※この人物はあのキャラクターとは一切関係がありません!
ユリ・ゲラー(Uri Geller)とは、イスラエル出身の超能力者、マジシャンである。(1946~)
概要
2020年現在はイギリス在住だが、イスラエル出身で、ハンガリー系ユダヤ人の家系に生まれる。1970年代頃から超能力者としてテレビ出演し、超能力ブームを巻き起こした人物である。特にスプーンを物理的な力ではなく超能力で曲げる「スプーン曲げ」を得意とし、他にもテレビを通じて壊れた時計を回す、透視を行うなどで話題となった。
あれこれ
- 彼が本当に超能力者かはここでは断定しないが、「一種のマジック」だと同業のマジシャンや科学者に指摘されている。
- 精神学者のジークムント・フロイトは彼の親戚である。
- Mr.マリックなどに影響を与えた一方、超能力、オカルトブームの立役者となり、ひいてはさまざまなカルトを助長してしまった。
- 2000年に某京都の花札メーカーに対してその会社が販売していたモンスターを集めて戦わせるゲームにおいて「自身をモデルとしたキャラクターを無断で使われた」「そのキャラクターは悪役であり名誉を棄損された」とアメリカで裁判を起こしたことで当時の若い世代にも知られるようになった。
- その際、裁判でメーカー側の弁護士が「このキャラクターは超能力が使え、スプーンを曲げられます。このキャラクターのモチーフがあなただというのなら、この場でスプーンを曲げてみてください」と言われ敗訴した、という話がまことしやかにささやかれているが、どうもこれ、言っていない台詞であるようである。そもそもユリ・ゲラー氏は何度もスプーン曲げを披露しているのだからそう言われたら手品でもいいから曲げて見せればいいだけの話である。実態としては「アメリカでは全然違う名前で呼ばれているのだからアメリカの裁判所の管轄外である」として却下されたのが真相のようである。
- 悪役と言うのは図鑑に「テレビに不気味な影を映し、それを見ると不幸になる」「頭痛を起こす」と書かれていることのようである。「わるいユンゲラー」というポケモンカードのイラストがインチキでスプーンを曲げていることも問題だったとも言われている。また、頭の五芒星は自分がユダヤ人であることを揶揄し、股間の模様がナチスの突撃隊のマークに似ていることも問題であるとした。
- 実在の人物をモチーフとした初代ポケモンにはエビワラー(海老原博幸)、サワムラー(沢村忠)、ケーシィ(エドガー・ケーシー)、フーディン(ハリー・フーディニー)、カビゴン(西野弘二)がいる。この騒動の後は実在の人物をモチーフにすることは自重していたが、第五世代ではダゲキ(大山倍達)が登場した。ただ、キャラが出た時点で沢村忠と西野弘二以外は死亡しており、西野氏のは内輪ネタであったため大きな問題にならなかったようである。第一世代当時はメチャクチャ弱いポケモンのモチーフにされたにもかかわらず沢村氏は特に訴えたりとかはなかったようである。
- 後にバンダイナムコが『アイドルマスターシンデレラガールズ』の堀裕子のモチーフに勝手にした・・・ということはないはずである。『涼宮ハルヒの憂鬱』の古泉一樹のモチーフでもある・・・ということはないはずである。超能力ブームを経て、スプーン曲げと言う超能力はすでにユリ・ゲラー個人の物でなく、汎用的なものとなっており、どちらのキャラもそこからの造形だと思われる。
- 2020年になってから、20年越しになんと和解しユンゲラーの存在をタブーとは今後はしないことを公表した。今後はユンゲラーに課されていた謎の嫌がらせのような仕様やカードへの出演出禁が解除され大手を振ってポケモンカードに出たりすることが出来るようになった。このことはファンに衝撃を与え「20年越しのことでびっくり」「和解できてよかった」という声が寄せられた。
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https://twitter.com/TheUriGeller/status/1332794451727691777
(訳:20年前にしたことは本当にすまなかったよ。子供たち、そして大人になった当時の子供たち、その禁止をやめます。カダブラ(ユンゲラーの英語名)のカードを復活させるかは任天堂にお任せします。それは今ではもしかしたら最もレアなカードの一つになるかもしれません。みなさんにたくさんのエネルギーと愛を!)
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