ムウ・ラ・フラガとは、不可能を可能にした男である。
CV:子安武人
概要
「機動戦士ガンダムSEED」シリーズに登場する地球連合軍軍人。階級は初登場の段階では大尉。
有線式誘導砲台「ガン・バレル」が搭載されている戦闘機「メビウス・ゼロ」でザフト軍のMS相手に互角以上の活躍を見せる。
「エンデュミオンの鷹」という二つ名をもつエースパイロットだが、彼がこの名の由来となった戦果を挙げたエンデュミオン・クレーターでの戦いは地球連合側の負け戦だった為、本人がそう名乗ることは基本的にない。本人としては「不可能を可能にする男」という自称をよく使う。
明朗快活とした常識人。軍上層部の命令には軍人らしく忠実だが「現場の判断」ができる男。
アークエンジェルに乗り込んだ際は、艦長(マリュー・ラミアス)と唯一のMSパイロット(キラ・ヤマト)は事実上ビギナー(マリューは技術士官、キラはコーディネイターとはいえ民間人の緊急徴用)、さらには艦載機がストライクガンダムと自分のメビウス・ゼロ(後にスカイグラスパー)のみというシャレになっていない状況下で、ザフト軍の執拗な追撃の中で生き残れたのは彼の存在が大きい。
その後紆余曲折ありながらもアークエンジェルに乗り続け、キラがフリーダムガンダムを使うようになってからはナチュラル用のOSで再調整したストライクガンダムを使って戦った。(HDリマスターでは本編で登場しなかった装備も使用している)ガンダムSEED最終決戦において、敵艦ドミニオンの主砲から機体ごとアークエンジェルの盾になって死亡。「へへっ…やっぱ俺って、不可能を可能に…」→機体爆発→ノーマルスーツのヘルメットが宇宙に漂っていた。
のだが、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」でまさかの生存判明。どこをどうやったのか不明だが脱出してたらしい。ヘルメットとれてましたよね?
記憶を失っており、地球連合軍大佐ネオ・ロアノークとして、今度は主人公達と敵対する。登場当初は仮面をかぶっていた。声優と性格でモロバレである。
またさらに紆余曲折を経て再びアークエンジェルに乗艦。記憶は戻らないもののアークエンジェルクルーに協力する。MSアカツキに搭乗。そしてSEED DESTINY最終決戦にて、再びアークエンジェルを敵艦ミネルバの主砲から機体ごと盾にして守る。しかしアカツキはビーム兵器を反射させる装備がしてあった為、今度は見事に生存。さらには以前の体験がフラッシュバックして記憶まで復活、大団円でガンダムSEED DESTINYは終了した。哀れシン…。
作中ではまるでニュータイプであるかのような演出がされていたが、公式にニュータイプとは明言されておらず(そもそもC.Eではニュータイプという概念が存在しない)、公式では「空間認識能力が高い人物」とされている。遠隔操作兵器を扱えるのは彼のこの能力によるところが大きいと言われている。
関連動画
関連項目
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