「いい的よ、貴方」
フロムソフトウェアのゲーム、アーマードコア4に登場する女性リンクス。
概要
BFF社所属のリンクスの1人で、オリジナルNo.5を有する同社における最高レベルの戦力。BFF社の兵器開発方針である狙撃特化傾向は彼女の戦闘スタイルによって決定されたと言われるほどの影響力も持っている。
オリジナルとしての自分の地位に絶対の自信を持っているようで、他の多くのリンクスと同じように適性の低いアナトリアの傭兵のことも完全に見下している。「調子に乗って殺されに来たのね?」「役に立たない男」などといったドスの効いたSっ気たっぷりのセリフに加え、未使用音声では犬だの雑種だのとこちらを罵倒しまくっている辺り、二つの意味で「女帝」と呼ぶに相応しいキャラ付けとなっている。
ミッションでは中盤の「EMPRESS」にて登場。南極サイオン湾にて単独で行動していたところを襲撃することになる。
ミッションの舞台となる定着氷は高濃度のコジマ粒子が流出している関係でプライマルアーマーが回復しないことに加えて、FCSのロック距離も減少するという難易度の高いミッションとなっている。彼女の動き自体も今までのCPUと比較してかなり良い方なので、初心者はロクに捕捉できないまま彼女の言うところの「良い的」となって何の成す術も無く撃破されてしまうことも珍しくない。
(一応の救済としてノーマルモードではピンチになるとジョシュアが救援に来るので、彼に任せるのもいいかも)
オリジナルであるという自信を全く崩すことなく余裕の立ち回りを見せるも徐々に追い詰められていき、最期には自分の方が優れたリンクスである筈なのに何故・・・といった風に、現実を受け入れられぬまま困惑した面持ちで海中へと沈んでいった。
搭乗ネクストはBFF社標準機体の047ANをベースとした「プロメシュース」 ライフルと専用のスナイパーライフル、レーダーのみという極めてシンプルな武装構成となっている。
普通に戦えばネクスト一機を落とせるかどうかも危ういこの機体で、彼女はCPU特有の鬼ロックを用いて挑んでくる。うまく回避行動ができないと吸い込まれるようにして砂の弾丸が確実にこちらを捉え、あっという間にAPをゴリゴリ削られていく。
だが武装の関係上、近接戦闘における適正が皆無なのと瞬間火力には乏しいという弱点がある。よって高威力のブレードを用いた接近戦や実弾装甲をガチガチに固めてのダメージレースを挑むと倒しやすいかもしれない。
因みにメアリー・シェリーという名前は「フランケンシュタイン」の作者の名前でもあり、同小説の別名には「現代のプロメシュース」というものもある辺り、これが由来で間違いないとされている。
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