- モータル(mortal)……死の運命、命にかかわる、致命的な。
ラテン語のモルス(mors,”死”)→モータリス(mortalis,”死すべき”)からの派生 - モータル……「死の定めにあるもの」フィクション作品や神話伝説において、神々やアンデッドなどの不老不死の存在が通常の生き物を軽んじて言う呼び名。
『ニンジャスレイヤー』ではニンジャが一般人を指して使う言葉 - モータルコンバット……『モーコン』と訳されることが多い。フェイタリティで有名
モータル(Morrtlgh)とは、クトゥルフ神話TRPGで設定された旧支配者(グレート・オールド・ワン)の名前である。
概要
ケイオシアム社が2008年に出したモノグラフ『Kingdom of the Blind』に掲載されている。
この未訳ソースブックは戦間期、すなわち1920~30年代のイギリス資料集で、チャールズ・フォートやアレイスター・クロウリー、トマス・カーナッキの能力値が載っている代物。
モータルは鋭い金属の刃物や剃刀が廻る渦の中心に光沢のある球が浮遊している姿で現れる旧支配者である。二つ名は、〈知識の雲〉(Cloud of Knowledge)、〈息子らを喰らうもの〉(Devourer of Sons)[1]。
そう考えるとポケモンのスターミーの尖った部分を増やして尖らせた存在と思えば良いのかもしれない。
それを高速回転しながら……オーロラビームが飛んで来そうと思ったらおそらく懐古厨。
この存在は旧神の封印や星辰の乱れによる眠りの影響を受けていないものの、現在はブラムリー・エンド(Bramley End)から1歩も動けなくなっている。この集落はウィルトシャー州にあり、ホブズタム(Hob's Tum)という塚に悪魔が埋められているという伝説が残っている。実はここは白魔術魔女団が14世紀にモータルを封印した場所なのだ。
この地から2,000マイル(3,200km)以内の場所で召喚された場合に、この旧支配者は自分の影とも言うべき力弱き複製を送り出す[2]。
顕現した場合にはまず生贄をズタズタに切り裂いて血煙に変え、そののち崇拝者の目と言わず唇と言わず全身に神託や呪文知識を文字通り刻みつける。
登場ソースブック:『盲目の王国/Kingdom of the Blind』ー Anthony Warren
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関連項目
脚注
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