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ヤスデとは、ムカデっぽい虫である。漢字では馬陸、英語ではミリピード(Millipede)。
概要
動物界節足動物門多足亜門ヤスデ上綱ヤスデ綱に属する、沢山の節でつながった長細い胴体に多数の脚がある多足類である。このタイプの虫としてはムカデのほうがずっとメジャーなのでムカデと比べて紹介する。
- ムカデの胴は平ベッたいが、ヤスデの胴は円柱状(平べったい種もいるけど)
- ムカデは脚の数が多く長めだが、ヤスデの脚の数はそれよりかなり多い、そして長さは短め
- ムカデには毒があるが、ヤスデには毒は無い
- ムカデは肉食、ヤスデは基本草食で腐った葉等を食べるが、肉もやれば食べないことはない雑食
体長は日本のものは最大で7cmほど。世界最大種のアフリカオオヤスデ等になると30cmを超える。何でも食べて動きも活発で毒も無く攻撃的でもなく鳴かないため、大型のヤスデはエキゾチックペットとして人気である。
潰すと体液がすんごい臭い。威嚇する時にもこの体液を放出する。
人間に直接害を与えることは無いが、見た目が気持ち悪いため不快害虫という扱いになっている。
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関連項目
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