩野勝美(39話)
- 第24話で初登場。レイヨウ型モンスターのリーダー的存在。他の同属と異なり、胸部が自身の顔を模したデザインになっている他、肩の装甲などより堅固になったデザインとなっている。
- 同族を指揮して仮面ライダーと戦うものの、最終的には龍騎の「ドラゴンライダーキック」で倒された。
- その後別の個体が再び同族を指揮して登場した他、仮面ライダーインペラーに引き連れられて出現した者もいた。
ダークレイダー
- 第24話で初進化。ダークウイングが「サバイブ-疾風-」の力で進化した姿。「疾風の翼」の異名の通り、風を操って攻撃できる。ナイトサバイブと共に最終話まで戦い抜いた。
- ファイナルベント「疾風断」の効果でバイクモードに変形するほか、劇場版ではナイトサバイブを乗せて飛翔、光弾を撃ち出し攻撃した。
ジェノサイダー
- 第25話で初合体。エビルダイバー・メタルゲラス・ベノスネーカーの三体が「ユナイトベント」の効果で合体した姿。「獣帝」の異名を持ち、圧倒的なパワーを誇る。
しかし、そのパワーを活かせた場面はほとんどなく、ほぼファイナルベント「ドゥームズデイ」のためだけに存在するモンスターであった。一応口からエネルギー波を放つことができる。 - 劇場版では仮面ライダーリュウガのファイナルベント「ドラゴンライダーキック」で倒されてしまい、王蛇はブランク体となってしまった。
- 当初スーツはメタルゲラスにCGをかぶせる形となっていたが、のちに全身を造形されている。
アビスハンマー
- 声:塩野勝美
- 第26話で初登場。シュモクザメ型モンスター。水中どころか地中すらも掘り進むことができる。
- 北岡のライバル弁護士である大滝を狙うも、その場に居合わせた北岡と真司により妨害される。最終的に龍騎の「ドラグクローファイヤー」とゾルダの「ギガランチャー」の同時攻撃で撃破された。後に別個体が登場。
- 「仮面ライダーディケイド」において、仮面ライダーアビスの契約モンスターであるアビスラッシャーとともに登場し、合体してアビソドンとなる。
なお、スーツはワイルドボーダーの改造。
アビスラッシャー
- 声:塩野勝美
- 第27話で初登場。サメ型モンスター。剣の使い手。アビスハンマーの同族だが、共には登場しなかった。
- 原田という少年を付け狙うも、蓮がその場に居合わせたためナイトと交戦。一度は逃亡に成功するものの、同じ少年を狙ったのが仇となり、再び察知されてしまう。最終的にはナイトサバイブに「疾風断」で葬られた。
- 後に別個体が登場するが、アビスハンマーとは別のグループであった。
- 「ディケイド」では仮面ライダーアビスの契約モンスターとして活躍した。
ソノラブーマ
- 声:塩野勝美
- 第29話で初登場。セミ型モンスター。その鳴き声はセミそのもので、夏場のセミの音に紛れて人間を捕食した。
- 戦いらしい戦いをすることもなく、龍騎・ナイト・ゾルダの三人にボコられて死亡した。
- その後、別個体が登場したがこちらもあっけなく倒されている。
- 武器は手のカギ爪。再登場時には剣を持っていた。
シールドボーダー
- 声:千田義正
- 第29話で初登場。イノシシ型モンスター。同族のワイルドボーダーとは異なり、こちらは守備を固めたタイプである。
- ソノラブーマと同時期に活動し、浅野めぐみを襲おうとしたところ、なんと彼女にラーメンを頭から被されてしまう。
- その後再び彼女を襲おうとしたら、今度は北岡とデート中であったためにゾルダとの戦いに。ゾルダには優勢だったものの、駆けつけた龍騎の「ドラゴンライダーキック」により川に叩きつけられて死亡した。
- ちなみに胴体は外して盾とすることができる。
バズスティンガー ホーネット/ビー/ワスプ
- 声:塩野勝美(三役)
- 第31話で初登場。スズメバチ型のホーネットをリーダーとして、ミツバチ型のビーを尖兵、ジガバチ型のワスプを補佐として戦う。
- 三体で大型フェリーを襲撃、多くの人を捕食するも、一人の少女を逃してしまう。その少女を追って再度登場したが、居合わせた龍騎・ナイト・王蛇との戦闘となる。
そこでは退却したものの、さらに執拗なことに少女の入院した病院にも出現。しかし待ち伏せていたナイト・ゾルダ・王蛇のトリプル攻撃を受け切れずに全員爆死した。 - ホーネットは一対の手持ち針、ビーは弓矢、ワスプは剣を持つ。
- 三体で高速回転することで強力な防御をすることができるが、さすがに「飛翔斬」「ギガランチャー」「ベノクラッシュ」の重ね技には耐え切れなかった。
ブロバジェル
- 声:塩野勝美
- 第33話で初登場。クラゲ型モンスター。体内で電気を作ることができ、それを攻撃に転用する。
- 夜に泥棒を捕食した後、仮面ライダー龍騎の追撃を受けるもうまくやり過ごす。
- その後再戦した際には電撃で龍騎を圧倒するも、ドラグレッダーの攻撃に怯み、最期は「ドラゴンライダーキック」で吹き飛ばされた。
- その後再登場している。
- スーツはゲルニュートの改造。
ドラグランザー
- 第35話で初進化。ドラグレッダーが「サバイブ-烈火-」の効果で進化した姿。仮面ライダー龍騎サバイブと彼の最期の時まで共に戦った。
- 7000℃の炎を吐き攻撃する他、ファイナルベント「ドラゴンファイヤーストーム」の効果でバイクモードに変形する。背中に龍騎サバイブを乗せることもできる。
デストワイルダー
- 第35話で初登場。白虎型モンスター。仮面ライダータイガの契約モンスター。獰猛な性格だが、彼とのコンビネーションは抜群。
- しかし、東條悟が死亡した後は野性化、悲しみの咆哮を上げながら人々を襲うようになる。やむなく龍騎サバイブが放った「ドラゴンファイヤーストーム」により散った。
- 両腕の「デストクロー」と怪力が主武器。
ガルドミラージュ
- 声:塩野勝美
- 第35話で初登場。鳳凰型モンスター。神崎士郎の僕である。
- ガルドストームとともに他のライダーを襲うも、龍騎サバイブに討ち取られる。後に再登場した際はガルドストームと敵対していた。
- 武器はいわゆる「圏」で、他にカギ爪も用いる。
- スーツはデッドリマーの改造。
ガルドストーム
- 声:塩野勝美
- 第35話で初登場。鳳凰型モンスター。ガルドミラージュと共同してライダーを襲った。しかし、仮面ライダータイガの「クリスタルブレイク」により粉砕された。
- その後再登場した際はガルドミラージュとは敵対していた。
- 武器は片手斧で、頭部の羽飾り(これも武器となる)ともにネイティブアメリカンを彷彿させる。
- スーツはガルドサンダーの流用。頭に飾りをつけて尾羽をその飾りから垂らしただけのような……。
バズスティンガー ブルーム/フロスト
- 声:塩野勝美(二役)
- 第37話で初登場。クマバチ型のブルームとツチバチ型のフロストの二体一組で行動する。
- ブルームが狙った相手が運の悪いことに蓮の恋人・小川恵理であったため、ナイトと戦うハメになる。
- 加勢したフロストのおかげで優位に戦いを進めるも、駆けつけた龍騎ともどもサバイブに変身されてしまい、瞬殺されてしまった。
- 再登場した際はお互い敵対していた。
- ブルームは弓、フロストは手持ち針を武器とする。武器から分かるように、ブルームはビーの、フロストはホーネットの流用(色変えだけ)である。残ったワスプはというと↓
サイコローグ
- 第37話で初登場。コオロギ型の人造ミラーモンスターである。オルタナティブシリーズとは一体で契約している。
- 香川達により開発されたと思われ、それ故かほかのモンスターとは接近時の音が異なる。しかし、神崎優衣に操られてしまったことがある。
- オルタナティブ・ゼロがタイガにより殺害された後に野性化し、龍騎やナイトを襲う。しかし、二人の攻撃の前に爆散した。
- 自身に手持ちの武器は無いが、顔の穴から無数のミサイルを発射出来る。
- 「ホイールベント」やファイナルベント「デッドエンド」の効果でバイクモード「サイコローダー」に変形する。
- スーツはバズスティンガーワスプの改造。どこに行ったかと思いきやこんなところにいたのである。
マガゼール
- 声:塩野勝美
- 第39話で初登場。レイヨウ型モンスター最後の一体。頭部の角は円形に曲がっており、攻撃は用いられず頭部の保護をしている。
- オメガゼールに引き連れられて登場したが、仮面ライダータイガの「クリスタルブレイク」により粉砕された。
- その後、仮面ライダーインペラーと共に登場し、ファイナルベント「ドライブディバイダー」で敵に攻撃を仕掛けている。
- 武器はメガゼールと同じ二股の剣。
- スーツはネガゼールをさらに改造したもの。先述の通りメガゼール・ネガゼールは再度スーツが作られており、「仮面ライダーディケイド」ではインペラーによりすべてのガゼルモンスターが統率されて登場している。
シアゴースト
- 声:柴本浩行、宗矢樹頼
- 第41話で初登場。ヤゴ型モンスター。TV終盤と劇場版で大量に出現し、ミラーワールドや現実世界を阿鼻叫喚に陥れた。
- 単体の能力は低く、仮面ライダーの攻撃でいとも簡単に倒されてしまう。しかし、とにかく大量に出現するため体力が削がれてしまう。火が弱点。
- さらに始末の悪いことに、羽化して強力なレイドラグーンになる。
- 本作における戦闘員的立場にあるモンスター。
レイドラグーン
- 声:柴本浩行、宗矢樹頼
- 第47話で初登場。トンボ型モンスター。シアゴーストが羽化した姿。飛行可能になり、パワーも上がったためかなりの脅威となった。ミラーワールドから現実世界へ出没し、多数の人間を襲った。
- さらには主人公である城戸真司に致命傷を負わせ、彼はその傷がもとで死亡した。しかし、神崎の決断により全てが消滅した。
- 劇場版では更に脱皮することでハイドラグーンに進化する。
- 「ディケイド」の「ネガの世界」では、門矢士のお見合い相手に変身していた。
ゴルトフェニックス
- 第50話に登場。不死鳥型モンスター。仮面ライダーオーディンの契約モンスターにして最強のミラーモンスター。劇中では戦うことはなく、オーディンのファイナルベント「エターナルカオス」の発動のためだけに出現した。
- 左右の翼にはそれぞれ「烈火」「疾風」の力を持ち、背中の盾にある鏡には「無限」の力を宿すという。
ミスパイダー/レスパイダー
- 声:小田木美恵(ミスパイダー)/兵頭まこ(レスパイダー)
- TVSPに登場。それぞれジグモ型とジョロウグモ型である。
- レスパイダーが真司をミラーワールドに引き込んだが、榊原耕一の変身する龍騎と戦闘になる。その最中コアミラーの力でレスパイダーが具現化、ミスパイダーとともに龍騎を追い詰める。最期は龍騎の「ドラグクローファイヤー」でミスパイダーが死亡、レスパイダーも重傷を負う。直後、新たに真司が変身した龍騎の「ドラグセイバー」で切り裂かれ、爆散した。
- その後別個体が幾度と無く登場している。また、TV本編にも登場した。
ソロスパイダー
- 声:塩野勝美
- TVSPに登場。アシナガグモ型モンスター。廃工場に出現した。
- 仮面ライダー龍騎とシザース相手に戦うも、サバイブとなった龍騎の「メテオバレット」により消滅した。しかし、その後も別個体が決戦時に乱入している。
- TV本編にも登場した。
- スーツはディスパイダー リ・ボーンの上半身を流用。下半身は新造したのかは不明。
バイオグリーザ
- TVSPに登場。カメレオン型モンスター。仮面ライダーベルデの契約モンスター。
- 長い舌を武器とし、姿を消して敵に忍び寄る。しかし、作中でそれを活かすことはなく、ベルデのファイナルベント「デスバニッシュ」の発動のためだけに登場した。
- アドベントカードのイラストとは尻尾の形状や脚部などかなりデザインが違う。
ブランウイング
- 劇場版に登場。白鳥型モンスター。仮面ライダーファムの契約モンスターで、「閃光の翼」の異名を持つ。湖から羽ばたくかのように鏡面から出現する。
- ファイナルベント「ミスティースラッシュ」発動時に巨大化する。なお、「アドベント」のカードは劇中未使用。
ドラグブラッカー
- 劇場版に登場。黒龍型モンスター。ドラグレッダーの同族で、「暗黒龍」の異名を持つ。仮面ライダーリュウガの契約モンスターで、劇中ではドラグレッダーと戦いを繰り広げた。リュウガ死亡の際に共に消滅した。
- 口から黒い炎を吐いて攻撃する。
- CGはドラグレッダーの流用。……こんなことまで書かんでいいかな?
ハイドラグーン
- 劇場版に登場。トンボ型モンスター。レイドラグーンから更に脱皮した最終形態で、モデルとなったトンボに似た姿になった。
- 高速で移動する上に大量に出現し、仮面ライダーや人間を脅かした。
- 腕をミサイルのように飛ばすことができる。また、鋭い牙で人間を捕食する。
- 「仮面ライダーディケイド」では第一話にて多数出現している。でも遠いのでわかりづらい。
アビソドン
- 「仮面ライダーディケイド」に登場。アビスラッシャーとアビスハンマーが、仮面ライダーアビスのファイナルベント「アビスダイブ」で合体した姿。合体前と異なり、人型ではなく巨大なサメとなっている。
- リュウキドラグレッダーと戦った末、最期はリュウキドラグレッダーの尾で両断された。
リュウキドラグレッダー
- 声:水谷百輔
- 同じく「ディケイド」に登場。これをミラーモンスターと言っていいかは微妙だが一応紹介。
- 仮面ライダー龍騎が、仮面ライダーディケイドのファイナルフォームライド「リュウキドラグレッダー」の効果で変身した姿。両足が首と尾となり、それぞれの先端にドラグクローとドラグセイバーを装備。肩についたドラグシールドが四肢となっている。
- 変身者である辰巳シンジの自我は残っており、アビソドンと激戦を繰り広げた。
- 最後はファイナルアタックライド 龍騎「ディケイドドラグーン」を放ち、仮面ライダーアビスを打倒した。
関連項目
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