ムシキングカードの一覧とは、セガによるトレーディングカードアーケードゲーム「甲虫王者ムシキング」シリーズに登場したカードの一覧である。
概要
甲虫王者ムシキングシリーズには、東西南北様々なカブトムシやクワガタムシが参戦している。
ここでは登場したカードを番号順に紹介する。
また、新甲虫王者ムシキングでの設定も同時に書き記す。
ムシカード
甲虫王者ムシキング
・No.000 甲虫の王者-ムシキング
つよさ160-属性:パー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)キングトルネードスロー
2005セカンドから登場。外見は普通より大きく赤茶色のカブトムシで、実質銅レア枠。カードの色は緑と青の2種類があった。1Pバトルの時に使用するとヒントをくれるのがムシキングになる。
また、中型甲虫で究極必殺わざを初めて持ったムシでもある。
「アダー登場編(2005ファーストプラス)」までは最終決戦専用のムシだった。この時は小型甲虫のカブトムシと同じテクニック(90)で超必殺わざもトルネードスローだった。
ちなみにMAXカスタマイズにするとつよさが200を越えたので、この時のムシキングの方が強いと思う人もいたとか。
・No.001 世界最大のノコギリ-ギラファノコギリクワガタ
つよさ200-属性:チョキ/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆ブルロック→G・ネックブリーカー
甲虫王者ムシキング記念すべきカードナンバー1番の甲虫。もちろん第1弾の2003春バージョンから参戦。ムシキングで最強甲虫の一角として登場したため知名度も大きく上がったと言っても過言ではない。
2004ファースト拡張パックで一旦排出が終了するが、2005セカンドプラスで新わざを引っ提げて復活した。
新甲虫王者ムシキングでは2015セカンドから参戦、レアリティはSSR。新ムシキングでは必殺わざ被りが無いようにするためG・ネックブリーカーを使用する。
鳴き声が変わってしまったのが残念、ちなみに新ギラファの鳴き声は旧ウォレスノコギリクワガタの物に近いらしい。
・No.002 伝説の巨大甲虫-ヘルクレスオオカブト
つよさ200-属性:パー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆ローリングドライバー→ヘルクレススパイラル
世界最大、最強とも言われるヘルクレスオオカブトも堂々の参戦。低く唸るような鳴き声が印象に残った人も多いだろう。
2004セカンド+で一旦排出が終了、2006ダイナミックスタンドで技を新調し復活。
ちなみに、実は復活するまでのCGモデルはツノの形状がヘラクレスリッキーの物だった(モデルは後にリッキーブルーに流用される)。復活の際に作り直され、ヘラクレスヘラクレスの太いツノや頭角突起が再現された。
新甲虫王者ムシキングは初弾である2015ファーストから参戦。レアリティはSSR。
鳴き声や堂々とした風格、使用する必殺わざは変わっていないが性格がアタックタイプになっている。
・No.003 最強のオオクワ-グランディスオオクワガタ
つよさ180-属性:グー/【せいかく】ディフェンスタイプ/超必殺わざ◆ガンガンスマッシュ
オオクワガタ亜属最大種であるグランディスも参戦。大型甲虫初のディフェンスタイプである。
本編以外ではGBA及びDSの「グレイテストチャンピオンへの道」でブラック博士関係のエピソードで好きになった人もいるだろう。
2004ファーストで一旦(ry。その後2005ファーストで復活するが、初めての復活甲虫だったためかステータスに何の変更も無い。不遇。
新甲虫王者ムシキングでは2015ファーストから参戦。レアリティはSR。性格がバランスタイプに変更された。
・No.004 アジア最強のカブトムシ-コーカサスオオカブト
つよさ180-属性:パー/【せいかく】アタックタイプ→スーパーアタックタイプ/超必殺わざ◆ローリングドライバー
気性が荒く力が強い事がよく知られる、アジア最大のカブトムシ。
その力強さはゲームでも発揮され、2004セカンドで一度排出終了するまではアタックタイプ、2006ファーストで復活してからはスーパーアタックタイプとなり猛威を揮った。この時テクスチャが改められテカテカになっている。
また、2005セカンド「復活の森」でつよさ300の改造コーカサスが登場するなど、ボスキャラとしての立ち位置も確保している。
新甲虫王者ムシキングでは2015ファーストから参戦。レアリティはSR。テクスチャは光沢が少ない初期型に戻っている。
また、ある条件を満たすと覚醒しSSRに進化、必殺わざも「トライデントドライバー」に変化する。覚醒は次世代WHFで先行で行われ、後に店頭でも行えるようになった。
・No.005 ビロードの重戦車-エレファスゾウカブト
つよさ-160-属性:グー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ドラゴンアタック
(諸説こそあるが)世界最重量のカブトムシ。極めて温厚で、ヘルクレスオオカブト等に喧嘩を吹っ掛けられてもほとんど反撃を仕掛けず、相手が諦めるまで踏ん張り続けるほど。
つよさ160のムシで初めてアダーコレクションとして登場する、フォレストグリーンにて復活した際に究極必殺わざを習得する、最大・最強甲虫の集うアダー完結編第5弾に収録されるなど中々に待遇がいい。
新甲虫王者ムシキングではVガジェ&カードセット水に収録される形で参戦。レアリティはSR。
後に2016サードにて正式に登場している。
・No006 日本の英雄-オオクワガタ
つよさ140-属性:グー/【せいかく】ディフェンスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ドラゴンアタック→(スーパー)タツマキ
ノコギリクワガタと共に日本を代表するクワガタ。見かけに反して気が弱く、臆病。
エレファスゾウカブトと共にフォレストグリーンで新(究極)必殺わざと共に再登場を果たす。
新甲虫王者ムシキングでは2015セカンドから参戦。レアリティはR。
コーカサス同様、ある条件を満たすと覚醒しSRに進化、必殺わざも「スーパータツマキ」に変化する。覚醒は次世代WHFで先行で行われ、後に店頭でも行えるようになった。
・No007 奇跡のツノ-ゴホンヅノカブト
つよさ120-属性:グー→パー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ダンガン→DGトリガー
その名を通り5本の角を持つ中~大型のカブトムシ。竹林に生息するが、タテヅノカブト種とは異なり木にも登れる。2005セカンドにおいてカンターゴカクサイカブトと入れ替わる形で排出終了となる。排出終了の成された小型甲虫はゴホンヅノが初。
ヒメカブトが新甲虫王者ムシキングにおいて必殺わざがパーに変更されたことにより、現在ゾウカブト種、サイカブト種を除くカブトムシの中では唯一のダゲキ甲虫となってい…た。
後に2016サードにて参戦した際にはヒメカブト同様にパーへと変更されており、必殺わざもどこかダンガンを彷彿させる「DGトリガー」へと変更された。レアリティも他種ゴホンヅノカブトの上を行くSRへと昇格。
・No008 神秘のクワガタ-メンガタクワガタ
つよさ100-属性:グー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ダンガン
アフリカに生息するクワガタ。オレンジの体色と、頭部のお面が特徴。
しかし初期モデルではお面に当たる部分がなく、アダー完結編辺りになって再現された。
新甲虫王者ムシキングでは2015セカンドから参戦。レアリティはN。
当初は鳴き声がメンガタカブトのものになっていたが、2016ファーストでは修正されている。
・No009 みんなのアイドル-コクワガタ
つよさ100-属性:グー/【せいかく】ディフェンスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ローリングスマッシュ
ムシキングではお馴染みのアイドル。その可愛らしさから人気が高く、愛用者も多い。
名前に反して中型サイズのクワガタであり、事実ムシキングびよりにおいては「ホントは中型サイズなのに・・・」と愚痴をこぼす姿も見られる。かわいい。
新甲虫王者ムシキングでは2015ファーストから参戦。レアリティはNで、お尻を振る動作に定評がある。あざとい。
また、性格がバランスタイプへと変更された。体力が低くバランスは良くないものの、これでも2015ファーストのNムシの中では体力は高めな方である。
・No.010 アジアの凶器-セアカフタマタクワガタ
つよさ160-属性:チョキ/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ローリングクラッチホールド
最も知名度が高い(であろう)フタマタクワガタ。ホームセンターでもよく売られているため、飼育したことがある人も多いのでは?
2005ファーストにて中型甲虫初の排出終了を喫し、約2年後の5周年コレクションカード第1弾にて再登場。
この際スーパーローリングクラッチホールドを習得するはずが、肝心の究極必殺わざがSEGAのミスによりカード化されないという悲劇に見回れてしまった。
そのため、実際に使用されたのはアダー完結編移行後である。
余談だが、フタマタクワガタの仲間達は近縁種であるため雑種ができやすい、気性は荒いが傷付くとすぐに萎えてしまう豆腐メンタルという面白い特徴がある。
新甲虫王者ムシキングでは2016セカンドから参戦。レアリティはSR。
・No.011 迫力顔面-ミヤマクワガタ
つよさ140-属性:チョキ/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ローリングクラッチホールド→(スーパー)シンザンキョウ
体に生える毛、冠の如く張り出した頭部がイカす国産クワガタ。意外と臆病で喧嘩が苦手という噂も。
2007ファーストにて再登場した際には、超必殺わざが(スーパー)シンザンキョウへと変更された。漢字表記に直せば「深山挟」といったところだろう。
一応スーパーローリングクラッチホールドも使用できるのだが、使うにはスーパーコレクションで改造するしかない。
新甲虫王者ムシキングでは2015セカンドから参戦。レアリティはR。
鳴き声は旧作におけるカウントダウン時のショートボイスが使用されており、そのためか「鳴き声が変更された!」と勘違いするプレイヤーが後を絶たない。
・No.012 ステルス戦士-ヒラタクワガタ
つよさ140→120-属性:チョキ/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆ローリングクラッチホールド→(スーパー)カワセミハッグ
がっちりとした体格、好戦的な性格から、日本では最強と言われるクワガタ。その力強さから多くの虫取り少年の心を鷲掴みにした罪深き奴。
ロケテスト版ではつよさ140として参戦したが、正式稼働に当たってつよさ120に降格した過去がある。
新甲虫王者ムシキングでは2015セカンド期に発売された月刊コロコロコミック10号の付録として参戦。レアリティはR。
プロモーションカードとして先行登場したムシが次々と次弾で正式に参戦する中、ヒラタクワガタは2016ファーストには参戦しなかった。長らくファンを不安がらせていたものの、めでたく2016セカンドにて正式に参戦を果たした。
・No.013 ノコを持つサムライ-ノコギリクワガタ
つよさ120-属性:チョキ/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆カワセミハッグ→(スーパー)ランニングカッター
日本を代表するクワガタであり、カブトムシの永遠のライバル。…カブトムシ優勢感は否めないが。
大型国産クワガタの中では最も身近な存在故、「身近でカッコいいクワガタ」として親しまれている。
ムシキングにおいては「ムシキング」のモデルとしてカブトムシが選ばれたり、アニメや漫画においてもカブトムシが主役を張っている反面、ノコギリクワガタの活躍は控えめ。人によってはやや不憫に映るかもしれない。まあ国産クワガタは多種いるので仕方ないね。
新甲虫王者ムシキングでは2015ファーストから参戦。レアリティはR。
2015セカンドにおいては、シークレットカップⅢをクリアすることで覚醒しSRに進化、必殺わざも「スーパーランニングカッター」に変化する。
・No.014 美しき騎士-エラフスホソアカクワガタ
つよさ100-属性:チョキ/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)カワセミハッグ→(スーパー)ドリルストーム
大きな大アゴと体色の美しい、世界最大のホソアカクワガタ。その外見や特徴的な鳴き声から非常に人気が高いが、つよさは100と控えめ。というか最弱格…
最初期は「エレファスホソアカクワガタ」という名前だったが、エレファスゾウカブトとの混同によるミスであったためか後に変更された。ちなみにエレファスは象、エラフスは鹿の意味を持つ。
2016サード現在、新甲虫王者ムシキングではつよさ100のハサミ系甲虫では唯一未参戦である。しかしながらアダー完結編から登場したメタリフェルホソアカクワガタはSRとして登場しているため、同様にエラフスがSR以上へと昇格することに期待する声も多い。
・No.015 甲虫の王者-カブトムシ
つよさ120-属性:パー/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)トルネードスロー
きっとこの項目を見ている人なら誰もが知っている、日本生まれの甲虫。そのためここでも基本的な事は解説するまでも無いだろう。
ムシキングの初期のモデルになる、漫画作品でも多く主役を務めるなど、やはりムシキングシリーズの顔と言っても過言ではない。
ムシカードをスキャンする場面でカードスキャンをしないで進めるとカブトムシが出てくる。ただしスキャン無しカブトは色が黒くせいかく無しのつよさ100、実質グラントシロカブトのグラフィック違いである。
現実の話になるが、当初はAllomyrina(アロミリナ)属としてサビイロカブトと同じサビカブト属に分類されていたが、後に分類されTrypoxylus(トリュポクシルス)属となる。しかしムシキングシリーズでは最後までAllomyrina属として扱われ、サビイロカブトとのタッグ【甲錆砲】を貫き続けた。
新甲虫王者ムシキングでは2015ファーストから参戦。レアリティはR。
2015セカンドでは条件を満たすと覚醒し、レアリティがSRに、必殺わざも「スーパートルネードスロー」に変化する。
実は覚醒カブトムシは当初不具合があり、おたすけ相性の3つ目が合っていなくても相性◎と判定された(現在は修正されている)。
・No.016 いぶし銀の戦士-タイゴホンヅノカブト
つよさ120-属性:パー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)サイドロックボム
その名の通りタイに住むゴホンヅノカブトの仲間。色合いが地味。
胸ツノの内側2本が板のように薄いのが特徴。シャムゴホンヅノカブトという呼び方もある。
新甲虫王者ムシキングでは2015ファーストから参戦。レアリティはRで、意外にもアタックタイプへと変更されている。
・No.017 北米の将軍-グラントシロカブト
つよさ100-属性:パー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)トルネードスロー→(スーパー)ジェネラルストーム
ムシキングチームのネブ博士も愛用するカブトムシ。名前はアメリカ合衆国の北軍最高司令官ユリシーズ・S・グラントからつけられた……と言われていたが、最近はアリゾナ州(Fort Grant)という説が有力らしい。
ヘルクレスオオカブトらと同じDynastes(ディナステス)属に分類されるが、日本のカブトムシと同じくらいの大きさしかない。が、闘志も力も体格には似合わない程度には強く、メスを挟み殺すこともある。
新甲虫王者ムシキングでは2016ファーストから参戦。レアリティもRへと昇格し、新たな必殺わざ「ジェネラルストーム」を使用するようになった。
2016セカンドにおいて覚醒することが発覚。「スーパージェネラルストーム」という完全新規のスーパーわざを使用するようになる。
・No.018 恐怖の前足-ノコギリタテヅノカブト
つよさ100-属性:パー/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)サイドロックボム→(スーパー)ソードアンドスフィア
南米の竹林に住むカブトムシで、前足が長いのが特徴。その長い前足を活かして相手を足場から振り落とす戦い方をする反面、ツノは退化して貧弱になってしまっている。一応、最終手段としてツノを使用することはあるがやはり折れやすく、野生個体ではツノが折れている物も多い。
しかしムシキングではわざカードでわざを覚えさせる=全ての甲虫が同じ動きを行うという仕組みの都合で、前足を殆ど使わず細いツノを酷使している。無理すんな。
新甲虫王者ムシキングにはロケテストバージョンでは全てのムシの鳴き声にノコギリタテヅノカブトの物が使われていた。
ちなみに正式稼働後も通常ハサミわざの際に鳴き声の出だしの甲高い音が、特定のCPUのムシが怒った際の演出ではロケテストと同じくそのままノコギリタテヅノカブトの鳴き声が使用されている。
上記の事情もあり2016サードに参戦した際には混同を防ぐために、鳴き声が旧作におけるカウントダウン時のショートボイスへと変更された。レアリティはSRであり、覚醒グラント同様につよさ100からの大出世を果たした。しかしグラントとは違い、コイツはまだ覚醒を残しているため、SSR昇格も可能性としては残っている。
・No.019 南米の巨人-アクティオンゾウカブト
つよさ200-属性:グー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆ガンガンスマッシュ→サマーソルトプレス
ブラック博士御用達のゾウカブト。やはりムシキングの影響でゾウカブトの中で最強だと他のメディアで扱われる事が多い。アニメ版のグルムとのエピソードも必見。
ガンガンスマッシュを超必殺わざとする物は最初期金レア御三家の中では最も短かった。2003秋第3弾で排出終了後、2005ファーストプラスで復活。初めて仕様変更されて復活するムシとなった。
新甲虫王者ムシキングでは2016ファーストで参戦……すると誰もが思ったが、彼ではなく旧作で彼の後継者であるタランドゥスツヤクワガタが登場したためまだ登場していない。
2015ファーストはヘルクレス、セカンドにギラファと来ていたので次はアクティオンだろうという予想は大きく裏切られた。まぁ更に予想だにしなかった事が他にもあったのだが……(後述)。
しかし晴れて2016セカンドにSSRとして参戦。おたすけ相性が驚異のグーチョキパーとなる。
・No.020 怪力甲虫-パラワンオオヒラタクワガタ
つよさ180-属性:チョキ/【せいかく】アタックタイプ→スーパーアタックタイプ/超必殺わざ◆ブルロック
ヒラタクワガタの仲間……どころか、クワガタムシ全体の中でもかなりの大型であり「クワガタムシ最強は?」と聞かれた時にも名前が挙がりやすい。
気性は荒く、力も強い上に好戦的。それ故に排出終了する2004ファーストまではアタックタイプ、2005セカンドで復活してからはスーパーアタックタイプとなる。
新甲虫王者ムシキングでは2015セカンドから参戦、レアリティはSR。
荒々しく恐ろしげな鳴き声は変更され、随分と落ち着いた鳴き声になった。旧作とは異なりバランスタイプ寄りの能力配分となったための変更…なのかもしれない。
2016セカンドで覚醒、SSRに進化し必殺わざも「ブルクラッシャーへ」と進化する。なんかグー枠だけ全然覚醒しねぇな。
・No.021 無骨な小兵-メンガタカブト
つよさ120-属性:グー/【せいかく】ディフェンスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ローリングスマッシュ→(スーパー)アンダーワールド
こう見えてサイカブトの仲間。木の上よりも地上にいる事を好む傾向があるが詳しい生態はわかっていない。
メンガタクワガタの記述にある通り、新ムシキングでは当初鳴き声だけがメンガタクワガタの物として使われていた。しかし本人…もとい本ムシは未登場。
・No.022 シカヅノをもつクワガタ-スペキオシスシカクワガタ
つよさ100-属性:チョキ/【せいかく】ディフェンスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ランニングカッター→(スーパー)ロデオ
鹿のツノのように大きく張り出した大アゴが特徴的。スペキオススシカクワガタという呼び方も存在する。
ムシキングでは小型甲虫扱いだが、実際はシカクワガタの中でも大型の種類。
ちなみにムシキングシリーズで最もカードバリエーションが多い。
新甲虫王者ムシキングでは2015ファーストから参戦。レアリティはN。
必殺わざはロデオを使用し、最初にアダー完結編の要素を引き継いだムシである。
・No.023 幻の巨神-ネプチューンオオカブト
つよさ160-属性:パー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)サイドスクリュースロー→ネプチューンウェイブ
ヘルクレスオオカブトに次ぐ巨体を誇るカブトムシ。サタンオオカブトとの近縁関係が指摘されている。
ムシキング・ジョニーが愛用していたり、映画版グレイテストチャンピオンへの道では主人公のライバルのムシとして登場するなど比較的目立っていた。
また、その映画ではダークサイド・ネプチューンという暗黒の力を得た姿(アダーコレクションのように赤い目になる)も登場。ゲーム版では肩書きが「ダークサイドの使者」となっている。
ムシキングでは中型甲虫として扱われ、その事に疑問を抱いたファンも多かったが……
新甲虫王者ムシキングではなんとSSR…つまり旧作でいうつよさ200に相当するレアリティへ昇格を遂げた。
2016ファーストから参戦し、新必殺わざネプチューンウェイブで暴れまわる。
・No.024 アジアンファイター-アトラスオオカブト
つよさ140-属性:パー/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)サイドスクリュースロー
コーカサスオオカブトを小さくしたような外見が特徴で、コーカサスに負けず劣らず気が荒い。ちなみに胸ツノの角度からミンダナオ産と思われる。
外国産カブトムシの入門用的な存在でもあり、かなり安い値段でペットショップなどで購入する事ができる。しかし時々オスがメスを殺してしまう事もあるので注意。
アダー完結編からは究極必殺わざも使用するようになった。
新甲虫王者ムシキングでは2016セカンドから参戦。こちらもネプチューンと同様に昇格しSRとなった。
・No.025 たよれる胸角-ヒルトゥスヘラヅノカブト
つよさ120-属性:パー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ダイシャリン→(スーパー)ハムスターホイール
ムシキング初の追加甲虫。名前の通り胸のツノがヘラ状になっているのが特徴。同じく初の追加わざ「ダイシャリン」を超必殺わざに持つ。
極めてマイナーな種ではあるが個体数は多く、街灯などの明かりに頻繁に飛翔する。
アダー完結編では新たな必殺わざを使用する。どうでもいいがスーパーハムスターホイールは初見ではどっちがわざをかけているのかわかりにくい。
新甲虫王者ムシキングでは2016セカンドから参戦。レアリティはRで、アダー完結編同様にハムスターホイールを使用する。
・No.026 錆色兜→古来よりの荒武者-サビイロカブト
つよさ100-属性:パー/【せいかく】ディフェンスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ダイシャリン
ヒルトゥスに続く追加甲虫。その名の通り体が錆ているかのように細かい毛が生えている。
本来はこちらが正真正銘のAllomyrina属。確かにカブトムシの姿はどことなくサビイロカブトに似ているところもあるため当初同属と思われていたのも納得である。
新ムシキングでは2015ファーストから参戦。レアリティはN。
ショルダーネームが変更されたが、これは新ムシキングは名前以外にショルダーネームも読み上げるため、旧作のままだと「大事なことなので2回言いました」状態になってしまうため変更されたと思われる。
・No.027 魅惑のツートンカラー-ラコダールツヤクワガタ
つよさ160-属性:チョキ/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆デビルスリーパー→スライディングR
ムシキング初の追加レアカード甲虫。当初は敵専用甲虫だったが2003秋第2弾以降でプレイヤーも使用可能となる。超必殺わざ「デビルスリーパー」のエグさが印象に残ったプレイヤーも多いだろう。
また、これ以降定期的に出てくるツヤクワガタの仲間第1号でもある。
新甲虫王者ムシキングでは2015年12月発売の月刊コロコロコミック1月号にプロモカードが付属。レアリティはSRで、後に2016サードにて正式に参戦。
必殺わざは変更されたがそれ以外の要素は殆どそのままである。
・No.028 足長甲虫-コガシラクワガタ
つよさ140-属性:チョキ/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆デビルスリーパー
チリに生息しているためチリクワガタとも呼ばれる。
その外見はクワガタムシではない何かとしか言いようが無いくらい異形のクワガタムシ。
異様に長く曲がった大アゴ、同じく長い足、メタリックな体、外殻に大きく覆われ上下2つに分かれ合計4つあるように見える複眼など、その姿はどことなく不気味。
それでいて超必殺わざが相手の首をへし折る「デビルスリーパー」なので非常に印象に残りやすい。
新甲虫王者ムシキングでは2015セカンドから参戦。鳴き声が変更されたが旧作の物はどうも「もののけ姫」の中で使われていたらしく、変更理由はそれが関係していると思われる。
・No.029 アフリカの宝石→アフリカの黒い宝石-タランドゥスツヤクワガタ
つよさ200-属性:グー/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆ヒャクレツケン→バッファロークラッシュ
2003秋第3弾で初めて登場した新たな金レア甲虫。
ツヤクワガタと名についているが前述のラコダールツヤクワガタが属する物とは別の属。
正式には「タランドゥスオオツヤクワガタ」という名前であり、本種のみでオオツヤクワガタ属を形成している。
超必殺わざ「ヒャクレツケン」は実際は23連打、わざの出だしとトドメを合わせても25連打である。
新ムシキングではアクティオンゾウカブトの記述にある通り、アクティオンより先に参戦。2016ファーストから登場しレアリティはSSR。
ショルダーネームが変更された理由はケンタウルスオオカブトのショルダーネームと似ていたためはっきりと差別化するのが目的だと思われる。
・No.030 黄金の鎧-オウゴンオニクワガタ
つよさ180-属性:グー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆ヒャクレツケン
全身が金色で美しいクワガタムシ。ムシキングに登場するものはローゼンベルグオウゴンオニクワガタ。
実はカード化された期間は意外と短い。
グランディスオオクワガタが2003秋第3弾ではまだ健在なため、(5周年コレクションを除けば)この弾のみ同じ必殺の手を持つ銀レアが同時に収録されている。
そして5周年コレクション第2弾で復活した時には、かつて入れ替わりで復活したグランディスオオクワガタと同じく何の変更も無かった。不遇。
新甲虫王者ムシキングでは2016セカンドから参戦。レアリティはSR。
…ちなみに参戦決定はカードやオウゴンオニそのものが紹介されたのではなく、アクティオンゾウカブトのサマーソルトプレス紹介写真でわざをかけられ潰されている場面が使われそれでファンに知られるという。やっぱり不遇。
一方で公式サイトでは「超ド派手なクワガタムシ」としてアクティオンと対を成す形で紹介されており、何だかんだで優遇されている面も。
2016サードでは覚醒し、レアリティがSSRに、必殺わざが「センジュカイケン」へと変化する。
No.031 華麗なる巨人兵-ブルマイスターツヤクワガタ
つよさ180-属性:チョキ/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆クロスダイブ
大きくスマートな体格に黄色いハネを持つ美しいクワガタ。ただしムシキングにいるような長歯形個体は少なく、市販される個体のほとんどは中歯形や短歯形である。その上ツヤクワガタとしては非常に高価。
2005セカンドで排出終了後、2007ファーストにて復活…したはいいが、同時に2007ファーストに参戦した唯一の銀レア甲虫となってしまった。
新甲虫王者ムシキングでは2016ファーストから参戦。レアリティはSR。旧作ではツヤクワガタ唯一の銀レアだったが、今回はSRのツヤクワガタが(現時点で)他に3種も登場している。不憫。
・No.032 ボルネオの守護神-モーレンカンプオオカブト
つよさ160-属性:パー/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆サイクロンホイップ
「ボルネオオオカブト」という別名の示す通り、ボルネオ島にだけ生息する大型カブトムシ。アトラス、コーカサスといった他のカルコソマと比較すると胸角の幅が狭く、頭角が長く伸びるため、見分けることは容易。
新甲虫王者ムシキングでは2015セカンドから参戦。レアリティはSRで、アタックタイプらしからぬHPに特化した能力となっている。ヒルスシロカブトと能力逆のような気もするが…
・No.033 熱血甲虫-ヒメカブト
つよさ100-属性:グー→パー/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ハヤテ→ブーメランスロー
アジアでは生息数が多く、現地では日本のカブトムシに相当するカブトムシ。好戦的な性格で知られるが実はそれほど気は荒くなく、タイの昆虫相撲「メンクワン」の風習によって「ヒメカブトと言えば喧嘩」というイメージの一人歩きな部分によるものだろう。
ケブカヒメカブトとのコンビで合必殺わざ「リバースハヤテ」を扱えることから、必殺わざが個別となる新甲虫王者ムシキングではヒメカブトがハヤテを引き継ぐと多くのプレイヤーが予想していたが…
新甲虫王者ムシキングでは2016ファーストから参戦。レアリティはN。
ハヤテはマキシムスに受け継がれ、肝心のヒメカブトはというと新必殺わざ「ブーメランスロー」を習得、必殺わざがパーに変更されるという事態に。
他にもせいかくがディフェンスタイプへと変更されたり、鳴き声も別のものとなっていたりと旧作の面影は全くないと言ってもいい。ブーメランスローが非常にカッコいい技なため、一概にも不遇とは言い切れないが。
・No.034 偉大なる大アゴ-マンディブラリスフタマタクワガタ
つよさ200-属性:チョキ/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆クロスダイブ→マンディブクラッシュ
世界最大のフタマタクワガタで、その大きさはギラファに引けを取らない。
一応ギラファとの性格被りを防ぐためにバランスタイプとして登場しているが、実際には極めて好戦的。セアカ同様根っこは臆病なのだが
ムシキング史上初となるアダーコレクションとして登場したレア甲虫であり、以降(2007シャイニングにちゃっかり参戦したパラワン除き)つよさ160以上のムシはアダー化した2バージョン後に排出終了となっている。
アニメではつよさ200のムシの中で唯一単身で登場せず、特に見せ場もないというモブ同然の扱いとなっている。
新甲虫王者ムシキングでは2016セカンドの中期以降に参戦。レアリティはSSR。
同期のアクティオンが非常に優れたお助け相性を持っているのに対し、こちらはチョキ+チョキ+チョキとお世辞にも優れているとは言い難く、能力も個体次第では同じお助け相性のギラファと完全に一致してしまう程に酷似していたりとやや冷遇気味。
・No.035 アフリカの原石-ケンタウルスオオカブト
つよさ140-属性:パー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆サイクロンホイップ→(スーパー)エメラルドフロージョン
ギガスサイカブトと並び、アフリカでは数少ない大型カブトムシ。同族以外との争いをする必要がほぼないためか、他種カブト・クワガタとの争いは苦手で見た目ほどの強さは無い。
新甲虫王者ムシキングでは2015セカンドから参戦。レアリティはR。
モーレンカンプオオカブトと超必殺わざが被っていたために必殺わざが変更されたが、新たに得た必殺わざはまさかのエメラルドフロージョンである。Vスパイラルクレーンではダメだったのだろうか…
2016ファーストでは条件を満たすと覚醒し、レアリティがSRに、必殺わざも「スーパーエメラルドフロージョン」に変化する。完全にやりたい放題だなおい
・No.036 短くも恐ろしき大アゴ-マキシムスマルバネクワガタ
つよさ120-属性:グー/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ハヤテ
スーパーハヤテと共に2004ファースト+から参戦。大型のマルバネクワガタで、特にメスは世界最大クラスの大きさを誇る。
気が荒いとされているが、「あまり好戦的な性格ではなく、闘志が付くと強いが戦闘態勢に入るまでが非常に長い」というレポートがあり、恐らく野生下においてはほとんど争うことはないと思われる…が、実態は不明。
新甲虫王者ムシキングでは2016ファーストから参戦。レアリティはR。
・No.037 ボリビアの秘宝-サタンオオカブト
つよさ180-属性:パー/【せいかく】スーパーディフェンスタイプ/超必殺わざ◆S・A・S
外見や前肢の形からネプチューンオオカブトの近縁種として指摘されているカブトムシ。実際、一時期は同種として扱われていたこともある。
ムシキング史上初にして、後にも唯一となるスーパーディフェンスタイプの甲虫。2003秋難しいモードに登場したアクティオン、ヘルクレスに次ぐ220もの体力を誇るムシであり、その体力に魅了され愛用するプレイヤーは多い。
ただし攻撃力は銀レア甲虫とは思えないほどに低く、あいこダメージの負担も大きいという弱点があるため大型甲虫の中でもやや上級者向けの甲虫だろう。
・No.038 ハーレムプリンス-アルキデスオオヒラタクワガタ
つよさ160-属性:グー/【せいかく】スーパーアタックタイプ/超必殺わざ◆コンプリートスマッシュ
他の追加銅レアから遅れて参戦した、ダゲキの追加銅レア。
スマートな体格な種が多いヒラタクワガタの中でも飛び抜けて横幅が大きくなるのがこのアルキデス。それ故に体長ではなく横幅の長さが重要視されるクワガタで、太さが強調される短歯形個体の方が長歯形個体よりも好まれる傾向にある。
サタンオオカブトと対比するかのごとく登場したスーパーアタックタイプの甲虫で、攻撃力はなんと金レア甲虫のアクティオンと同等。
…反面体力は120とアクティオンの約半分ほどであり、殺るか殺られるかを体現したようなステータスである。元のアルキデスの人気の高さも相まってか、サタンと同様こちらも愛用者は多い。
・No.039 赤足の仕事師-インペリアリスツヤクワガタ
つよさ120-属性:チョキ/【せいかく】ディフェンスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)フォレストブリッジ
ツヤクワガタの中でもツヤが強く、ツヤのある漆黒ボディに赤い足のコントラストが非常に美しいクワガタ。
ブルマイスター同様やや高価なツヤクワガタであり、入手が比較的難しい種類でもある。
2004セカンド以降に登場するムシには(極々一部の例外除き)全て個別の超必殺わざが割り当てられおり、
中でもインペリアリスは初の専用究極必殺わざを得たムシである。
新甲虫王者ムシキングでは2016ファーストから参戦。レアリティはR。
…ではなくSR、つまり旧作でいう銀レアへと昇格を果たした。覚醒を除き、つよさ140以下のムシでSRに上り詰めたのはインペリアリスが初である。
・No.040 青き伝説甲虫-ヘルクレスリッキーブルー
つよさ200-属性:パー/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆アースクエイクスロー
パーの200甲虫はネタ切れではないか?と危惧する声もあった中、颯爽と登場したヘルクレス亜種。
なんといっても最大の特徴は青い羽根だろう。ただでさえ人気の高いヘルクレスオオカブト(の亜種)のブルー個体に人気が出ないはずが無く、瞬く間に子供たちの新たなヒーローとして君臨。
その人気に便乗してか、この時期になってからは多くの青いヘルクレスのおもちゃがSEGA以外の企業からも大量に世に出回っていたが、それはまた別のお話。
その特別感からか、アニメや一部のマンガにおいてはラスボス格として登場しており、ここでも存在感を醸し出している。
ちなみにリッキーブルーというのは固有種ではなくヘルクレス亜種リッキーのブルー個体の通称であり、ブルー個体は他の亜種でも発生することがある。
・No.041 ブラジルの謎-アヌビスゾウカブト
つよさ140-属性:グー/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)サブマリンアタック
ムシキングに登場したゾウカブトの中では唯一の非レア甲虫。しかし現実世界においての価値はエレファス、アクティオン、マルスの比では無く、かつては非常に高価な価格で販売されていた。今は比較的落ち着いているのだが。
超必殺わざサブマリンアタックは一般に公募された必殺わざのグランプリに輝いた技であり、以降もこの一般公募は定期的に行われ、グランプリに輝いた(もしくは準グランプリ)技はサブマリンアタック同様に登場、カード化がされている。
新甲虫王者ムシキングでは2016サードから参戦。レアリティはR。
・No.042 オレンジのハヤブサ-ファブリースノコギリクワガタ
つよさ100-属性:チョキ/【せいかく】スーパーアタックタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)ハヤブサ
オレンジ色の羽根が美しい大型のノコギリクワガタ。しかし何故かムシキングにおいては最弱格のつよさ100となっている。
ムシキングにおける最大の特徴といえば、その能力だろう。つよさ100でありながらスーパーアタックタイプであるがために体力はたった60しかなく、紙なんて言う話ではない。
一方で攻撃力は高く、特にスーパーハヤブサの単体ダメージは130と、全ムシの中でもトップクラスの瞬時火力を誇っていた…のもデビュー当初のみ。
次弾2005ファースト以降はつよさ100のムシの究極必殺わざの威力が抑えられてしまい、スーパーハヤブサのダメージも110と弱体化。尤も、つよさの値がそのままベースの体力となるよう仕様変更されたため、止む無しの調整だろう。
新甲虫王者ムシキングでは2016ファーストから参戦。レアリティもRへと昇格した。
今回は攻撃力がやや高めな程度で、比較的バランスの良い能力配分となっている。
・No.043 美しきシカヅノ-ディディエールシカクワガタ
つよさ160-属性:チョキ/【せいかく】ディフェンスタイプ/超必殺わざ◆ローリングクレイドル
2005ファーストで新たに登場、これに伴いセアカフタマタクワガタは排出を終了した。
シカクワガタ属の中で最大種であり、大型個体はどことなくセアカフタマタクワガタと似る部分がある。
複雑に歪曲した大アゴを持つがケンカを好まず、すぐに決着がつかないと自ら退散していくらしい。故のディフェンスタイプか。余談だが大体のシカクワガタがこの習性を持っている。
新甲虫王者ムシキングでは2016サードから参戦。レアリティはSR。
・No.044 怪力ペンチ-ハスタートノコギリクワガタ
つよさ120-属性:グー/【せいかく】バランスタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)モールアタック
ノコギリクワガタの仲間では珍しく体幅が広く、大アゴが短い。そのためかノコギリクワガタと付くムシで唯一のダゲキ甲虫となっている。
産地によって色彩が異なり、ムシキングに登場するような前翅の縁が鮮やかなオレンジ色になるものはガダルカナル島産。ブーゲンビル島産は前翅先端が僅かに色づく程度。
新甲虫王者ムシキングでは2016サードから参戦。レアリティはR。
レアリティがRのムシの中では(個体次第とはいえ)今のところ唯一3桁に達する能力を有しており、お助け相性もグー+チョキと柔軟であることからRのムシの中でも特に扱いやすい。
・No.045 熱血ファイター-ケブカヒメカブト
つよさ100-属性:パー/【せいかく】アタックタイプ/超必殺わざ◆(スーパー)リバーススラム
その名の通り体毛を持つヒメカブト。目にする機会もヒメカブトの次に多い。
旧ムシキングではヒメカブトと【熱血コンビ】というタッグが組め、合体必殺わざも両者の超必殺わざを合体させた「リバースハヤテ」だった。
新ムシキングには2015セカンドから参戦。レアリティはN。リバーススラムは空中で相手を掴まずにそのまま叩きつけるような感じになった。
ヒメカブトの必殺わざが新で変わったためリバースハヤテは消失、熱血コンビ解消と捉えるか、同じパー同士になった事でむしろ相性は更によくなっていると捉えるべきか……。
甲虫王者ムシキング アダー完結編
・MC082 美しき伝説甲虫-ヘルクレスエクアトリアヌス
レアリティ:ハイパーレア/属性:パー/必殺わざ◆ジャベリン
アマゾン川上流に生息するヘルクレス亜種で、前翅の黄色が他より強いのが特徴。
アダー完結編ではそれまでとは違いムシに個別ステータスがつき、エクアトリアヌスは全ムシの中で2番目に体力が高い、このため完結編以前で言えばスーパーディフェンスタイプに相当すると思われる。
そして完結編のラスボスとしてヘルクレスエクアトリアヌスブルーが登場する。ちなみにこいつが赤目甲虫第1号。
復活の森編に出てきた改造コーカサスを上回るバケモノであり、驚異の体力1500を誇る。
・MC083 赤き野獣-サバゲノコギリクワガタ
レアリティ:スーパーレア/属性:チョキ/必殺わざ◆(スーパー)ギコギコスラッシュ
アフリカ中部から東部にかけて生息するノコギリクワガタ。サバゲーではない。
胸部を中心とした体の大部分に明るいオレンジ色の模様が現れるが、コンゴに生息するものは体色が違う。
気性が荒く、オスがメスを殺してしまう事がある。ムシの世界にもDVって多いんですね。
ゲーム中ではチャラ男っぽい口調で喋る。
新甲虫王者ムシキング
・M-1-03 高層の支配者-オオシカクワガタ
レアリティ:SR/属性:チョキ/必殺わざ◆オオシカスクリュー
新ムシキングになって突如参戦した新たなクワガタムシ。正式名称はウエストウッドオオシカクワガタ。
名前にシカクワガタとつくがスペキオシス達のシカクワガタ属とは違い、オオシカクワガタ属に分類されている。オオシカクワガタ属は1種1亜種で構成されており、まだ生態も詳しい事はわかっていないらしい。
ちなみに当初はフタマタクワガタ属に分類されていた事もあった。
・M-5-01 暗黒のスナイパー-ジュダイクスミヤマクワガタ
レアリティ:SSR/属性:チョキ/必殺わざ◆ジュダイクスセイバー
オオシカクワガタに続く新規甲虫にして、最高レアリティSSRに位置するミヤマクワガタ。
名前だけではピンと来ないかもしれないが、かの有名なヨーロッパミヤマクワガタの亜種に当たるクワガタであり、欧州において最大の甲虫である。そのためか、本種をかたどった切手や絵画も多い。
ムシキングにおいては「ジュダイクス」と呼ばれているが、実際の学名に従って読む場合は「ユダイクス」の方が正しい。ヤヌスゾウカブトがジャヌスゾウカブトと間違われることはほとんどないにもかかわらず、である。
関連項目
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- 0pt