ユウゴ/フェニックス単語

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フジタユウゴ

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フェニックスとは、仮面ライダーウィザードに登場する幹部怪人である。

劇中での人間時の姿、そして変身時の声は篤海が演じた。

とっとと編集者を絶望させてこい！

不死鳥・フェニックスをモチーフにしたファントム。
普段は人間・ユウゴの姿をしているが、本来の姿は炎のように全身が真っ赤なファントムである。
ファントムの中でも高位に位置し、謎の存在・ワイズマンに付き従い行動する。

フェニックス（＝不死鳥、火の鳥）の名が示すとおり、「何度倒されても復活する能力」を備えている。復活する度に魔力が強くなる戦闘民族みたいな特徴も併せ持つ。驚異的な再生能力を持つ一方で、蘇生の際は魔力を激しく消費してしまうため、再生して直後は休息を取らなければならず、暫くは戦闘行為などができなくなるようである。
また戦闘では火炎を纏った大剣「カタストロフ」を自在に振り回し戦うほか、「地獄の業火を操る能力」を用い相手が放つ魔法を焼き払って無力化できる力も持っている。当初は不死鳥という名前の癖に飛べなかったが、死と再生を繰り返し飛行能力も獲得した。

とても好戦的な性格で、なにかと理由を付けてウィザードと戦いたがる。基本的に暴れることしか考えていないため、「ゲートを絶望させファントムにする」という任務には不向きであると思われる。そのため基本的には他のファントムがゲートの元へ赴き、フェニックス自身は長らくメデューサ共々傍観者の立ち位置であった。

「知能に乏しい脳筋」「ライダーに倒されてもしぶとく生き延び、何度も立ち塞がる」などの点から段々ネタキャラとして定着し始めており、近年のシリーズで登場した幹部怪人・ウヴァやニセダディ速水校長と比べられる機会も少なくない。公式の説明で『態度は大きいが、メデューサよりも能力は劣るようだ』と紹介されているのも、これらの要素を定着させるのにさらなる拍車をかけている。

もっともフェニックスの場合は過去に登場した怪人達と違って、（不死身ゆえに）死に対する恐怖を全く持ってない様子が見える部分が他の怪人達とは一線を画していると言えるだろう。

略歴

当初はメデューサと共にファントムに指令を下す立場にあったが、第8話にてワイズマン直々の出撃命令を下されたことで自ら出陣。ワイズマンとメドゥーサの入れ知恵によって、ゲートたる少年・洋樹を絶望させるために彼の母親に重傷を負わせる等のえげつない手段にも手を染めている。同時に現場へ駆けつけたウィザードに対しても、これまでにウィザードが戦ったファントム以上の力を見せつけウィザードを破ってみせた。
続いて父親を手に掛けようとしたが、復活を果たしたウィザードに救助された事をきっかけに再戦するも、新たな力・フレイムドラゴンを手にしたウィザードの必殺技により倒される。
しかし、前述の通り不死鳥さながらの「何度死んでも再生・復活する能力」を持っているため、同放送回の最後に生還、ミサ（メデューサ）の前に姿を現した。そして嫌味を言われた。
続く11話で再びウィザードに戦いを挑んだが、最後は「いつか必ずお前を倒す」という旨の捨台詞を残し撤退した。

さらに16話では魔力が完全に回復した事もあり、「ゲートを絶望させる」というファントムの目的すらも棚に挙げてウィザードに戦いを挑む。フレイムドラゴンの必殺技を受けても耐えるほどにまで強化されたが、更なる力であるウォータードラゴンの必殺技（「ブリザード」の攻撃を耐える→ブリザードの魔法陣に向けてウォーター・シューティングストライクを発射→水の弾丸を発射する→ブリザードの効果でフェニックスが凍る→「スペシャル」で発動したドラゴンの尾で砕かれる）を受けて再び倒され、また復活した。

その後はあまり前線に出る機会も少なく、次第にワイズマンへの不満を募らせていた。やがて大門凛子との交流を経て、「俺は俺のやりたいように暴れてやる！」とワイズマンの陣営から離反した。度重なる復活を経て、メデューサやウィザードの力では抑えきれないほど魔力はさらに強化されている。特に倒されてから復活するまでの時間がとんでもなく短くなり、新たに背中の炎の羽で相手を焼きつくす力も手に入れた。