メリーゴーラウンドとは
のどちらかを指します。
概要(1)
「メリーゴーランド」と間違って覚えている人が多い「メリーゴーラウンド」は、主に遊園地や動物園などに設置される遊具の事で、三角のサーカステントの下に馬の人形と馬車が配置され馬に乗っている雰囲気(ふんいき)を楽しむことが出来る。場所によっては二階建てになっていたり馬が多種多様になっている。
ひとによってど捉えるかはいろいろあるが、心が清い人は小さい親戚の子供や我が子と一緒に「ほーら、お馬さんにのってるよ~」とか「白馬の王子様」になってるよとか言って非常に良い思い出となるが…心が清くない人は、「あんなプラスチックの馬で、電動のモーターで同じ所をくるくる回って何が楽しいんだ」とあまり良い思い出にならない。
また、大人になって心が腐るとさらに酷いことに…。
しかしこの文章を追記したような馬バカ(但し競馬派ではなく、ウマという生物そのものが好きなタイプ)の人間に取っては、↑のような夢を壊すようなことは通用しない(というより、そもそもそんなつまらないことは頭の中に存在しない)なんてことも稀によくあること。はっきり言って三角木馬みたいなアレで何な方面のアイテムと合体させられる方が、余程夢を壊された気分になると言ってみたり。
国内のメーカーとしては、サノヤス・ヒシノ明昌(国産の二階建てメリーゴーラウンドはここで作られたものが多い)、泉陽興業(観覧車に関しては先述のサノヤスの永遠のライバル。木馬のデザインに関してはサノヤスより若干大人しめ)、岡本製作所、(今は亡き)トーゴなどがあげられる。
国外では米国Philadelphia Toboggan Coasters社(略称PTC。ディズニー・テーマパークのメリーゴーラウンドはたいていここの製品と思われる)や、イタリア・ベルタゾーン社(近年日本で増えている"イタリア製二階建てメリーゴーラウンド"というのは大抵ここの製品だと思っていい)辺りが世界的にも有名か。
メリーゴーラウンドの、特に木馬に関して多大な影響を与えた人物としては、20世紀初頭の木馬彫刻家・デンツェルの存在が挙げられるだろう。
メリーゴーラウンドの基本的な構造は、「大型のターンテーブル上に放射状に木馬や馬車が配置されており、木馬はクランク機構により上下する」というものである。しかし、中にはこのターンテーブルが2層構造になった二階建てのもの、或いは(旧)近鉄あやめが丘遊園地のもの(現在は姫路セントラルパークに移設)のようにターンテーブルを同心円状に複数に分割した上でそれぞれで回転数を違えてあるようなものも存在する。また、英国製のメリーゴーラウンドは木馬が左右にも動くものがあるらしい。さすがは変態紳士の国
メリーゴーラウンドは日本では「回転木馬」と訳されるが、別に乗り物は馬に限られているわけではなく、ぬこ様やわんこ、牛、鹿(ある意味で馬とは"混ぜるな危険")、ウサギといった馬以外の動物、或いは自動車や鉄道車両やバイクや航空機などのメカメカしいもの、さらにはドラゴンやユニコーンやペガサス等の架空の生物の場合も結構ある。正直言って自動車や電車みたいなメカメカしく、尚且つ「毎日の足としていつでも普通に乗っているもの」なんかに乗せられる方が、(飽くまで個人的な意見として)夢を壊された気分になるような気もするが。
メリーゴーラウンドで流されるBGMとしては、自動演奏のバンドオルガンかオルゴールで演奏されるものが大半である。曲自体としてはクラシック音楽や民謡などが使われる場合が多い。また、ディズニー・テーマパークのように雰囲気を特に重要視するような場合には、ディズニー音楽のようにそのテーマパークの扱うテーマに沿った音楽を使用するという場合もある。但し国内のショボイ・・・ゲフンゲフン、地域密着形の小規模遊園地や公営動物園に併設されているような遊園地に設置してあるものの場合はアニメソングや童謡を直に使っている場合も結構多い。
メリーゴーラウンドは、日本では「遊園地にあるもの」というイメージが強いが、海外ではショッピングモールや何の変哲もない普通の公園などにも平気で設置されている場合も決して珍しくなく、さらにお祭りなどでは「移動遊園地」として仮設のものを設置することも多い。また、これも海外では、機械動力で動く木馬ではなく生身の馬を用いたものもあるらしい。
遊園地などに設置される大型のもの以外にも、「コンセントのAC100Vの商用電源で稼働する、100円を入れて動くタイプ」の小型のメリーゴーラウンドもショッピングセンターのゲームコーナーなどによく設置されている。
この手のものは大型機よりもデザイン面が遥かにフリーダムであり、一般的な「馬+馬車」以外にもアンパンマンやリラックマやゴジラ等の人気キャラクターをモチーフとしたものも数多く存在する。というかこのクラスだと明らかにキャラ物やメカ系の勢力の方が圧倒的であり、はっきり言えば馬タイプの方がマイナーな部類に入っている(この文章を書いた人間の主観)。ちなみにこの領域で強いのは、泉陽興業とホープ、そして(今は亡き)トーゴ。
また、このタイプのものはBGMもCDや自動演奏の楽器ではなく内蔵の電子音源を使用しているタイプが多く(規模からすれば当然といえば当然であるが)、レトロ感満点のPSG音源(いわゆるピコピコ音源・ファミコン音源)やFM音源を使用しているものも多い。
ちなみにメリーゴーラウンドは考案された当初は決して娯楽用の機械ではなく、中世の騎士が馬上槍試合の訓練に用いる真面目なものだったとか。
様々なメリーゴーラウンドについて
この文章を追加した者の知る限りで色々書き散らしてみたりする。
- 東京ディズニーランド(キャッスルカルーセル)・・・
90頭全て白馬。色違いの馬も、ましてや馬以外の動物も、さらには馬車も無い。(馬車が無いという仕様はどうやらTDLだけのものらしい)
屋根部分の側面には映画『シンデレラ』のストーリーを追った18枚の絵が飾られているが・・・元ネタを見ていると「???」となってしまうような違いも結構あったりする。詳しくはシンデレラのDVDを観てから確認してほしい。あと、サンホラ(特にMarchen)は勘弁な!
時々、白雪姫やシンデレラやオーロラ姫やピーターパンやアリス等も乱入してくる。でもやっぱりサンホラと谷山浩子さんは勘弁な!(尚、この文章書いている人は最近ハマり始めたとはいえサンホラは好きです。谷山さんも好きです。念のため) - 東京ディズニーシー(キャラバンカルーセル)・・・
先述のキャッスルカルーセルとは対照的に、馬だけでなくラクダも象もハリポタファンホイホイなグリフィンも黒檀の空飛ぶ木馬も何でもあり。映画『アラジン』に登場する、(存在自体がフリーダムな)ランプの精・ジーニーさんも居る。というよりジーニーさんが一番人気。そしてここの乗り物は全てジーニーさんが変身したものだという裏設定がある。だからジーニーさんの奪い合いで喧嘩はしないように。但しこの文章を書いているような馬バカの場合は馬ばっかり乗っているが。 - としまえん(カルーセルエルドラド)・・・
「エルドラド」というあまりに大げさな名前の付いたこのメリーゴーラウンド、正真正銘の年代物。というより最早、産業遺産級らしい。かのアル・カポネもこれの大ファンだったという噂あり。何を隠そう遊園地の遊戯機械としては世界最古の類に属するといわれる年代物。 なんと1907年にドイツで製作された代物であり、のちアメリカの遊園地を経由してとしまえんにやってきた。
特色としてはまずその絢爛精緻な装飾、現代の多くのメリーゴーラウンドと違い馬が上下しないことや床が同心円状に三段になっていてそれぞれ回転速度が違うこと(一番中心に近い三段目には木馬がなくソファーだけ)等があげられる。馬と馬車、そしてなぜか豚が回っている。また、回転速度がかなり速い。 - よみうりランド(メリーゴーランドドッグ)・・・
改装により、木馬の他によみうりランドのマスコットキャラクターである「ランドドッグ」が加わっている。そして木馬の方にはどう見ても「ゼルダの伝説」のエポナにそっくりなものがあったり。尾花栗毛だし鼻まで白い作が入っているし足も白いし・・・ - 東京ドームシティ・ラクーア(ヴィーナスラグーン)・・・
馬以外には象・ダチョウ・ウサギさん・カバさん・ゴリさん等があったりと、TDSのキャラバンカルーセル以上のカオスっぷりを誇る。ちなみにカバさんはあんまり人気がないらしい。
メカ的な部分としては、(本当に小さい音でしか聞こえないが)どう聞いてもE231系近郊型の名物?である「墜落インバータ」にそっくりな音を出すVVVF装置が採用されている。 - よこはまコスモワールド(メリーゴーランド)・・・
イタリア・ベルタゾーン社製の二階建てメリーゴーラウンド。(但し設置自体は日本での代理店?であり、よこはまコスモワールドの管理を行っている泉陽興業)
よこはまコスモワールド自体が横浜のMM21地区にあるという土地柄から、TV番組やCMの撮影でよく使われる。 - 横浜・八景島シーパラダイス(メリーゴーラウンド)・・・
先述の「デンツェルの作風を再現しました!」ということが売りのメリーゴーラウンド。爆音VVVF?何のことだろうか。
よこはまコスモワールドのものと並び、TV番組・CMのロケでもよく使用される。
馬は正真正銘の木製の「木馬」である。 - 東武動物公園(カルーセルウォーターリリー)・・・
東武動物公園の遊園地ブロック内の池に作られた、珍しい水上メリーゴーラウンド。こら、そこ。池の水が汚いとか言わない。
外装はイタリアのメーカー(メーカー名までは不明)が手がけたものらしい。但し内部のメリーゴーラウンド本体はどう見ても国内メーカーの可能性が高いが。
水面に建造されているという特徴から、「木馬に乗って水面を散歩しているような感覚を味わえる」という点がセールスポイントである。但しターンテーブルとクランク機構が連動していないようであり、そこそこ回転数が上がったところでいきなり上下動が始まるのでちょっとビックリする。
概要(2)
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生主@の放送のリスナーによって作られたリレー小説であるあり、「半熟・アクマン・岩・1円玉・ノラネコ・レン・ホリョ・一也・Z・ちょこけーき」の10人によって書かれたベタなラブストーリーである ※敬称略
☆時は8月中旬。 そんな私はピチピチJKの2年生♪ ☆景子「まだかな・・・」 ☆二人はベンチでお弁当を食べようとした時・・・!! ☆先輩メール本文(面と向かって言えないから、メールで言います) メリーゴーランド前 ☆景子「先輩!!」 そしてそれを陰から見てた高男。 ☆景子「でも・・・好きだけど・・・」 先輩が景子に背を向け歩きだした、その時、高男が飛び出してきた ☆高男「それでいいのかよ!そんな気持ちなのかよ」 ☆先輩「は?みんな?みんなって誰だよ・・・」 チケット2枚持っていたのは、高男が幼馴染と行くつもりだったらしい、幼馴染は高男のはっきりしない態度に飽きた模様 ☆先輩「俺、やっぱり景子が好きだ」 ☆高男「お前の兄はうまくいきそうだぜ」 1週間後メリーゴーランドに乗り込む高男と奈々ふと見たベンチには景子と先輩が弁当を二人で食べていた。 ☆奈々「お兄ちゃん達、幸せそうだね」 ちゃんちゃん |
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