「元より老人とはそういう生き物だ、成功者であれば特にな」
アーマード・コア フォーアンサーに登場する男性リンクス。
CV:速水奨
概要
反体制勢力ORCA旅団に所属するリンクスで旅団内でのNo.7。旅団創設時からいる最初の五人の1人でもあるが彼自身はAMS適性がそれほど優れているわけではないらしく、自らの知能と策謀を活かして同組織においては旅団長マクシミリアン・テルミドールの下で参謀のような役割を務めている。
表向きの戦力としては期待できないという事は自他共に認めている物の、その分裏周りでの活躍は相当なもので、旅団の一員であるヴァオーやハリは彼が引き入れたものだったり、企業上層部の老人たちと取り引きをして自分たち旅団の優位を確立させたりと様々な場面で暗躍をしているようだ。
一週目の企業ルートにおいては旅団メンバーの一員であるヴァオーと共に、旧GA本社ビッグボックスにて自分たちを打ち倒さんとやってきたウィン・D・ファンションと首輪付きを迎え撃っている。この際に発する「ORCA旅団メルツェルだ、ビッグボックスへようこそ! 歓迎しよう、盛大にな!」というセリフは彼を代表する物の一つとして有名。撃破された際にも「人類に・・・黄金の時代を・・・」と吐き漏らしている辺り、旅団の悲願達成にかける思いの強さが窺える。
二週目以降に入れるORCAルートでは彼らの真の目的―――宇宙進出の障害であるアサルト・セルの排除とそれに必要な衛星軌道掃射砲へのエネルギー確保の為のクレイドル体制の打倒という目的が明らかにされる。ORCA旅団内のお茶会でも最多の登場であり、というより殆ど彼が場を取り仕切っている。尚、オッツダルヴァの水没には彼が一枚噛んでいるようなやり取りも見られる。最終的に企業上層部との取り引きを終え、クラニアムの制圧をテルミドールに任せ、自分はビッグボックスへと向かう旨を明かしている。この時テルミドールから「勝てるものか、相手は恐らくウィン・D・ファンションだぞ」と警告されるも、それに対してメルツェルは静かに「まあ、そうだろうな・・・その時は、私が死ぬだけの話だ」と冷静に返している。飽くまでも旅団の目的はプランの成就にあり、その為なら自分自身の命すらも駒として利用する彼の渋さとカッコよさが表れたセリフとしてこれもまた有名である。
搭乗ネクストは主にGA製のパーツを多用した「オープニング」 頭部がニューサンシャイン、腕部と脚部がサンシャイン。コアがオーギルという構成になっている。武装はGA製ライフルが二丁と、グレネード、垂直連動ミサイルに核と高火力の実弾兵装が揃っている。
本人的にはマニュアルに書かれたお手本通りの戦いしかできないらしく、それを反映してかミッション中における動きもあまり良くは無い。背中の核とグレネードに気を付ければいいくらいでストーリー終盤まで辿り着いたプレイヤーなら倒せないということは無い筈。彼よりも共にいるヴァオーの方が遥かに厄介である。
尚、中の人の関係でACPPに登場した面倒が嫌いな人ことスティンガーと合わせてネタにされることも多く、実際ニコニコ動画では両者のボイスをごっちゃにした音声MADがとても多い。そしてテルミドールと同様にYARCA旅団に所属するゲイヴンというネタでも扱われている。
「YARCA旅団メルツェルだ」
「ハッテン場、ビッグ♂ボックスへようこそ!」
「歓迎しよう♂性大にな!」
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関連項目
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