ムツゴロウとは、
この記事では魚のムツゴロウについて記述する。
概要
体長は、最大で20センチほど。
日本では、有明海や八代海の泥質の干潟に1メートルほどの巣穴を掘って生息する。干潮時にはムナビレを使って干潟の上を這い回る姿が見られる。
エラ呼吸の他に皮膚呼吸も行っている。皮膚呼吸の効率を高めるために皮膚が薄くなっているので皮膚を傷つけないために細かい粒子の泥地にしか生息できない。さらに皮膚呼吸に頼りすぎて体が湿っていれば陸上でも平気だが逆に水中から出られなくして空気に触れさせないようにすると溺れてしまう。
えさは泥の上に積もる珪藻類。トビハゼ(体長は半分ほど)と同じ場所で見られることもあるが、こちらは底生動物を食しムツゴロウと棲み分けている。
食用として蒲焼などにされる。漁法としては、泥の上に出てきたムツゴロウにオモリの付いた針を投げて引っ掛ける「ムツかけ」、巣穴に竹筒の罠を仕掛ける「タカッポ」など。
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関連項目
外部リンク
ムツゴロウ(ハゼ科) - 佐賀県庁
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