概要
メルトショックとは、2007年12月13日付の総合マイリスト登録ランキングで起こった事件である。
具体的には、8時更新~13時更新の総合ランキングの1位から4位まで『初音ミクがオリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」』に関連する動画(原曲
、halyosy ver.
、ガゼル ver.
、ミク+halyosy ver.
)が並んだ。さらにはhalyosy+ガゼル ver.
も一時7位まで迫り、5位まで独占もありえたというものである。これらが全て同じサムネイルであったことから、その異様な光景を目のあたりにした多くのニコニコユーザが衝撃を受けた。
最終的なランキングとしては「沙都子は大変なトラップを仕掛けていきました」と「スキ?キライ!?パピ!!!
」が追い上げた形となったものの(→ニコニコチャート
参照)、100位までにメルト関連が9動画、10位までに初音ミク関連が7動画と、結果だけ見れば当時人気の絶頂であった初音ミクの勢いを説明付けるものだったといえる。
しかし原曲が6日間連続ランクイン(この日までに2位→7位→41位→26位→7位→2位)していたこともあり、この事態を不審に思ったyoutube板住人がボカロSNSの関与説を唱え始めるなど、関連スレッド(ニコニコ本スレ、工作対策スレ、工作支持スレ、ボカロアンチスレ、歌ってみたアンチスレ)は工作を事実化した書き込みで溢れ返った。これが元々あったアンチ行為を一層煽り、関連動画は荒れに荒れたのである。そしてこの事件以降、ファンとアンチの対立は激化していくことになる。
一方で、当日はサムネの強烈な印象からその存在に触れる声は少なかったが、実は原曲以外は歌ってみたであり、11/28の自演発覚祭り以来一時的に萎縮していた歌ってみたが復活の狼煙を上げた日でもあったといえる。
余談だが、この事件と2008年1月11日のゴースト法発覚祭り・翌日のマイメモリ法発覚を契機にニコニコユーザは次第にランキングシステムに不信感を抱くようになったともいわれる。
関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF