ヤマネ(山鼠)とは、ヤマネ科ヤマネ属に分類される齧歯類である。
曖昧さ回避
概要
ネズミの仲間だが「山鼠」の名の通り森林などに生息する。体長約8cm、尾長約5cm。背中に走る黒い縦縞と、ふさふさの長い尻尾が特徴。食性は雑食で、果実や昆虫などを食す。
木の中や岩の間に巣を作り冬には冬眠する習性がある。この冬眠期間は他のネズミの仲間と比べても非常に長い。
日本固有種。生きた化石と呼ばれるほど昔からその姿を保っており、数千万年前の地層からヤマネの化石が発見されることもある。1975年(昭和50年)に天然記念物指定。
ニコニコ市場には、ハムスターの飼育本は多く登録されているが、ヤマネの飼育本などは登録されていない。というか、日本産のヤマネは天然記念物のため個人の飼育の許可が下りない。外国産のアフリカヤマネなどはペットショップで購入できる。日本産のヤマネは多摩動物公園などで見ることができる。
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関連項目
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