概要
DLSiteでは2022年8月16日に販売開始した23名による大崎甘奈合同誌、『アマナシコメリア』。その中で登場したクリーチャーが《メガ・アマナロック・ドラゴン》である。
作中では、プロデューサーが大崎甘奈との情事の際に突如召喚したドラゴンであり、大崎甜花曰く「Pさんが攻め続ける限りなーちゃんは身動きが取れなくなる」効果を持つらしい。
元ネタ
元ネタは明らかにデュエル・マスターズのクリーチャーカードである《メガ・マナロック・ドラゴン》。
デュエル・マスターズは革命編、DMR-17『革命編第1章 燃えろドギラゴン!!』で登場したクリーチャーであり、同弾のスーパーレアとして収録された非進化メガ・コマンド・ドラゴン。
当該シリーズを通して珍しい非進化メガ・コマンド・ドラゴンという特徴と、恵まれた種族設計からの規格外の能力でプレイヤーの間で瞬く間に話題となり、環境で活躍し現在は殿堂入りカード (デッキに1枚しかいれることができない制限) となっている。
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のマナゾーンから光、水、闇、火、自然のカードをそれぞれ1枚ずつ選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、それらのカードはアンタップしない。
《メガ・マナロック・ドラゴン》 - デュエル・マスターズ Wikiより,2022/08/31閲覧
簡単に言えばバトルゾーンに出たときと攻撃したときのタイミングで、相手のマナゾーン (コスト支払い用のカードを置く場所) のカードを各文明 (=色・属性のようなもの) ごとに次のターン使えなくする効果である。コストが支払えないとあれば行動に制限がかかるため、いわば妨害札として人気があった。
《メガ・マナロック・ドラゴン》は革命ファイナル期では《スクランブル・チェンジ》から出せる《蒼き団長 ドギラゴン剣》の革命チェンジ元として、当時のデッキの多色化という追い風もあって大流行していたカードである。
2022年8月頃、上述の『アマナシコメリア』で登場したことと、《メガ・アマナロック・ドラゴン》の価格上昇が重なったことで、「これが理由なのではないか」という声が挙がるようにもなった。
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しかし、同時期にアドバンスフォーマットにおける【赤黒ドルマゲドン】に、【ガイアハザード退化】の対策カードとして採用され入賞報告が上がっていたこともあり、そちらが要因として考えるに自然なのではないかという意見も。
なお同じ「アマナシコメリア」には《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》や遊戯王の《もけもけ》も登場するが、こちらは特に高騰はしていない。
関連リンク
- 【デュエマ】大崎甘奈とマナロックに関する言説について(メガ甘奈ロックドラゴン事件) | デュエマ工房blog - カードショップの従業員にしてライターとして知名度の高い神結氏による分析。
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