メテオGとは、流星のロックマン3に登場するある地球危機である。
概要
元々宇宙上にある大量無数のノイズやデータが一つのところに集まって「メテオG」と呼ばれるものが宇宙上に出来上がった。
このメテオGはデータが大量に入っているため、別名「流星サーバー」とも呼ばれる
(エリアの名前はメテオサーバーと表記されている)。
そのほかロックマンが「蒼い流星」であることへの対比関係からか「紅い流星」とも呼ばれる。
このメテオはノイズが高濃度で凝縮されたものであり、サーバー内はノイズの結晶クリムゾンも飛び回っている。
このメテオは地震や台風と一緒でいわゆる自然現象であり、誰の責任で完成したとかそういうものはない。
しいて言えば「電波技術の発展の副産物で発生したノイズがメテオGの一部分として取り込まれている」ので、技術発展に貢献した科学者だろうが、当然彼らもこんなものが出来上がるとは夢にも思っていなかっただろう。
これほど高濃度のノイズのメテオが地球に衝突した場合…
電波が基礎となっている生活様式のほぼすべてがノイズによって殺されてしまう。
というよりもそれ以前の問題で、ノイズの衝突によるショックだけで地球上の8割以上の人物が命を落とす危険なものである。
当然ながらこんなものを放っておくわけにもいかず、全国のWAXAがメテオGの軌道変更を試みたのだがこの軌道変更プロジェクトにかかわったすべてのWAXAがノイズで活動停止状態になってしまう。
日本のWAXAは攻撃される直前に各国とのリンクを絶ったため被害こそ無かったものの、WAXA日本支部が最後の砦となってしまう。
しかしこの危険なメテオGが、ある組織の手によって自由にコントロールできる状態になってしまう。
その組織が全国で電波犯罪を行っている「ディーラー」であり、長のミスター・キングがコントロール権を取得したのだった。
彼はこのメテオGを利用して世界中を支配することをもくろみ、これを止めるべくロックマンをはじめ様々な人物が対抗することとなる。
また、アクセスポイントが二つ存在し、それぞれ「エース」と「ジョーカー」という名前がついている。
サテラポリスはこの危険なサーバーを悪用されないよう、WAXAと協力し、ウィザード「ジョーカー」及びアクセスポイントジョーカーへとショートカットしてアクセスする「ジョーカーPGM」を開発するが、アクセスし、ファイナライズした際にノイズの悪影響をそのまま悪の意思として実行してしまうことが発覚、ジョーカーはサテライトサーバーへ封印されてしまう。
その後、反省を活かして開発されたのが「アシッド」と「エースPGM」である。
電波変換し、オペレーターに権限を持たせれば制御できると踏み、実験したが、人工電波体との電波変換に人体への負担があまりにも大きいことが発覚、アシッドもファイナライズするものとしては失敗に終わる。
その後、ジョーカーは「ジョーカーPGM」を奪われまともなファイナライズもできず、存在意義を失いミスター・キングの元へ、アシッドとオペレーター暁シドウはサテラポリスのエースとして奮闘するも、戦いの最中、ジョーカーに強制的にファイナライズさせられ2度暴走することになった。
皮肉にも、悪用されまいと開発された2体のウィザードによってディーラー及びミスター・キングがメテオGを手中にするために利用されてしまった。
物語中盤で、自分には流星サーバーの力を扱うことができない無念の想いと僅かな可能性をかけて、星河スバルことロックマンにブラックエース版ならエースPGMを、ジョーカー版ならジョーカーPGMを託した。
そして、見事期待通りに制御してみせたロックマンの姿が「ブラックエース」と「レッドジョーカー」である。
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