「メダロット3」とは、ナツメ開発・イマジニアから発売されたゲームソフトである。略称は「メダ3」等。タグに関してはメダロット3を参照のこと。
メダロット3 カブトバージョン/クワガタバージョン | |
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ジャンル | ロールプレイング |
対応機種 | ゲームボーイカラー専用 |
発売 | イマジニア |
開発 | ナツメ |
発売日 | 2000年7月23日 |
概要
- ゲーム版メダロットシリーズナンバリング第3作にしてイッキ編第2章。すでにコミックボンボンの顔と言っても差し支えないコンテンツとなった「メダロット」。前作までの良いところはそのままに、革新的なシステムもプラスした意欲作。
- 全国の少年少女メダロッターを対象とした学校対抗「メダリンピック」が開催された。優勝賞品の宇宙旅行を掛けて、イッキは意気込む。しかし、時を同じくして復活し悪事を働く「ロボロボ団」。そして相次ぐ怪現象の原因とは何か?物語の舞台は宇宙へ!
- メダロッチが初期化してしまう事件が全国で多発する(そのおかげで失われた多数の旧型メダロットたち)。謎の磁気嵐が原因と結論づけられたが、どうやら人為的に引き起こされた物のようで・・・?
- 前作までのレギュラーキャラは続投。ただし、アニメ版の設定が継承されて別キャラになっちゃった人たちもチラホラ。「メダロッターりんたろう」より、りんたろう&カンタロスもゲスト出演。アークビートルも出てきます。
- ゲームボーイカラー専用ソフトになりグラフィック面がさらに向上。一部のセリフはアニメキャストの声付きで喋る(1番耳にするのはミスターうるちの「ロボトルー、ファイト!」だろう)。
- 前作の『メダフォース』に続き、今作では『メダチェンジ』が登場。一部の純正メダロットに限り追加された形態であり、(変形前と合わせて)最高6種類の行動が可能になった。だが・・・。
- 初期の主人公メダは、前作ですでに旧型となっていた「メタルビートル(メタビー)」と「ヘッドシザース(ロクショウ)」。ストーリー序盤で「メダチェンジ」対応の新型メダロット「サイカチス」「ドークス」にパーツ交換される。
本作の特徴
イベント・インターフェースに関して
- 新規メダロット数は全144体576パーツ。「2」の新規メダロットの約1.5倍のボリュームだが、あちらは引き継ぎも可能だったので、実質的にはだいたい同じくらい。今作では「2」・「R」からの続投メダロットはわずか7体28パーツなので、旧作ファンには少し寂しい。
- 女性型メダロットが増えた。「2」では32体だったが「3」では48体となり、構築の幅が増えた。
- シナリオが明確に「第1話」「第2話」と区切られるようになった。地下やら海中やら宇宙やらと、すごいとこまで行ってます。
- 戦闘BGMは電源ON時に3種類の中から設定可能。BGM3だけ妙に格好いい。
- まさかのヒロイン別エンディング不採用。おかげで女子トイレ入り放題。
- ストーリー中、操作キャラがイッキから別のキャラへ変更されるシーンがある。
戦闘中の変更点
- 前作まで一括表示だった装甲(HP)がパーツ毎に分割されて表示されるようになった(初代のワンダースワン版ではすでに実装されていたが)。
- 戦闘フィールドが六角形になった。敵との距離が微妙に把握しづらいため、格闘メダロットを使用する際は微妙に不便。
- メダフォースは、必要数値に達していなくても実行出来るようになった。これを悪用してフォースアップ→メダフォースを乱発する通称「速攻メダフォース」なる戦術が横行した。
メダチェンジ
本作の最大の目玉である要素。よりメカっぽい見た目になる「シフト変形」、生物っぽい見た目になる「パワー変形」の2種類存在し、パワー変形にはコストとして、メダフォースゲージが毎ターン消費される。
等のメリットがあるが、
という問題も抱えている。
「シフト変形」「パワー変形」はメダチェンジの第1段階「レリクスモード」と呼ばれており、さらに一部のメダロットには第2段階「クラフティモード」が存在する。バトルでは使用できないシナリオ用の形態だが。
メダルに関して
- 熟練度はメダルごとに3つ設定されている。それ以外は「メダリア」を装備して、育成しながら数値をアップさせていくしかない。メダル固有の熟練度は8回で1アップ、メダリアは16回で1アップ。
- 性格が「スピード」「パワー」などの7種類に増えた(それ性格って言うか?)。それぞれ狙うメダロットの傾向が異なる。
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関連項目
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