メインヒロイン(笑)とは、「名目上はメインヒロインであるはずなのに、メインヒロインと認識してもらえない」不遇なキャラクターのことである。主人公(笑)のメインヒロイン版である。
注意(編集の前に熟読すること)
- 「主人公」以上に「メインヒロイン」という語の要件自体が曖昧であること。
- 「主人公(笑)」同様、からかいや見下しの意味合いを含むネタであること。
- 「主人公(笑)」以上に、キャラとしての扱いや物語内の立ち位置・人気がヒロイン性とは無関係なこと
以上の点について充分に注意が必要である。
安易に定義することはその作品やキャラのファンを不快にさせ、嫌悪感を煽る結果にしかならない。
当該作品や当該キャラのファンへの理解なしに編集追記することは厳に慎むべきである。
せめて、当該キャラ及び当記事のスレや編集履歴を熟読し、安易な編集追記は行わないようお願いしたい。
概要
下項目の通り、元々「メインヒロインという定義自体が曖昧だ」ということを前提においたメタネタとして扱われ出した語であるため、語の定義や実態はほぼない(あってはギャグとして成立しない)。
主人公に救われる・見出されるというドラマの構造からすれば、作中で扱いが悪いのも一つの必然であるし、近年増えているハーレム系やダブルヒロインの作品において「主人公が余所へ向いている」展開で、出番や物語としての扱いが低下してしまうのも良くある話である。→ダブルヒロイン
また、「メインヒロイン」の項にもあるとおり、どうしても中庸的なキャラとして定義され埋没してしまいがちだったり、物語世界の根幹に関わる故に活躍が狭まったりすることも多く、より自由に設定・活躍できるサブヒロインに出番や人気を奪われてしまう例も多々ある。
こうした事象は特に外部から観測する者には目立った事例として映りやすく、即「メインヒロイン(笑)」と揶揄されることも多い。
が、「主人公(笑)」にもあるとおり、こうした「一時的な扱いの低下」をさして「メインヒロイン(笑)」と認定するのは早計であろう。
また、「ヒロイン」という語がギャルゲなど恋愛をメインに取り扱う作品において強く意識されるためか、メインヒロインと主人公が恋愛関係(擬似的な物を含む)を育まない場合に「メインヒロイン(笑)」と称する傾向が一部に見られるが、「設定上恋愛関係が成立し得ないヒロイン」や「主人公とヒロインに別の相手がいるパターン」なども古来よりの王道であり、恋愛関係の有無はメインヒロインの構成要素としては必須ではない。
(意外に思えるかも知れないが、当のネタ元の「アイドルマスター」も、原作では恋愛要素は重要視されていない。)
どんなに扱いが悪くても、キャラにはそれを愛するファンがいるものである。
好きなキャラを貶されて気分が良い人はいない。
この語の使用には充分に配慮が必要である。
ニコニコ動画での初出
ニコニコ動画における初出はペデューサーPの「アイドルマスター ドタバタ紙芝居 その1」。作中で、星井美希が天海春香に対して発言した。
『アイドルマスター』の余りにも個性派揃いの765プロアイドル候補生達の中で、年長組の様に大人のリーダーシップが取れる訳でもなく、年少組の様に我侭を言っても許される訳でもない、「16歳と言う次女的なポジショニング」に位置する天海春香は、比較的「他人を振り回さない手間の掛からないいい子であり、常識人かつお人好しでP以外には押しが弱い」と言う性格故に、色々と不遇を託つ事になる。
アーケード版では如月千早と一緒に『Two Top』、L4U!では単独の広報媒体・雑誌記事等での中心に位置するセンターポジションアイドルを任されているのにblog、CDドラマ、ラジオドラマ等の公式媒体で影が薄い・空気・ネタが滑る役回りをさせられる傾向から、二次創作作品等で「メインヒロイン(笑)」と良くネタにされる。
Xbox360版で、一度ニューフェイスの星井美希にセンターポジションを譲った事も有り、星井美希と天海春香を「メインヒロイン(笑)」ネタで色々絡ませるのもお約束である。
実際のところは、原作ゲーム『アイドルマスター』の765プロアイドル達は全員PC(プレイアブルキャラクター)であり、「プレイヤーにとっては全員メインヒロイン」なので、「メインヒロイン(笑)」のネタもアイドルマスターファンに許容され易い他愛の無いネタの一つであった。
天海春香は原作ゲームPCとしては抜群の扱い易さを持ったバランス型、入門・チュートリアル的なキャラ特性を超えた、ファン・プレイヤーから「春香さん」とさん付けで親しまれる独特の隙のあるポジショニングを獲得するに至っている。
関連動画
関連項目
- メインヒロイン
- エアヒロイン
- 主人公(笑)
- 天海春香
- 星井美希
- アイドルマスター
- アイドルマスターのタグの一覧
- わた、春香さん
- メインヒロイン(オチ)
- ダブルヒロイン
- 瀬名愛理(原作だとヒロインのはずが…アニメでは友人Aに)
- ニナ・パープルトン(序盤はヒロインであったが、ラストシーンが問題になり紫豚の蔑称まで)
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