ムーンウォークとは、前へ歩いているようなフォームで後ろ向きに進む技法である。
概要
もともとこの技法は「バックスライド」と呼ばれていた。
そして、これを「ムーンウォーク」と名付けたのは、ご存じ「人類史上最も成功したエンタ-テイナー」マイケル・ジャクソンである。
彼が初めてムーンウォークを披露したのは1983年5月のモータウン25周年コンサート、「ビリー・ジーン」の間奏中で、その後横向きに進んだりするなどバージョンアップしていった。
マイケルのものが有名だが、バックスライドをテレビで初めて披露したのはジェフリー・ダニエルであり、マイケルは彼からこの技法を教わっている。
やり方を解説する動画などがよく見られ、練習すればできるようにはなれるが、マイケルのように普通の歩行フォームと大差なくなめらかに行うにはかなりの訓練を要する。
なお、滑りやすい靴だと成功しやすいが、だからといってスケートリンクでやってもなかなか後ろには進まない。
滑って転んだり、進行方向が見えないので衝突するなどのおそれがある。周囲の状況をよく確認して披露・練習することをおすすめする。
ムーンウォークのやり方
簡単に言うと、「片足に重心をかけもう一方をベタ足で後ろへ引く」という動作を繰り返せばよい。
しかし、上述したようにそこそこできるようになるのはさほど難しくないが、マスターするのは大変である。くれぐれも足腰を痛めて病院へ行き、「ムーンウォークやってたら痛めました」という羽目になったりしないように。
ムーンウォークにたとえられるもの
テレビゲームにおいて、キャラクターがバグや裏技で、前進するモーションを取りながら後退している際、その動作をムーンウォークとたとえられる。
他には、歩いている様子の逆再生映像もムーンウォークとたとえられる。
鳥類のキモモマイコドリの雄は求愛の際にムーンウォークのような動きをする。尾羽を素早く振動させ、その振動が足に伝わるため、後ろに移動するらしい。
関連動画
関連商品
関連項目
- 4
- 0pt