メンタル(mental)とは、「心の~」「精神的な~」などを意味する形容詞である。
概要
医学においては精神科というと精神障害者への差別という悪いイメージがついてしまったせいか、近年ではメンタルヘルス、メンタルクリニックなどという言いかえがよくなされている。
スポーツなどではメンタルの強化も上達の重要な要素とされており、練習時のパフォーマンスをどれだけ本番で出せるか、いかにプレッシャーを跳ね返すかなども大きく成績に関わってくる。そのために行われる訓練をメンタルトレーニングと呼ぶが、その内容は指導者により千差万別であり、統一された理論があるわけではない。寺などでの精神修養もメンタルトレーニングである。
創作の世界では
日常系をのぞく創作物においては主人公などの登場キャラクターたちは総じて強力なメンタルを持ち合わせていることが多い。
彼ら・彼女らは目の前でどんなことがあってもそこで立ち止まりすくみ上がるという選択をすることはほとんどない。例えそれが人死にであろうともである。
これは物語を進める上でキャラが動かなくては話が進まないため仕方ないことではあるのだが、その結果ひどく若年でありながら、まるで幾度も戦場を潜り抜けてきたかのような動きをすることがある。極端な例を出すなら、自分のことを「悪魔」であるといい切り、無慈悲に砲撃を加えるキャラがいかに強いメンタルを持ち合わせているかは、実在の9歳の幼女を思い浮かべれば、想像は容易であろう。
その一方でメンタルが弱いキャラクターがそれを克服することも重要なエピソードになることもあり、キャラの成長物語として物語に深みを与える場合もある。
ニコニコ動画では
メンタルが重要な要素になるスポーツとしてテニスが上げられる。ミュージカル「テニスの王子様」の中では有機VS人参の試合においてメンタルの強さを表す尺度として麺→タレ→麺というつけ麺の通の食べ方を習得しているかどうかが重要になった。最終的には白菜の「ドンダバ☆デンデン☆ヌケヌケドン」の呪文を「俺デカチン」と切り返すことでH前病魔が勝利した。
また、カードゲームなどでもゲームの盤面のやり取り以上に相手のメンタル面を攻めることが重要とされている。相手のメンタルを崩すことさえできれば盤面でどれだけ不利になっていようともご都合主義により逆転勝利を収めることが可能になる。遊☆戯☆王デュエルモンスターズでは技術ではトップクラスの闇遊戯がメンタル面において非常に脆弱であったことが作中で発覚し、豆腐メンタルと呼ばれることになった。
豆腐メンタルについてはそれ以降該当者が次々発見されることになる。詳しくは該当記事参照。
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関連項目
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