メロキュアとは、岡崎律子と日向めぐみの女性ツインボーカルユニットである。
概要
2002年7月から放送されたアニメ「円盤皇女ワるきゅーレ」の主題歌「愛しいかけら」でデビュー。
その後、アニメ「ストラトス・フォー」のOPテーマ「1st Priority」、アニメ「円盤皇女ワるきゅーレ ~十二月の夜想曲~」のOPテーマ「めぐり逢い」と、合わせて3枚のシングルを発表した。
2004年3月には、1stアルバム「メロディック・ハード・キュア」をリリース。今後の活躍が期待されたが、同年5月にメンバーの岡崎律子が病気のため急逝。
今後の活動の心配される中で、2005年には当時未発表だった「ホーム&アウェイ」をシングル曲としてリリースした。同曲リリース時の日向めぐみの「これからも一生メロキュアしていく」の宣言通り、現在でもライブにおいて毎年欠かさずにメロキュアの曲は歌われている。
2015年、「メロディック・ハード・キュア」発売10周年記念として、10年ぶりの新譜となる2ndアルバム「メロディック・スーパー・ハード・キュア」を8月26日にリリース。アルバム発売直後の「Animelo Summer Live 2015 -THE GATE-」の8月28日公演にはメロキュアとして初出演を果たし、翌月9月21日にはユニット結成13年目にして初となるワンマンライブ「melodic hard tour」を開催した。
エピソード
- アニメ「ストラトス・フォー」のOPテーマ「1st Priority」は、歌を収録中(しかも歌っている最中)に歌詞を変更している。岡崎曰く「ボーカル録りのスタジオで歌詞が変わったのは初めての経験。」→2003年のメロキュアインタビューより
- 2015年の「Animelo Summer Live 2015 -THE GATE-」の出演以前はメロキュアはおろか岡崎ソロ、日向ソロを全て通じても大規模なライブイベントやフェスへ出演することはほとんど無かったが、日向と親交が深く自身もメロキュアの熱狂的なファンであるクラムボンのミトの後押しもあり、異例ともいえるメロキュアのアニサマ出演が実現した。本番ではミトをベーシスト、メロキュア楽曲や岡崎のソロ楽曲の編曲も行っているの西脇辰弥をピアニスト・ハーモニカ奏者としてサポートバンドに迎え、「1st Priority」「Agape」の代表曲2曲を披露した。本番では毎年の日向のライブでのメロキュア曲披露時やメロキュアのインストアライブ時と同様に2人分の立ち位置がステージ上に用意され、同公演のパンフレットの出演者クレジットにもメロキュアのメンバーとして岡崎と日向の2人の名前が記載された。
- 「Agape」のレコーディング時のPro Toolsのデータが岡崎のコーラス音源ごと長年に渡り日本コロムビア社内で行方不明になっていたため、しばらく同曲のライブ演奏が不可能な状態が続いていた。しかし、2011年に日向のライブにサポート参加することになったミトが自身の人脈を総動員してデータを発見することに成功した。これにより2004年以来7年ぶりとなるオリジナルアレンジでのライブ再演が実現した。この出来事が後に「メロディック・スーパー・ハード・キュア」のリリースやアニサマへの出演、メロキュア初のワンマンライブ開催へと繋がっていく大きな契機となった。
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関連項目
外部リンク
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