メオンとは、テクモ版キャプテン翼シリーズに登場するキャラクターである。
フルネームはクラウディオ・メオン。
概要
ブラジルのゴールキーパーで、ユース時代はグレミオ、プロ入りしてからはスポルチに所属。
外見はジノ・ヘルナンデスの色違い。
2では青だったのですぐに見分けられたが、3以降は茶色の髪になってレナートと見分けが付かなくなる。
ブラジルのゴールキーパーたちは幻影ミラクル型 とかゴールポストの方がマシ とかOKマカセナサーイ とか強烈な人物が多数揃っており、それらに押されていまいち影が薄いが、それは周りが濃すぎるだけでメオンも決して無個性では無い、むしろ立派なネタキャラ ライバルとして存在している。
キャプテン翼2
ブラジルでのユース大会リオ・カップを勝ち進む翼の前に、練習中に突然ゴールバーの上に腰掛けているというインパクト溢れる初登場。ジュニアユース時代から愛用する必殺技、翼の代名詞とも言えるドライブシュートを簡単に受け止めてみせる。
ジュニアユース時代にこれを止めたGKはほとんどおらず、まさにメオンは「ジノ・ヘルナンデスやデューター・ミューラーに匹敵する強敵」「これまでの力では勝ち抜けない新たな戦いの舞台のレベルの高さを証明する男」として現れたのだ。この時だけは
そしてグレミオとの試合が始まると、やはりドライブシュートは通用しない。
しかし浮き球をトラップせずにボレーシュートやヘディングシュートで直接ゴールを狙ってみると、どうもメオンの反応が悪い。
実はメオンはこうしたダイレクトシュート関係のキャッチが苦手で、その隙を見抜いた翼はドライブオーバーヘッド(原作でミューラーから決勝点を奪った技)を繰り出し、ゴールを奪う。
この時、翼は「俺のオーバーヘッドの威力では通用しない」とメオンの実力を高く評価していたが、別にそんな事は無く、イベントが終わったら普通に得点可能。最初は強敵として現れたのに、いったん崩されるとザコの通常シュートでボロボロ失点する姿は「ブラジルの中西」と言えるだろう……が、中西がマイナーキャラなのでそう呼ばれる事はほとんど無い。
試合後はコインブラから「メオンごときに手こずるとは」とこき下ろされ、各国ユースの戦力分析をする新聞記者からも「ブラジルには腕の立つキーパーがいないぞ」と酷評されていた。ロベルトもこいつじゃ無理だと判断したのか、セリエAからゲルティスを招集。メオンは日本との決勝戦に出場する事は無かった……。
キャプテン翼3
リオ・カップの準決勝で翼と対戦。「サイクロンで来い!」と翼を挑発するが、実際にサイクロンを撃たれるとそのまま吹っ飛ばされるという何をしたかったのか分からん結末に終わる。
行く先々で出くわすドイツ勢の脅威(シェスターのシュートで吹っ飛ばされるジュストとか、カペロマンのサイドワインダーで吹っ飛ばされる若島津とか)の中で、一服の清涼剤となるのだった。(……が、その後「なぜネオファイヤーを撃ってこない」と言いつつ、ただのファイヤーショットで為す術も無く吹っ飛ぶ若林の姿に涙することに)
今作でも「ドライブシュートは絶対に止める」能力は健在。さらに前作での借りを返すためか、ドライブオーバーヘッドまでも完璧に止めるようになった。普通のヘディングやオーバーヘッドキックなら得点できてしまうが。
リオ・カップの後、急遽プロチームのスポルチにスカウトされたらしく、4では「前年にストラットに勝っている」という設定が追加された。
まだメガロゾーンシュート開発前とは言え、どうやってストラットのシュートを止めたんだ……。
キャプテン翼4
戦いの舞台がプロのリーグに移り、スポルチの選手として登場。
前述のとおりストラットとは因縁があり、新必殺技メガロゾーンシュートを喰らって吹き飛ばされる。
もうすっかり「必殺シュートを喰らって吹き飛ぶ人」というポジションに収まってしまった。2の初登場のシーンは一体何だったのだろうか。
こんなメオンだったが、ラテンアメリカカップではブラジル代表のゴールキーパーとして選出される。控えはレナート。
明らかに実力が上のタファエルが選ばれなかった理由は何だロベルト。
かくしてガッツ無限の日向と相対する事になってしまい、ライトニングタイガーを浴びて宙に舞うのだった……。
メオンはその後登場しない。5では多くのテクモ版キャラが抹消されてしまい、メオンも消えてしまったのだった。
関連項目
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