概要
たった一発でも急所なら即死、そうでなくても部位欠損、重傷による行動不能、ボディアーマーなどの防具を着用すれば貫通こそ免れやすくはなるものの、それでも骨折しかねないほどの大きな衝撃を体に受けるものである。これは子供が引き金を引いても同じ結果になるのでどのような状況でも相手が銃を持っているということは大きな抑止力になる。それだけ銃というのは脅威になりえるのである。
しかしゲームでそれをリアルに表現するとゲームが成り立たなくなるので、ほとんどのゲームは当たってもダメージを受けて体力が減るだけ、回復アイテムを使ったりしばらく待てば回復する、体力さえあれば平然と行動できる仕様としているため(オワタ式や高難易度を除けば)現実の銃より威力が大幅に下げられている。
この結果ハンドガンしかもっていないとなると味方では貧弱であり、敵ならば雑魚である。という印象をうけ、策に頼らず堂々と真正面から弾丸を体に受け続けて戦い、そのまま強行突破することも容易となっている。
…しかしムービーに入ると、この銃の脅威が現実に戻るのである。
ひとたびムービーに入るといままでさんざん撃ちあって弾を当てられていたのに、銃を突きつけられるだけで降参せざるを得ない状況になったり、ゲーム中では体力無限だった味方がたった一発の銃で死亡するということもありえる。この状況は例え主人公でも例外ではないのでムービーに入って銃が登場すると恐怖の気持ちをこめてムービー銃という表現をするのである。
ハンドガン
ムービー銃の代名詞ともいえる存在。ハンドガン以上の銃器がいくらでもあるゲームがほとんどだがだいたい名有りキャラが死亡するのはこのハンドガンであることが多い。通常ではありえない距離から命中させることもある
マシンガン
ムービー銃がマイナス方面に働くことが多い銃。特に命中率の低下が著しく、どうして外れているんだというぐらいにフルオートで撃っても余裕で逃げられることもある。まあムービーでマシンガンで蜂の巣は絵的にグロイという理由もあるが。
ロケットランチャー
厳密には銃とは少し違うが通常でも強い威力がムービーになるとさらに凶悪になり、建造物の崩壊、乗り物の破壊、大型クリーチャーのとどめとゲームの演出を大幅に派手にしてくれる。ゲーム中でも強いがあくまでも大ダメージ程度である。
ナイフ
もはや銃ではない。ゲーム的には近接武器の中でも低威力に設定されがちだが侮るなかれ、保有の手軽さといった背景から鉄火場以外に登場することも多く、特に事件の真相や秘密に気づいたサブキャラクターに対して極めて高い殺傷力を発揮する。
亜種にムービー剣がおり、こちらは切っ先の貫通というインパクトあるビジュアルで事の重大さを煽ってくれるニクいやつである。
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関連項目
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