モナ・リザは、レオナルド・ダ・ビンチが描いた肖像画。
概要
ポプラ板縦77センチメートル、横53センチメートルに油彩で描かれた板絵で、当初はフランス王フランソワ1世が購入した作品だったが、現在はフランスの国有財産とされており、ルーブル美術館が所蔵している。
1503~06年頃、フィレンツェの商人で行政官のフランチェスコ・デル・ジョコンドの依頼で、彼の夫人リザ・デル・ジョコンドを描いたものといわれ、これはジョルジョ・ヴァザーリの著書『画家・彫刻家・建築家列伝』の「レオナルドは、フランチェスコ・デル・ジョコンドから妻モナ・リザの肖像画制作の依頼を受けた」という記述が元となっている。
作品は未完成のままともいわれるが、謎めいた女性の微笑や安らかな手の表現、スケールの大きな画面構成や立体描写の繊細さは、さまざまな点において斬新であった。
歴史的な経路など不明な点が多く、この作品は現在に至るまで研究の対象となってきた。
1974年には日本に持ち込まれ、東京国立博物館で特別展示された。
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