ヨミノアシロ(黄泉阿代、学名:Abyssobrotula galatheae)とは、アシロ目アシロ科に属する魚類である。
概要
ヨミノアシロ | |
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目 | アシロ目 |
科 | アシロ科 |
学名 | Abyssobrotula galatheae |
英名 | - |
細長い形をした体長10cmほどの小型の魚。大きめの頭部と口を持ち、目は退化して皮膚に埋没しかけている。超深海底の海溝付近に生息しており、海底にいる小さなゴカイやヨコエビの仲間を食べて細々と生活している。
水深8,370mという全魚類の中での最深生息記録を持つことで知られており、この記録は発見から50年以上塗り替えられていない。
…とされてきたが、2021年の再検討によって実際は水深7,965mではないか、などと言われている。これが正しければ最深記録保持者はマリアナスネイルフィッシュ(学名:Pseudoliparis swirei、マリアナクサウオとも)の撮影水深8,178m・採取水深7,966mとなる。どちらにせよすごい魚である。
本種ヨミノアシロが属するアシロ目の魚は約380種類からなる大きなグループで、そのほとんどが深海に生息している。
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