ヤミラミとは、ポケットモンスターに登場するNo.302のポケモンである。初登場はルビー・サファイア。
基礎データ | |||
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名前 | ヤミラミ | タイプ | あく ゴースト |
英語名 | Sableye | 高さ | 0.5m |
分類 | くらやみ | 重さ | 11.0kg (通常) 161.0kg (メガ) |
全国図鑑 | #302 | 特性 | するどいめ |
ジョウト | #― | あとだし | |
ホウエン | #068 | 隠れ特性 | いたずらごころ |
シンオウ | #― | メガ特性 | マジックミラー |
イッシュ | #― | グループ | ひとがた |
#― | 孵化歩数 | 6400歩 | |
カロス | #123(コースト) | 性別比率 | ♂:50.0% |
アローラ | #102(SM/アローラ・メレメレ) #124(USUM/アローラ・メレメレ) #052(SM/ポニ) #064(USUM/ポニ) |
♀:50.0% | |
世代 | 第3世代 | 努力値 | 攻撃+1 防御+1 |
進化 | 進化しない |
図鑑説明
- ポケットモンスターファイアレッド、ポケットモンスターリーフグリーン
- ほうせきの けっしょうを たべる。 くらやみの なかでは りょうめが ほうせきの かがやきを はなつ。
- ポケットモンスタールビー
- どうくつの おくで ひっそりと せいかつする。 くらやみで ひとみが あやしく かがやく とき ひとの たましいを うばうと おそれられている。
- ポケットモンスターサファイア
- するどい ツメで つちを ほり いしを たべる。 いしに ふくまれた せいぶんは けっしょうとなり からだの ひょうめんに うかびあがってくる。
- ポケットモンスターエメラルド
- するどい ツメで どうくつに よこあなを ほり ほうせきの げんせきを さがしだして たべる。 やみに ひそみ めったに すがたを みせない。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイト、ポケットモンスターX
- どうくつの くらやみに ひそむ。 ほうせきを たべているうちに めが ほうせきに なってしまった。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー、ポケットモンスターY
- くらい どうくつに すみかを つくり するどい ツメを つかって ほうせきを ほりだしては たべる。
- ポケットモンスターサン
- 通常
- ほうせきが こうぶつで メレシーを ねらって つけまわしているが ガバイトに よこどり されてしまう。
- メガヤミラミ
- メガシンカの えいきょうを うけて きょだいかした むねの ほうせきは どんな こうげきも はねかえす。
- ポケットモンスタームーン
- 通常
- ほうせきの ひとみが あやしく かがやくとき ひとの たましいを うばうと おそれられる ポケモン。
- メガヤミラミ
- きょだいな ほうせきは おもいので とっさの ほうこうてんかんは にがて。 うしろからの こうげきが じゃくてん。
- ポケットモンスターウルトラサン
- 通常
- かたいツメで つちを ほり ふとい キバで ほうせきを バリバリかじる。 メレシーが だいこうぶつだ。
- メガヤミラミ
- メガシンカの エネルギーを あびた むねの ほうせきは ぼうちょうし ひふを ひきさいて とびだした。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- 通常
- からだの ひょうめんに くった ほうせきの せいぶんが うきだす。 その パターンは むげんだいだ。
- メガヤミラミ
- きょだいかした ほうせきで あらゆる こうげきを ガード。 ただし すごく おもたいので うごくのは にがて。
概要
- 史上初、弱点がないポケモンだった。ただし見破られたり嗅ぎ分けられたり相手が肝っ玉だったりすると格闘が2倍。さらに第6世代でフェアリータイプが登場したことにより弱点ができてしまった。
- ヤミラミは
だが、ミカルゲは
であり、タイプの順番が逆になっている。ヤミラミはあくタイプ、ミカルゲはゴーストタイプの印象が強いということなのだろうか…?
- 高さは0.5mとピカチュウより0.1高いだけ。バトレボなどであまりの小ささに驚くトレーナーも結構いる。
- バトレボでの動作や空の探検隊での泣き顔がかわいい。
- 口を閉じている間はわからないが、スティッチのようなキバが生えていることがわかる。
- 第4世代ではミカルゲというほぼ上位互換のポケモンが登場したせいで立場がかなり怪しかった。一応すばやさだけは勝っているが、全体でみるとサナギラスすら下回る50。正直勝ってるけどだから何?という感じが否めない。また、あとだしという使い勝手の悪い特性が追加され、厳選がやりづらくなってしまった。ちなみにもう一方の特性は鋭い目と、これまた微妙極まりないものである。
- ねこだまし、みきり、じこさいせい、てだすけを覚え(ただしてだすけはXD産のみ)、ダブルではミカルゲとの差別が容易。ちなみに猫騙しを使える唯一のゴーストポケモンである。また、爆発技が無効なので、ダブルで味方の大爆発を手助けできる数少ないポケモンでもある。(XD産ヨノワールでもできるが)
- 今まで戦場ではぱっとしなかったヤミラミだがHGSSにてフェイントを習得したことにより、ダブルバトルで相手のまもる・みきりを潰しつつ味方を爆発させる戦法が可能になった。もちろん自分はゴーストなのでノーダメージ。地味に見破るもあるのでゴーストタイプだろうと容赦なく爆発で潰すことができる。ヤミラミ始まったな。
- さらにBWではイカサマやメタルバーストを習得。イカサマは少し耐久に、メタルバーストは下記の通りあとだしを十分に活かせる。シングルでもミカルゲとの差別化は十分といえる。
- そして夢特性はなんと「いたずらごころ」。2011/9/28にPDWに追加された新マップ「古びたようかん」にヤミラミが登場した事により、ついに解禁となった。各種補助技の豊富さは今更言うまでもない。ヤミラミ超始まったな!ミカルゲなんて敵じゃないぜ!他にも先制でおにびやめいそうを仕掛けられるので硬くなれ、更にじこさいせいまであるので、弱点なしをようやく活かせるようになった…のかもしれない。
- ポケダン探検隊ではヨノワールの手下として登場。「ウィィィ──────ッ!」とショッカーの戦闘員のような声を上げる。処刑場の執行人でもあり、じゃあくなツメで主人公たちの処刑を行うが、ジュプトルの予想通りにみだれひっかきをロープに命中させてしまい失敗する。こだいのいせきではヨノワールがやられると怯えて逃げ出したが、「あんこくのみらいで」の終盤に奮起し、やみのディアルガに始末されかけているヨノワールを甲斐甲斐しく守った。
メガシンカ
- 対の関係だったクチートがXYでメガシンカを手に入れたことで、ヤミラミファンは嘆いたが、ルビー・サファイアのリメイクであるオメガルビー・アルファサファイアで念願のメガシンカを手に入れた。
メガシンカすることで、両目が赤くなり、胸の宝石が巨大化して分離した。その宝石の影に隠れてこっちを見るヤミラミがなんとも愛らしい。
- 素早さが若干下がるものの防御と特防が大きく伸び、特性は「マジックミラー」に変化する。通常のヤミラミに有効な補助技の多くを相手に跳ね返す事ができ、通常時とメガシンカ時で対処の仕方が真逆の方向に変わる。防御方面の能力も大きく伸びており、相手にするとなかなか厄介な存在ではある。一方で、ヤミラミを飛躍的に強くした「いたずらごころ」を失うという大きなデメリットもあるので、ヤミラミを使う側にとってもメガシンカのタイミングを正確に見極めなければならず、やや玄人向けのポケモンといえるかもしれない。
特性「あとだし」について
ヤミラミの固有特性。技を使うのが後攻になるというあまりメリットが見いだせない特性である。ヤミラミは元々が遅いためあまり気にならない特性ではあるがそれでもこの特性を持っていてプラスになるというケースは少ない。
ちなみにあとだし同士が対峙した場合は、素早さの遅い方が先手を取れる。
以上のように一見メリットなんて無いと思われがちであるが、以下の活用法がある。
●活用法
- みがわり→きあいパンチ
- 後攻で技が出せるので 先手身代わり→敵の攻撃で身代わり破壊\(^o^)/ という事象は防げる。紙装甲のヤミラミが敵の攻撃を体力4分の1以上で耐えるという条件もあるが、そこはオボンの実でカバーしよう。HPに努力値を252振っていれば強化アイテム持ち以外の攻撃は耐えてくれるぞ!まぁ、しっぺ返しの威力が変わらないため、大抵は交換読みか、鋼、悪等に撃つぐらいだろう。
- しっぺがえし
- 後攻で技が出せるので確実に倍返し。タイプも一致なので威力は150にもなる。ヤミラミの攻撃種族値で何を言うかと思う人もいるだろうが、対戦におけるダメージ量は技の威力>攻撃種族値である。これにより、一致100技と先制技である一致80技を使えるので意外と高火力だということは知っていて貰いたい。ただ、鋼タイプの先制持ちには敵わないぞ!ちなみにミカルゲでやれと思う人に忠告するがミカルゲはしっぺがえしを覚えないぞ!
- 優先度0以外の技
- ねこだまし、ふいうち、かげうち、カウンターなど。敵も同じ優先度の技を使ってきた場合は後手に回るので注意。
- メタルバースト
- BWで新たに習得した技。優先度がないが、後出しのおかげで確実に反撃できる。後出しを最も活かせる技として注目されている。
特性「いたずらごころ」について
ヤミラミの夢特性(隠れ特性)。変化技を先制で使うことができる強力な特性である。変化技が充実しているヤミラミとは非常に相性が良い。特におにびを先制で使えるので、ほのおタイプと特性「こんじょう」以外の物理型ポケモンにとっては脅威。メガジュペッタが出てきたことで、「おにび」と「いたずらごころ」を両立できる唯一のポケモンではなくなったが、こちらはメガシンカ枠を割く必要がない・1ターン目から「いたずらごころ」で動けるという利点がある。他にもちょうはつ、めいそう、じこさいせい、トリックなど使い勝手の良い変化技がそろっている。
●活用法
- おにび&じこさいせい
- 物理型の相手に先制でおにびをし、後は先制じこさいせいで粘りながら相手がやけどで倒れるのを待つ。弱点がないのでやけどをしている物理型のポケモンの攻撃では簡単に倒されなくなる。うまくいけばガブリアスやバンギラスにも勝てるぞ!ちょうはつを覚えさせておけば回復技や能力上昇技を覚えている相手も倒すことができるようになるかも。
- めいそう&じこさいせい
- 先制でめいそうとじこさいせいを駆使して特殊型のポケモンを受ける。この戦法も弱点がないので安定感がある。
- トリック
- こだわりアイテムやこうこうのしっぽなどのデメリットアイテムを先制で相手に押し付けることができる。みがわりやちょうはつを使われる前に押し付けられるところが強力。ちなみにエルフーンもすりかえで同様の戦術ができる。
●覚える変化技
にらみつける みやぶる あやしいひかり くろいまなざし つめとぎ めいそう どくどく にほんばれ ちょうはつ あまごい テレキネシス かげぶんしん いちゃもん ねむる メロメロ おにび さしおさえ フラッシュ じこあんじ いばる みがわり じこさいせい つきのひかり わるだくみ おだてる トリック ゆうわく うらみ |
※紫の太字は「いたずらごころ」のポケモンの中でヤミラミのみが使える変化技。
※うらみはPDW限定技(元教え技)なので、遺伝技と両立できない。
※みきりとまもるは元々先制で使える変化技なので除外。
※第四世代でしか覚えない変化技は「いたずらごころ」と両立できないので除外。
関連動画
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関連項目
- 7
- 0pt