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《メテオカイザー バスタード》!!
《メテオカイザー バスタード》とは、TCG「カードファイト!! ヴァンガード」に登場するユニット(カード)である。
スペック
Gユニット
クラン:ノヴァグラップラー 種族:バトロイド
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
自【V】【ターン1回】:[【CB(1)】,Gゾーンから裏のカードを1枚選び、表にする] このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。払ったら、あなたのリアガードをGゾーンの表の「メテオカイザー バスタード」と同じ枚数選び、【スタンド】する。2枚以上【スタンド】し、あなたのリアガードが5枚なら、そのバトル中、このユニットは『自【V】:[【CB(1)】,手札から2枚選び、捨てる] バトルの終了時、コストを払ってよい。払ったら、このユニットを【スタンド】し、そのターン中、ドライブ-2。』を得る。
概要
2016年4月30日発売の限定パック「ファイターズコレクション2016」で登場するGユニット。
ノヴァグラップラーの新たな切り札たりうるカードであり、最大レアリティ「ジェネレーションレア」に属する。
カウンターコストこそかかるが、初回超越で同名カードを表にすればリアガードを1体スタンドさせることができる。
リアガードがスタンドする際有益な効果が「闘魂(ラッシュ)」をはじめとして増加してきている現在のノヴァグラップラーでは、攻撃時にスタンドを確定させる効果は今まで初回超越で使えるGユニットが実現しえなかったものであり、サポートとして有用。
カウンターコストが1かかるが、このカードは活躍するデッキを選ばない為、【獣神】や【ライザー】などの固有名称で固めるデッキでもなければ、初期にカウンターチャージユニットが豊富に登場した以上問題なく活かせるだろう。
なお、【獣神】ではスタンド時に相手リアガードの退却、【ライザー】ではスタンド対象の水増しができるユニットがそれぞれ在籍しているため、カウンターコスト1で確実にスタンドできるこのカードの需要はある。
2回目以降はスタンドできる枚数がさらに増え、より多くのユニットでの再アタックが可能。
加えて、2回目以降の超越ではさらなる能力を得られる。
条件は自身の効果だけで2体以上のユニットをスタンドさせ、自分のリアガードが5体健在であること。
1体でも呪縛されれば条件が達成できず、相手ターンに盤面に干渉されてしまえば効果を発揮できなくなる、と厳しい条件だが、何よりノヴァグラップラーは手札を稼ぐ手段に乏しいため、必要数のリアガードの確保が難しく効果の使用機会はなかなか訪れない。
しかし、それによって得られる追加効果は強力。
カウンターコスト1の追加消費で、手札2枚と次のドライブチェック-2を代償に自身がスタンドする。通常のデッキでは最低保証パワーが26000であり、トリガーも引き継げるため、ドライブチェックが1回になろうと再アタックができるのは強力極まりない。
超越で1枚消費、ドライブチェックで3枚増え、2枚捨てて再アタックで1枚なので、最終的に通常より手札が1枚少なくなる。手札1枚とカウンターコスト1で追加攻撃と考えると、手札枚数的には大きな得をとれる。
ただし枚数を揃える問題で予想以上に手札を消耗する可能性を考えると、あまりこの効果に頼り過ぎず、リアガードをスタンドさせ続ける方が効果的な場面もある。
なお、発動制限ターン1回なので、2回目の攻撃でスキルを使用することはできない。
ちなみに、表にするカードは何でもいいため、3枚目以降のこのカードに超越した時は他のカードを表にしてもよい。その場合、2回目は2体、3回目は3体スタンドしながら、2回のVスタンドを狙える。
ただし、1回目は必ず同名カードを表にしなければスタンド効果が使えない。現在このカード以外に任意のカードを表にして効果を使うユニットが、ノヴァグラップラーでは名称指定のある《究極獣神 エシックス・バスター・カタストロフ》のみなので、カウンターコストなしで1枚目を表にする手段は【獣神】以外にない。
クレイエレメンタル《スノーエレメント ブリーザ》に頼っても、コストは同じで初回超越だと自身にパワー+5000なので、余程リアガードに困っていなければ普通に自身の効果を使った方がいいだろう。
総じて、使いやすいリアガードのスタンド能力と浪漫寄りの切り札、両者の性質を併せ持ったカードである。
ジェネレーションレア故に複数集めるのが難しいのが難点だが、登場と同時にGユニットの枠が増加するため、ノヴァグラップラー使いなら入れておいて損はない。
メディアミックスでの活躍
アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」2期「ギアースクライシス編」の最終戦となるGクエストファイナルステージ「新導クロノvs葛木カムイ」でカムイが使用。
カムイは【ビクトール】軸でこのカードを使用しており、初回の超越では《メテオカイザー ビクトール》の超越ボーナスと併用していた。
【ビクトール】サポートの「闘魂」効果と併用し、多大なる攻撃力での連続攻撃を支える。
しかしこれはカムイによると「腕慣らし」であり、二回目の超越時にヴァンガードのスタンド能力を発揮。盤面全てをスタンドし、「闘魂」によりリアガードのパワーラインを爆発的に上げるなど、クロノの師としての力を存分に見せつけ、クロノを極限まで追い詰めた。
ちなみに、この時の構築はカウンターコストの多用を前提にコスト回復ユニットを仕込んでおり、《ドグー・メカニック》が序盤からアタックに参加していた。
アニメ・ヴァンガードはシリーズ通してロボット作画がやたらいいのが通例だが、このカードもその例に漏れない活躍を見せた。
特に二回目の超越の演出が異様に凝っており、ガイナ立ちするバスタードの上にカムイ自身がガイナ立ち、そのまま全体指揮。アタック後はさらに、ヴァンガードのスタンドとともに宇宙に飛び立ち、ブースター切り離しから大気圏外射撃を行うと、イメージだからこそできるやりたい放題な演出を繰り広げた。
通常のアタックでは剣を使っていたため、フレイバー・テキストの「グレートコズミック・メガバスター」は内蔵ビーム砲の一斉射と思われる。
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関連項目
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