モンスターエナジーとは、アメリカの飲料会社が販売するエナジードリンクである。
概要
アメリカ、カリフォルニア州にある飲料会社モンスタービバレッジコーポレーション (Monster Beverage Corporation)が展開する主力商品のエナジードリンク。豊富な味のバリエーション、安価な価格、355mlとエナジードリンクとしては多めの量、などの理由から人気を博している。
日本では2012年にアサヒ飲料が日本国内における独占販売権を取得し展開している。[1]
現在(2016年4月)日本で販売されているのはオーソドックスな「モンスターエナジー」、フルーツジュースのような果汁入りの「カオス」、ゼロカロリーの「アブソリュートリーゼロ」、ヤバさを凝縮した「M3」、スッキリとした甘さの「ウルトラ」の6種。過去にはコーヒー飲料である「コーヒーモンスター」などもラインナップされていた。
なお競合メーカーのレッドブル同様、こちらもモータースポーツやエクストリームスポーツ、eスポーツへの後援・提携といったスポンサー活動を積極的に行っている。XGamesのスポンサーを請け持っているのはモンエナの方、と覚えておくとよいだろう。
現在は若者向けのマーケティングを行っているためか、世界シェアではトップの座をレッドブルに譲っているものの、日本国内においてはレッドブルに大きく差をつけてトップとなっている。 [2]
2019年4月には、女性層をターゲットとしてピンク色の缶が特徴の「モンスター パイプラインパンチ」を投入したところ、パイプラインパンチの生産が追いつかず5月に販売終了となるほどブレイクした。
健康面に関して
海外ではタウリンをはじめとして、様々なヤバめのブレンドが入っていることから一日の摂取量を制限されている。また、一定量以上の飲酒を禁止する警告がされており、妊娠中の女性やカフェインに敏感な人には推奨されていない。
日本で販売されているモノは独自の製法で体に優しく作ってあるので安心して飲んでもらいたい。……とは言え、カフェインが少なくない量入っている点には注意が必要で、一日に大量に飲んでいると健康に害を及ぼす可能性がある(ただしこれはコーヒーなど他のカフェイン含有飲料でも同じである)。
とはいえ、100ml当たりのカフェイン量はモンスターエナジーも他のエナジードリンクもほぼ同じであり、インスタントコーヒーよりも少ない。単純に1缶当たりの容量が多いため、リポビタンなどのエナジードリンクに比べればカフェインの総量も増えるというだけである。なお、国際的に規定されるカフェインの1日の摂取上限は180~200mlである。コーヒーにすると2~3杯分であり、モンスターエナジーなら1缶飲んでも十分安全は確保されているといえる。
余談・その他
- 飲料会社はハンセン・ナチュラル。2012年にモンスタービバレッジコーポレーションに社名変更した(同年にアサヒ飲料と契約している)。
- コカ・コーラとはお友達(株式を15%以上持っている世界的な流通パートナー)。ハンセン時代の飲料(ソーダやジュースなど)をモンスタービバレッジから譲渡され引き継いでいる。
関連動画
関連静画
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関連項目
関連リンク
脚注
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