ユウキとはゲームおよびアニメ「プリンセスコネクト!」の主人公である。
概要
ユウキはRe:Diveにおけるデフォルトのネームであり、前作「プリンセスコネクト!」ではデフォルトの設定はなく、電撃オンラインで公開されたWEB小説では「ナオ(坂井直人)」だった。
本作の主要舞台であるVRオンラインゲームに関しては特にプレイしていなかったが、ある人物の出会いで強引に参加することになったところから物語が始まる。
作中では登場人物から「きみ」「あなた」「弟くん」「お兄ちゃん」「ドSさん」「へんたいふしんしゃさん」「主さま」など様々な呼ばれ方をしているが、ユーザー間ではユイやヒヨリらから呼ばれる「騎士クン(騎士くん)」が定着している。
プリンセスナイトの力を持ち、その力で女の子達の力を高めることできる。
彼が持つプリンセスナイトの力は一桁年齢の幼女ですらクランバトルやプレイヤーのレベル上限を遥かに超えた魑魅魍魎の巣であるルナの塔の死地の最前線に立たせられるレベルまで強化でき、更に言ってしまえば女の子以外(魔物や男、更に敵すら)も強化可能。(使い方次第で敵を自爆させるような真似も…)ただし、当の本人は強化できず(ただし、死亡するレベルのダメージを軽傷レベルまで下げるジョブの永続バフはかかっているが)、プリンセスナイトというジョブに固定された代償に装備がチュートリアル時の物に固定され、強くなることが出来ない(鍛錬すれば戦闘能力は少しは上げることは出来るがこの世界における力で重要なのは元々本人が持っている才能か、装備品による強化である。彼がゲーム中前線に出てこず、戦闘地域外からの後方支援に集中しているのはそういう事情による。(ただし、前線に出ている女の子たちは全員彼のプリンセスナイトの力を受けているという設定でありイリヤが常時大人として戦っていたり、マホが魔法を失敗しないのもそのおかげである。)
ちなみにプリンセスナイトの力の内容は人によってそれぞれであり、彼の場合は非常に強力なバフに加えて対象者に代償(爆発的な生命力の消費=要するにペコリーヌレベルで腹が減る)を与える代わりに更に大きく戦闘能力とビジュアルを変化させるプリンセスフォーム化(+強制魔法少女化)、七冠及びプリンセスナイト限定で現実と同じ痛みを与え、トドメを指すとアカウントそのものを抹消(アストルムに囚われている現状では本当の意味での肉体の死)を与えることが出来るという複数かつ非常に危険な力を持っている。(現状ここまで多くの力を持っているのは彼だけであり、悪用をしないという信頼の元、前作からラビリスタよりプリンセスナイトの力を譲渡されている)
記憶を失う前から困っている人を放っておけないお人好しであり、それでヒロイン達を度々助けている。その積み重ねのせいかRe:Diveにおいてもコッコロとの会った後のランドソルでの一ヶ月の生活の内にかなりの数の女の子と知り合いになっている。
続編のRe:Diveでは、とある戦いの結果、前作の記憶は失ったうえ意味記憶喪失(意味記憶とは言葉の意味や知識、概念に関する記憶。要するに人間が人間として振る舞う為に最低限持つべき常識)も相まって幼児退行とも言える状態で一般常識を大きく欠如している。それにより美食殿のメンバー達や他の面々へ迷惑をかけてしまうことも。
主な例として
- 貨幣を食べる
- 衣服はコッコロに着せてもらう
- 街でしょっちゅう迷子になる
- 無一文なのに匂いにつられてレストランに入り、注文の方法がわからず立ち往生
- お金という概念が分からず商品をそのまま持ち帰ろうとする
- 識字率ほぼ100%な国なのに文字が読めない
- 小学生に絵や字を教わる
- 小学生レベルの計算ができない
- 保育園に入園する
- 赤ちゃんがどこからやってくるか知らない(性欲という概念すら知らず、持ってすらいない)
など、知能が幼児レベルまで落ちており、作中ではヒロイン達から教育・介護されながら冒険を続けていく。
なおこの傾向はゲームが進むにつれて改善するが、1部完結後の2部序盤でのあることにより、現在進行中である2部では再び知能が幼児レベルどころか下手すると初期より悪化してしまっている。
もっとも、根本的には変わっていないのだが。
実際進行すると同時に戻っている。
ユーザーの間ではプリコネをやっていない人から彼の奇行を指摘されると「しょーがねーだろ赤ちゃんなんだから」と返すのが鉄板になっている。
アニメ版において
アニメ版でもお金を食べるなどの行動自体は変わらないものの、アニメという媒体ということもあり、仕草などがいかにも「赤ちゃん」らしく描写されつつ、可愛げがあるものになっている。
また原作ではコッコロと出会った後、しばらくは宿屋暮らしで本格的に働きに出るのに一ヶ月ほどのラグが存在するが、アニメでは宿屋の料金が原作より高いのかコッコロの持ち合わせが少ないのか不明であるが働きに出るタイミングが早められているため、まだ女の子と多数出会っていないようである。
戦闘力はとても低く、狼にも勝てないへっぽこであるが、プリンセスナイトの能力は健在であり、それにより女の子たちを強化できるのも変わらず、プリンセスナイトの永続バフ(死亡するレベルのダメージを軽傷レベルまでに大きく下げる)によりアホ面狼に何度噛みつかれようが、魔物に普通なら死ぬレベルのダメージを受け吹っ飛ぼうがギャグアニメのようにケロッとしている。
また、へっぽこだが朝一に起きて剣の練習をしていたりと、努力家でもある。
なお原作だと個別キャラストーリーなどで恋愛のフラグを無自覚に乱立させていたが、それらもなく、また原作より女の子達と関わる機会が少ないこともあり、ラッキースケベみたいなこともないため、人畜無害という印象が強い。
ただし少なからず好意を抱かれてはおり、エリコからは目をつけられたり、シズル・リノからは原作と変わらず好意を抱かれたりと好かれやすいことには変わりがない。
なお原作においてへんたいふしんしゃとリトルリリカルの3人からは言われていたがそれらはオミットされ「ししょー」となった。
ニコニコ動画でのコメント欄ではだいたい視聴者達をママ化させている。
以下2期5話ネタバレ注意
2期5話において実はゲーム版15章においてのある選択肢を選んだ後の騎士君であることが判明した。その際、ゲーム版においては片方の選択肢を選べばそのまま生き返りラスボスと決着をつけるのだが、もう一つの選択肢を選んだ場合は一番最初の章の話に戻されるような話が展開されるのだが、アニメ版においてはその選択肢を選び戻ったということが判明した。
ただしゲーム版とは違い、1期1話の際は涙を浮かべてない。また4話のアバンパートもムイミの姿がゲーム版とは異なるなど前のループも厳密にはゲーム版とは異なると考えられる。実際、2期終盤では何度かのループという言及があった通り、既に数回は繰り返している可能性もある
他作品での活躍
Shadowverse
第15弾カードパック「アルティメットコロシアム」でのアディショナルカードとして実装された。
能力
カード名 | プリンセスナイト |
クラス/レアリティ/タイプ | ニュートラル/ゴールドレア |
コスト 攻撃力/体力 | 3 進化前:3/2 進化後:5/4 |
効果 | (進化前) 突進 ファンファーレ 「ファンファーレ を持つフォロワー(プリンセスナイトを除く)」をランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。 (進化後) 進化時 自分のPPを1回復。自分の手札の「ユニオンバースト を持つフォロワー」すべてのユニオンバースト を-2する。 |
備考:ユニオンバーストについて
ユニオンバースト
このターンがユニオンバーストの値以上のターンなら働く。
自分のターン中、自分のフォロワーが進化したとき、自分の手札のこのカードのユニオンバーストの値を-1する。
解説
原作通りプリコネコラボキャラたちのユニオンバーストを引き出せる性能として実装。ファンファーレのサーチ効果はプリコネコラボキャラ全員がファンファーレを持つため、実質ユニオンバースト持ちのカードを引き込めるかもしれない効果となっている。ただし、現実的にはファンファーレを持つカードは多いためユニオンバーストを持つカードが来るかどうかは別問題である。また、ネメシスはプレイアブルキャラが割り当てられていない都合、次の効果も含めてプリコネコラボキャラを引き込むために使われることはない。
進化時効果ではPPのささやかな回復とユニオンバーストを2減らす効果が発生する。これによりユニオンバーストは3減る。「2減るって書いてあるじゃないか」と言われそうだが、プリンセスナイト自身の進化で1減るため3減るのである。これはとんでもない効果であり、仮に手札にユニオンバースト持ちのカードを用意して後攻4ターン目にプリンセスナイトに進化を切って5ターン目にも適当なフォロワーに進化を使えば、6ターン目にはユニオンバーストが飛んでくる計算である。ユニオンバースト自体には追加コストの支払いがないため、ゲーム中盤から使用コストの割には派手な効果が飛び交うこととなった。
アンリミテッドではファンファーレサーチ効果を活かして骸の王ネクロマンサーのサーチカードとして使われている。骸の王はファンファーレで場のすべてのカードを破壊するが、高い能力値に加えて場に4枚カードが並んでいれば0コストで使用できる盛大なコストの踏み倒しが可能。3ターン目が来る前に場に3枚カードを出してプリンセスナイトが場4枚目のカードにすることで骸の王が0コストで使用可能となる。
関連リンク
関連項目
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- 0pt