モーフィングは、映画やアニメーションで使われるコンピュータグラフィックスである。
move(ムーブ)+morphology(モーフォロギー) のかばん語らしい。
概要
簡単に言うと、画像上である物体を別の物体へと滑らかに変形させる技術。
変形途中で一時停止することもでき、いわゆる中間地点においては『足して2で割った』状態と見られることもある。
最初に使われたのは1988年の映画「ウィロー」だが、有名になったのは「ターミネーター」の二作目に使用され、液体金属のキャラクターを表現したときから。
同世代にマイケル・ジャクソンの「Black Or White」のPVでも使われた。
ヨッシーアイランドにおけるモーフィング
ヨッシーアイランドにも「モーフィング」と呼ばれるシステムがあるが、本来の意味とは少し違う。
モーフィングするためのバブルがあり、それを取ることで中に入っている乗り物(ヘリコプター,モグラタンク,くるま,きかんしゃ,せんすいかん、のいずれか)に変身し、通常のでっていうには出来ない行動が可能になる、というシステムである。しかし、“通常の状態から乗り物の形状へ滑らかに変形する”という演出があるため、モーフィングの原義に全く当てはまらないわけではない。
なお、某漫画家の作品に“お酢を飲むと体が柔らかくなって乗り物の形に変形する”という描写があるが、単なる二次創作なので鵜呑みにしないこと。
変身している間、赤ちゃんことベビィマリオは変身した場所に置いてけぼりにされているように見えるが、特殊なバブルに守られているのでご安心を。
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関連項目
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