モンキーラップとは、NINTENDO64用ソフト『ドンキーコング64』のオープニングムービーで流れる楽曲である。
概要
ドンキーコングを初めとするコングクルー5人が軽快に踊る映像に合わせて流れる、その名の通りラップ調の歌。当時のNINTENDO64用ソフトとしてはこうした演出は珍しい分類にあたる。作詞はレア社のグラント・カークホープが担当。
歌の内容はコングクルー5人の特徴を、ドンキーコング→タイニーコング→ランキーコング→ディディーコング→チャンキーコングの順で紹介するというもの。ちなみにドンキーとチャンキーのパートを除き、各パートではゲーム内でコングクルーが武器として使用している楽器の音が聞こえる(ディディーパートではエレキギター、など)。
歌詞は和訳も含めて取扱説明書に掲載されているので、そちらを参照。
スマブラDXバージョン
『ドンキーコング64』の約2年後に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、ステージ「コンゴジャングル」のBGMとして、アレンジされたモンキーラップが収録されている。担当歌手はジェームズ・W・ノーウッドJrという黒人ラッパー。
歌詞こそ原曲のままだが、ゆっくりめで単調なテンポだった原曲に対して、このバージョンではパートごとにテンポや曲調が激しく変化する。特にタイニーパートは、収録時にテープスピードを遅めに設定したこともあって非常に早口であり、聞き取ることも歌うことも困難を極める。原曲同様にコングクルーの楽器が使用されており、ドンキーとチャンキーのパートでもちゃんと鳴るようになった。
このバージョンは、後に『ドンキーコンガ』(第1作)、『大乱闘スマッシュブラザーズX』、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』でも使用された。しかし『ドンキーコンガ』では演奏時間の関係からか、ランキーパートまでの収録。『スマブラX』では『DX』と同様にフルで収録されているが、『スマブラforWii U』では大幅にカットされ、ドンキー→タイニー→ディディーの3パートのみとなっている。
関連動画
関連項目
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