メタモンとは、ポケットモンスターに登場するNo.132のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
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名前 | メタモン | タイプ | ノーマル |
英語名 | Ditto | 高さ | 0.3m |
分類 | へんしん | 重さ | 4.0kg |
性別比率 | 性別不明 | 特性 | じゅうなん |
― | |||
グループ | メタモン | 隠れ特性 | かわりもの |
孵化歩数 | 5120歩 | 捕捉率 | 35 |
世代 | 第1世代 | 努力値 | HP+1 |
進化 | 進化しない | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #132 | 図鑑の色 | 紫 |
ジョウト | #092 | ホウエン | #― |
シンオウ | #― | イッシュ | #261 (BW2) |
カロス | #138 (マウンテン) | アローラ | #209 (SM/アローラ) #081 (SM/ウラウラ) #271 (USUM/アローラ) #092 (USUM/ウラウラ) |
ガラル | #373 #207 (ヨロイ島) |
ヒスイ | #― |
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ファイアレッド、Y
- からだの さいぼうの つくりを じぶんで くみかえて ほかの せいめいたいに へんしんする。
- ポケットモンスター青、リーフグリーン
- さいぼうそしきを いっしゅんで コピーして あいて そっくりに へんしんする のうりょくがある。
- ポケットモンスターピカチュウ、Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- あいてをみた しゅんかん からだが とけるように へんかを はじめる。 ほぼ おなじかたちに へんしんする。
- ポケットモンスター金、ハートゴールド
- どんなものにも へんしんできる。 ねるときは いしに へんしんして おそわれないように している。
- ポケットモンスター銀、ソウルシルバー
- へんしんは かんぺき なのだが わらわされて ちからが ぬけると へんしんは とけてしまう。
- ポケットモンスタークリスタル、シールド
- メタモンどうし であってしまうと あいてそっくりの かたちに なろうと いつもより はげしく うごく。
- ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア、Pokémon GO
- からだの さいぼうを くみかえて へんしんする。 おもいだしながら いぜん みた ものに かわると ちょっと ちがう かたちに なってしまうのだ。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ、ブラック・ホワイト、X、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
- ぜんしんの さいぼうを くみかえて みたものの かたち そっくりに へんしんする のうりょくを もつ。
- ポケットモンスターブラック2・ホワイト2、ソード
- ぜんしんの さいぼうを くみかえて みたもの そっくりに へんしんするが ちからが ぬけると もとにもどる。
- ポケットモンスターサン
- さいぼうを くみかえ みた あいて そっくりに すがたを へんかさせる。 さいげんどは こたいに よる。
- ポケットモンスタームーン
- おどろきの へんしんのうりょくで どんなものとも なかまに なれる。 メタモンどうしは なかが わるい。
- ポケットモンスターウルトラサン
- どんなものにも へんしん できるが メタモンごとに とくいな ものと にがてな ものが あるらしい。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- みたものに へんしん する。 ただし めのまえに いないものの ときは きおくしだいなので しっぱいもする。
概要
- グニャグニャ自由に!それがメ!タ!モン!
- あらゆるポケモンに「へんしん」できるが、逆に言うとそれしかしかできず、ワザも「へんしん」しか覚えないし覚えられない(バグ・わるあがきを除く)。
他にこれができるのはミュウとドーブルぐらいである。 - 初代から登場しているポケモンだが全体的に素の能力はあまり高くない。
初代では一発屋的な存在だったが、ほぼ全てのポケモンとタマゴを作ることが出来るという性質から第2世代以降は育成になくてはならないポケモンとなった。
その後、第5世代から得た隠れ特性によってメタモン自身も実戦投入されるようになった。 - 野生のメタモンは第2世代(金銀クリスタル)以降、まれに「メタルパウダー」を、第4世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ)以降はまれにスピードパウダーを持っている。
はぐれメタルを意識しているようなしてないようなそんな気がしないでもない。 - サイホーンの掲示板の>>7によると、なきごえがニョロモと全く同じらしい。
- 大きさ重さ共に不定の生物であるこいつにとって身長や体重の設定に意味があるんだろうか・・・?
- 「Pokémon GO」では配信当時、メタモンは実装されておらず捕まえることができなかったのだが、2016年11月23日に満を持してゲーム内に出現するようになった。メタモンを捕まえるうえで他のポケモンと異なるのは、野生として出てくる時は他のポケモンに変身しており、捕まえた後でそのポケモンが実はメタモンだったと判明することである。
つまり、ポッポやコラッタなどよく出てくるポケモンの中にも変身したメタモンが混じっているかもしれないとプレイヤー側に疑いを持たせることで、数が多すぎて無視されることがよくあったそれらのポケモンも、一通り捕まえてメタモンを探すという楽しみを生ませることになった。ちなみに、ジムバトルにもメタモンを出すことは可能であり、その時は本編と同じく相手のポケモンに変身する。(強さ(CP)はメタモン側に依存する) - アニメでは第37話で登場。物真似娘のイミテが所持していた。
「へんしん」が下手で顔がメタモンのままという癖を持っていた。後に克服するのだが、これ以降は全く同じポケモンが2匹居ると絵的にややこしくなるので顔がメタモンのままとなってる。
2019年でのアニメでは女優を目指すメタモントレーナーが登場。状態が万全であれば、姿かたちはおろか求められる役すらも完ぺきにこなすそぶりを見せる。 - 「大乱闘スマッシュブラザーズSpecial」ではモンスターボールから登場するポケモンの一人として登場。対戦キャラの誰かに変身して一緒に戦ってくれる。撃墜や加点の仕様はアシストフィギュアと同様。
実は「大乱闘スマッシュブラザーズDX」の内部データ上にも存在している。スケジュールの都合で没にせざるを得なかったとのこと。 - 映画「名探偵ピカチュウ」でも登場する。CNMの会長のハワードのパートナーポケモンであり、様々なポケモンや人間に変身することができる。その特性を生かしてハワードの仕事を手伝っている。
「へんしん」の性質
メタモンが唯一覚えられる技であり、最大のアイデンティティ「へんしん」すると、引っ込めるか戦闘が終了するまでHPはメタモンのままで、それ以外の全ステータスを相手の能力ランクの変化を含めコピーし、相手の種族などもコピーし、相手の持っている技も全てコピーするが全ての技のPPは5になる。
細かい仕様に関しては世代毎にかなり変化があり、微妙に異なる。
へんしんバグ
よく耳にする「へんしんバグ」とは、ダイヤモンド・パールでメタモンをAに変身させてそのメタモンを瀕死にさせる。こうすることでAの技を覚えたメタモンが出来上がる。というもの。これを使えば催眠+ブレバが同時遺伝できるクロバットが作れたりもできるのだがあくまでバグ利用技のためこれを対人戦に用いることはご法度である。
また、ダイヤモンド・パールでは「へんしんしても持っていたもちものが引き継がれるが、へんしん状態が解除されるともちものが変身時に持っていたもちものに戻る」というちぐはぐな仕様があるため、へんしんしたメタモンからもちものを「どろぼう」することでアイテムを増殖できてしまうというバグもある。
隠れ特性「かわりもの」
- メタモンだけの専用特性で、「場に出た瞬間相手にへんしんする」というもの。変身すると能力ランクの変化を含め、HP以外の全ステータスをコピーする。場に出すだけで相手の技構成が丸分かりになり、例え相手が龍の舞を6回積んだオノノクスだったとしても必ず同速となり、同条件なら最低でも1/2で殺るか殺られるかの運ゲーに持ち込める。スカーフやタスキを持たせておけば尚勝率は高まる。
- このように「自分自身に対して有効打を持つ」ポケモンに化ければどんなに不利な状況でも1/2以上の確率で勝てるようになるのである。この性質から積みアタッカー全般に対して強い。
- ただし耐久ポケモンには化けても旨みが少ない。変身すると全技のPPが5になるため、PP合戦で不利になりやすいためである。しかしPPは変身する度に必ず5になるため、考え方によっては無限のPPを持つとも言える。
- 第5世代の時点では隠れ特性メタモンはジャイアントホールの隠れ穴で僅か1%の確率での出現という希少性だった。しかし、以降の作品では徐々に出やすくなっていっており、XYでは友達がいればフレンドサファリで入手でき、オメガルビー・アルファサファイアでは『ずかんサーチ』機能で完全独力で可能となり、サン・ムーンでは助けを呼ぶを連鎖させることで高個体値メタモン探しのついでで入手可能になった。更にニンテンドー3DSで配信されているVC版であれば確定で3Vかつ隠れ特性が入手出来るため、非常に入手しやすくなった。
タマゴについて
メタモンの最大の特徴の一つである、メタモンと他のポケモンを育て屋に預けた時の挙動。
- 他のポケモンとメタモンを預けた場合、もう片方のポケモンが♂でも♀でも性別不明でも、タマゴグループ「みはっけん」でない限り、相手側のポケモンのタマゴが生まれる。
- 上記の通り相手側が♂♀どちらでもタマゴが出来るが、タマゴ技でしか覚えない技を遺伝させたい場合は相手側が♂である必要がある。第6世代からは♂♀関係なくなった。
- 「かわらずのいし」を持たせることによる性格遺伝が♂からは出来なかったダイパプラチナ時代でも、メタモンからは出来たので、メタモンはどうやらどちらかと言えば♀扱いのようだ。
- 第2世代ではメタモンから個体値が遺伝される上、色違いが個体値依存であったため、色違いメタモンが手に入ると通常よりも高確率で色違い孵化を行うことができた。
- 第3世代以降、個体値の遺伝は相手が♂でも♀でも性別不明でも、相手側ポケモンとメタモンの両方から平等に遺伝する。
- そのため高個体値のメタモンがいれば高個体値のタマゴを狙うことができるため、厳選を行う場合の極めて重要な存在となる。しかし、メタモンはタマゴで増やす事が出来ないため、野生の捕獲による厳選をしなければならず恐ろしく大変である。
- 尚、メタモンのタマゴは絶対に生まれない。メタモン同士を預けても。
「種としての個体数の維持」と言う概念があるか怪しい伝説ポケを除いて、タマゴが無いのはメタモンとアンノーンだけである。
関連動画
関連静画
関連項目
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