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ばくだんいわAは ようすをみている ばくだんいわBは ようすをみている ばくだんいわCは ようすをみている ばくだんいわDは ようすをみている |
メガンテとは、ドラゴンクエストシリーズに登場する呪文である。
概要
自らの命と引き換えに大爆発を起こし敵を粉砕するという自爆呪文。名前の由来はあまりの威力に目が点になるからだとか。
今ではメガンテと言えば爆弾岩(ばくだんいわ)を連想するほどイメージが定着しているが、初登場はDQ2で仲間パーティーのサマルトリアの王子が覚える呪文である(爆弾岩はDQ3で初登場)。
現在は唱えられたら、「死亡・瀕死になるか全く効果が無い」という性能であるが、初登場時のメガンテはボスを除く全ての敵を確実に倒すという最終兵器と呼ぶにふさわしい魔法であった。
このためサマルトリアの王子が唱えれば自分を犠牲に仲間を助ける最後の魔法となりえるが、メガンテを唱えるのはサマル王子だけではない…
ロンダルキアに生息する雑魚モンスターのデビルロードにとっても、この呪文は得意技だったのだ。前述のとおりボスを除く全ての敵を確実に倒すと言う性質上こちらサイドは唱えられたら全 滅 確 定。これを避けるにはマホトーンで呪文を封じる以外に手が無い。
素早いデビルロードに先手を取られマホトーンを唱える前にメガンテ…なんて事はザラであり、奇襲もしてくるため先制攻撃でメガンテという事もありうる。
実のところ、メガンテを使ってくる敵はHPがある程度減ってからでないとメガンテを使わない(マホトーン中のみHPが高くても使ってくるが、当然失敗確定)。そのため先制メガンテで全滅というのはありえないのだが、メガンテによる全滅がトラウマとなっている古参プレイヤーがおぼろげな記憶を元に「先制メガンテの恐怖」を語ることがある。
呪文をとなえたと表記される前からウィンドウが真っ赤に染まり、「〜は くだけちった!」と表示される演出は当時のプレイヤーに衝撃と恐怖感を与えた。
ロンダルキアへの洞窟を踏破したプレイヤーを容赦なくベラヌールに強制送還させ、ハーゴンの城にいるデビルロードの上位種にあたるバズズもメガンテ使いでありトラウマを再燃させてくれる。
とにかく、DQ2におけるメガンテは唱えられたら全滅確定であり20年以上も経過した今なおその恐怖は語り継がれている。
ドラクエ界のMr.ザラキに対して、もしMr.メガンテを決めるとしたらデビルロードが適当だろう。
DQ7ではモンスター職「ばくだん岩」で習得可能。さらに吟遊詩人の「天使の歌声」と、盗賊の「突き飛ばし」で経験値を得ずに熟練度だけを上げることができる。
豆知識だが北米版での呪文名は、初期は“Sacrifice”だったが、DQ8発売以降は“KAMIKAZEE”に改められている。
自爆攻撃の代名詞として英英辞典にも載っているKAMIKAZEが元なのだろう。フィリピンには同名のロックバンドがいるが直接の関係はない。
また、大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALで勇者の下必殺ワザ「コマンド選択」で選べる呪文の一つとして登場。消費MPは1。
原作同様自爆して周囲に大ダメージを与える大技だが、当然使用と同時に自滅扱いになる。シールドを無視かつ相殺もされないなど火力は強力だが、外したときのデメリットがかなり大きい、ハイリスクハイリターンな技。また、名前の似ているマダンテと同時に出てきた場合は誤爆に注意。なお「勝ちあがり乱闘」では出てくることはない。
ちなみにパルプンテを選んだ場合にも発動することがある。
漫画でもわりと登場するが、メガンテが決め手となって強敵を倒すような場面はほとんど描かれていない。『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』のポップや『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』のタルキンのように、犠牲になった味方の敵討ちを演出するための舞台装置としての役割が主になっている。
関連項目
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