メッコール(McCol, 맥콜)とは、大麦エキスと世界三大名水のひとつであるチョヂョン鉱泉水[1]から生まれ、ビタミンが豊富に含まれたまったく新しいタイプの健康飲料である。
概要
韓国で人気の大麦コーラで、名称そのものもメック(maek)は「麦」の韓国字音、コール(kwol)はコーラ(콜라/kwolla)の第1音節から取ったものとするのが有力である。
統一教会系の健康食品企業であり、かつては高麗人参茶で有名であった一和(일화/Ilhwa/イルファ、いちわ)が製造し、現在は株式会社イルファジャパンが日本へ輸入している。ちなみにこの一和、かつてはKリーグの強豪サッカークラブ「城南一和天馬」(ソンナム・イルファチョンマ)とWKリーグの女子サッカークラブ「忠南一和天馬」(チュンナム・~)のメインスポンサーであり、ユニフォームの胸にはしっかり「맥콜(メッコール)」と書かれていた。[2]
甘味料を大量にぶっ込んだホップ抜きビールのようなまずい麦芽系飲料特有のコクと薬臭風味で有名だが、近年は日本向けに味が改良されてかなり飲みやすくなっていたりする(ついでにパッケージも新しくなった)。韓国人が経営する商店や統一教会の施設付近にある自販機などで売られていることが多い。キャッチコピーいわく「結論は3本目からにしてほしい」らしいので3本買うことをオススメしておこう。なお、本場には1.5リットルペットボトル入りもあるらしい。
ちなみに、30代くらいの人には押し売りによって売られたメッコールを我慢して飲んだ人や、いつのまにか好きになってしまった人がけっこういるとか(いないとか)。
あき岳はリサイクルへ。
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関連項目
脚注
- *韓国中部の忠清北道・清州市は椒井里(초정리/Chojeong-li/チョヂョン=リ)の湧水で、少なくとも李氏朝鮮時代から椒井薬水
として有名だったらしい。
ちなみに世界三大名水とは、1910年頃のある海外の専門機関が発表したものとか何とかで、他はクリスタルガイザーの源泉で有名な米国カリフォルニア州のシャスタ山(Mount Shasta)の雪解け水と、ボルヴィックの源泉で有名な仏国オーベルニュ地方にある、ヴィシー(Vichy)の温泉水、らしい。 - *しかし2012年に統一教会の総裁・文鮮明が老衰により死去し、これをきっかけに一和では事業の見直しが行われて、スポーツ事業からの撤退が決定する。途端に両クラブは財政難に陥り、女子クラブは解散となったが、男子クラブはどうにか城南市に引き取られて市立クラブ「城南FC」として再出発している。
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