メタルマンの人とは、「ゆっくりクソ映画レビュー」シリーズの投稿者、知的風ハット氏の愛称である。
(19/1/16現在、全レビュー動画はアップロード者権限で削除されている。理由は【>>3353】を参照)
ゆっくり 「ハローワールド ゆっくり記事レビューの時間だよ」
低クオリティな映像、破綻した脚本、チープな演出、冗長な会話、素人じみた演技…といった鑑賞時間の無駄としか思えないクソ映画の数々を愛情たっぷりに紹介することを生業としている。
元々は『艦隊これくしょん~艦これ~』の嘘字幕シリーズを制作していたが、2014年08月から「ゆっくりクソ映画レビュー」シリーズを投稿。vol.20「ドラゴンボールエボリューション」が注目されそれまでのレビュー動画とともに10月末~11月初旬のランキングを席巻。一躍人気シリーズとなった。
- クソ映画をネタにしてエンジョイする
- ついでにクソ映画の知名度向上に取り組み、お気に入りの作品を紹介する
- マニアックな映画への知識がない一般人(うp主)が偶然クソ映画を見てしまったときの衝撃や
そのときの純粋な感情をネタとして視聴者に届ける - 事前知識ゼロのまま鑑賞したときの率直な感想を再現しつつレビューを行う
というのが動画作りのスタンスで、ゆっくりによる絶妙な言い回しやテンポのよい編集が特徴(AVGNやNCといった海外のレビュアーを意識しつつ、いろいろ模索しているとのこと)。
取り上げる作品にコメントしにくい時は動画冒頭の茶番(OP)に凝る傾向があり、挿入されるOPの替え歌や嘘字幕のクオリティには定評がある。嘘字幕など単体で動画をあげることもある。
紹介されるクソ映画はどれもワンコインでレンタルするのも躊躇うほど残念なものばかりだが、本当に嫌いな映画はレビューしないと明言しており、取り上げる作品には基本的に愛着を持っているらしい(『アナザー実写版』やリクエスト作品など一部の例外もある)。
愛称の由来である映画 『メタルマン』(vol.2・3で紹介)に対する愛情は特に顕著で、主人公のカイルと博士は紹介後の動画でも頻繁に登場。シリーズの名物キャラクターとなっている。
また、シリーズの中盤から「ゆっくり名作映画レビュー」や「ゆっくりサメ映画レビュー」の投稿も開始。
特に自身がこよなく愛するサメ映画についてはMAD動画で宣伝するなど、ことあるごとに熱弁をふるい、サメ映画の人(サメタルマンの人)としても広く定着している。
2017年12月にはウソ字幕「ペニーワイズが新作サメ映画をオススメするようです」を投稿。翌2018年にかけて「ペニーワイズがオススメするシリーズ」が流行るきっかけのひとつとなった。詳細は該当記事参照。
2018年には折からのVtuberブームに乗る形で?浅井ラムを映画レビューに登場させ、自らはその内臓となった。また、ワーナーなどから公式にコラムを依頼されるようにもなっている。
2018年12月には著作権の非親告罪化にともない、活動場所をYoutubeに移動。動画構成も本編画像を使わずにいらすとやのイラストを使用するスタイルへと変化した。それに合わせてニコニコ動画に投稿していた動画はすべて削除された。
よく広告収入がおいしいからじゃないのかと言われてるが、Youtubeの活動において広告は設定されていない。
ゆっくり 「あくまで個人の感想なので真に受けちゃダメだよ いいね?」
- クソ映画でも評価されるべき部分は評価する
- A級だろうがB級だろうがZ級だろうが良ければ良い、悪ければ悪いと言う
- 「これはZ級映画だから仕方ない」「Z級映画はこういうもの」などと言って寛大に扱うことはしない
- レビューする映画はどれも必ず2回以上鑑賞しているのが前提
という方針を採り、レビューに対する意見や批判も真摯に受け止めている(動画内の誤字脱字や補足説明などがあれば投稿者コメントで適宜フォローしている)。
ただし「映画については素人であること」「あくまで個人の感想であること」の2点は各動画で必ず強調しており、「評価の形はみな人それぞれ違うもの」「自分にとってクソ映画だから他人にもそう思えと言うのは傲慢」(vol.21動画説明文)とも述べている。
vol.26で取り上げた『Wavelength』(1967年/45分)については、それまで紹介してきた娯楽映画とは根本的にジャンルの異なる「実験映像」だったこともあってか、一部の視聴者から「レビューの趣旨から外れている」との指摘があがり、本人も「軽率な発言が目立ち、言葉が過ぎてしまった」として投稿後約半日で削除する事態に至った(動画の内容や批判については掲示板の>>952-1005を参照)。
ゆっくり 「アッハイ な皆様には 私と地獄に付き合って貰うよ」
「ゆっくりクソ映画レビュー」の人気により、ニコニコ動画界隈におけるクソ映画の認知度が飛躍的に上昇したことは言うまでもない。その影響力を示す一例として、ニコニコ市場における『メタルマン』DVDの購入数は、紹介前(2014年8月以前)はたったの1枚だったにもかからわず、紹介後は30枚以上売れるという事態に発展。Amazonでは一時的ながらも品切れ状態になった。
その人気に伴ってか、知的風ハット氏のもとには「これから『メタルマン』を借りて観ます!」「友達と今度『メタルマン』観ます!」というコメントが相次ぎ、本人は謎の罪悪感に苛まれるとともに、一種のコミュニケーションツールとして『メタルマン』が世間に貢献していることに動揺を隠せないようである(「『メタルマン』借りるより『フロッグマン』買ったほうが絶対に良い」とも述べている)。
ゆっくり 「今回紹介する作品はコレ」
クソ映画レビュー
名作映画レビュー
サメ映画レビュー
その他
ゆっくり「私が鑑賞した静画を皆様にご紹介していくよ」
お絵カキコ
ゆっくり 「ここではこの動画で流れるOPやBGMを紹介していくよ」
OP
話数 | 曲名 | アーティスト | 備考 |
---|---|---|---|
vol.18 | ときめき | 金月真美 | 恋愛ゲーム『ときめきメモリアル』(PCエンジン版)OP |
vol.20 | ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C | ヒャダイン | アニメ『日常』OP |
vol.24 | ガチャガチャきゅ〜と・ふぃぎゅ@メイト | み〜こ | アダルトゲーム『ふぃぎゅ@メイト』OP |
BGM
映画『スナッチ』『ジョーズ』は内容もさることながら音楽についても氏のお気に入りであるとのこと。
曲名 | アーティスト | 使用シーン例 | 備考 |
---|---|---|---|
The Mad Flute | 動画冒頭など | 映画『スナッチ』挿入曲(サントラ未収録) | |
Don't You Just Know It | Huey piano Smith & the clowns | 本編紹介冒頭など | 映画『スナッチ』挿入曲 |
Diamond | Klint | vol.1 | 映画『スナッチ』OP曲 |
Miserlou | Dick Dale & His Del-Tones | vol.1・vol.5など | 映画『パルプ・フィクション』『TAXi』シリーズ挿入曲 |
ピタゴラスイッチのオープニング・テーマ | 栗コーダーカルテット | vol.5 | |
超越神力 | 真理の御魂・最聖・麻原彰晃尊師 | vol.7 | |
ツァラトゥストラはかく語りき | リヒャルト・シュトラウス | vol.10 | 映画『2001年宇宙の旅』挿入曲 |
Golden Brown | The Stranglers | 番外編・映画予告紹介など | 映画『スナッチ』挿入曲 |
(The Ballad of) Sharknado | Quint | サメ映画レビュー導入部 | 映画『シャークネード』ED曲 |
The Hampsterdance Song | Hampton the Hampster | vol.19 | |
I Will Follow Him | クリスマスSPラスト | 映画『天使にラブ・ソングを...』挿入歌 | |
風といっしょに | 小林幸子 | サメ映画レビューvol.2などの歩くシーン | 映画『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』ED |
The Great Shark Chase | John Williams | サメ映画レビューvol.4以降、頻繁に使用 | 映画『ジョーズ』挿入曲 |
たこやきマントマン主題歌 | さねよしいさ子 | サメ映画レビューvol.4 | アニメ『たこやきマントマン』OP |
主よ、人の望みの喜びよ | J.S.バッハ | vol.27 | カンタータ第147番 BWV147より |
Great Grey Wolf Sif | 桜庭統 | vol.29 | ゲーム『ダークソウル』灰色の大狼シフ戦BGM |
ゆっくり 「買えよ?観ろよ?」
ゆっくり 「あはは フルステルスだよ びっくりした?」
博士 「すまない、まだここには無いんだ。本当に申し訳ない。」
ゆっくり 「それじゃあ サヨナラ! 関連項目と外部リンクも見ようね!」
関連項目 |
外部リンク |
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