モスラの歌とは、祈りの歌である。
概要
1961年の「モスラ」で初披露された歌で、モスラ関係の歌の一つ。原案の作詞は田中友幸・関沢新一・本多猪四郎、作曲は古関裕而。原詩はマレー語の古語である。
(なお、大まかな意味は「モスラよ、早く来て助けてください。平和を取り戻してくれ」の模様)
オリジナルを歌唱したのは元祖双子姉妹デュオとして著名なザ・ピーナッツ。当然と言えば当然だが、本業が歌手なので劇中でも本人が歌っており、非常に上手で、歌唱力だけならオリジナルバージョンをナンバーワンに推すファンも多い。特に中間部分のハモリ部分などは聴き応えのある仕上がりになっている。
モスラを代表する曲であり、一般にも広く知られている曲でもある。なお、コスモスが歌っているCDには日本語版も収録されている他、1971年に発売された同メロディーの「とんでこいモスラ」にも日本語の歌詞が付けられている。
なお、この歌が歌われたのは「モスラ(1961年)」「モスラ対ゴジラ」「ゴジラVSモスラ」「モスラ(1996年)・モスラ2・モスラ3」「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」のみで、オリジナルバージョンは昭和モスラのみ。それ以外ではアレンジされている。
モスラ対ゴジラの次回作『三大怪獣 地球最大の決戦』ではこの歌は使われず、代わりに作詞:岩谷時子、作曲・編曲:宮川泰という豪華スタッフによって作られた『幸せを呼ぼう』という歌がモスラのテーマ曲になっており、この映画のエンディングテーマ曲にもなっている。ちなみに、この映画の公開された1964年はゴジラ映画が2本も作られたほか、ザ・ピーナッツの全盛期でもあり、そのスケジュールはブラック企業も真っ青な超ハードなムチャクチャな労働時間になっているので、興味がある人は調べてみよう。
また、「南海の大決闘」でモスラの眠りを覚ます為に歌われた曲は「モスラの唄」という(作詞:岩谷時子、作曲:佐藤勝)。この為、ペア・バンビのみ「モスラの歌」を歌っていない事になる。
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