ヤンキー君と白杖ガールとは、うおやま氏がPixiv・ニコニコ静画で連載していた漫画作品である。
概要
ニコニコ静画には2018年6月より2022年2月まで連載。単行本はKADOKAWA・MFコミックスより全8巻が発売中。
所謂ヤンキーな男性と弱視の女子高生による、かなり糖分多目のラブコメ漫画となっている。
また2021年10月から12月まで日本テレビ系列にて『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』のタイトルでテレビドラマが放送された。全10話。
登場人物
キャストは「声」がボイスコミック、「演」がドラマ版での演者。
主人公とメインヒロイン
黒川森生 (くろかわ もりお)
「黒ヒョウのモリ」と言う通称を持つヤンキー。18歳、最終学歴は高校中退。
小学4年生の時に高校3年生を倒すなど、地元では喧嘩の腕で右に出る者はいない。
左目の下に刀キズ(本人談)があり、これが原因で周囲からは疎まれている…
ヒロインである赤座ユキコにほぼ即堕ちに近い状態で惚れる。
ユキコと関わっているときは忠犬のように振る舞う。
赤座ユキコ (あかざ ゆきこ)
本作のヒロインで高校2年生。光がなんとか認識できる位の弱視。
やさぐれている一面があるが、外での補助は遠慮なく頼るようにしているため、
傍から見たらものすごく大胆で積極的に映ることもしばしば。
点字ブロックの上を歩いていた黒川に背後からぶつかった?事から物語は始まっていく。
黒川の関係者
橙野ハチ子 (とうの はちこ)
黒川の子分の一人。一見普通の女子高生でメカクレ属性の持ち主。
黒川曰く、「気づいたら後ろくっついて来ていた」とのこと。
普段からヘッドフォンを着用している。過去には子役でテレビに出ていたようだが…
緑川花男 (みどりかわ はなお)
黒川の子分の一人。ずんぐり体型にスキンヘッド。マフィア梶田と言ってはいけない
黒川とは長い付き合いでヤンキー歴も長いが、乱暴でもなく常識人。
黒川やハチ子に若干振り回され気味。
金沢獅子王 (かなざわ ししお)
演:鈴木伸之
黒川のライバル格で隣町のボス。26歳で筋トレが趣味。
黒川とは10年来の因縁で、喧嘩では黒川に一度も勝てなかったが、レンタルショップの雇われ店長として正社員の座を手に入れ、社会的なステータスでは唯一勝利を収めた。
黒川の刀キズは獅子王がつけたもので、その責任を取って黒川を養うことを度々申し出ている。
灰原凪子 (はいばら なぎこ)
町の美術館で監視員のアルバイトをしている22歳の女性。
美術館でデートをしている黒川とユキコを見て、距離感0で話しかけてくる。
黒川の昔の知り合いだが、時を経て容姿が激変したために黒川は最初凪子だと気付かなかった。
昔の知り合いということで、ユキコの知らない黒川を知っているようだが…?
ユキコの関係者
赤座イズミ (あかざ いずみ)
演:奈緒
ベンガルトラユキコの姉。大学生の20歳。
超がつくレベルの心配性で、ユキコの事をいつも気にかけている。
それ故、最初は黒川のことを「ユキコにひっつく悪い虫」と考えていたが…
ガチムチが好みと公言しており、その通りの体格の持ち主である獅子王に一目惚れする。
柴村空 (しむら そら)
演:田辺桃子
ユキコが通う盲学校のクラスメート。
視界が狭まるタイプの弱視であり、彼女も外出時は白杖を使用する。
かなり行動力がある女の子で、やりたいことは後先考えずにゴールまで突っ走る主義。
ジョギングが趣味で、お気に入りのランニングコースでよく走っているのだが…
青野陽太 (あおの ようた)
演:細田佳央太
ユキコが通う盲学校のクラスメート。光をわずかに感じる程度の全盲の少年。
その分他の感覚はかなり優れているようで、気配を察知することに長けている。
思春期の男子にありがちなムッツリスケベで、黒川とユキコの関係の進展具合が気になる様子。
茶尾 (さお)
演:古川雄大
ユキコがアルバイトをすることになったファーストフード店「BBバーガー」の店長。
ユキコが弱視であることを理解した上で、ユキコの採用を即決した。
浮ついた言動と容姿が理由で、他の店員からは「チャオ」と呼ばれている。
「従業員のための会社」を理念として店長を務めている。それにはある背景が…
補足
- なお、視覚障害者向けに耳で聞いてあらすじを理解するための副音声解説も用意されている。この副音声解説は、1990年代版・美少女戦士セーラームーンのレイ役及びセーラーマーズ役などで知られている富沢美智恵が担当した
第1話と作者マイページ
関連リンク
関連項目
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